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サウンドディレクター座談会Vol.1を開催するまでのわたし

先日3/26、DeNA本社にて「Game Developer’s Meeting サウンドディレクター座談会Vol.1」が開催されました。

無事終了することができまして、関係者・参加者のみなさま、まことにありがとうございました。

内容については、後日GENOMというサイトにて記事が公開されると思います。イベント時にインタビューとかも受けていたので。
なので、その時にまた改めて伝えたかったこと・共有したかったことなどnoteでも書いてみようと思います

今回はそれとは別に、イベント前後にまつわる自分の思考についてちょっと纏めたいと思います。
とりとめのない唐突な自分語りかもしれませんが、思考整理にお付き合いいたける方がおられましたら嬉しいです。

イベント開催のきっかけ

ただの事実なのですが、弊社サウンドは人がすっごい少ないんですよね。
いろんな人に「今サウンド何人なんですか?」って聞かれては答える度に(マジかコイツら……)みたいな顔されます。
なので、ちょうど求人募集したタイミングで対外アピールする場所がほしいですね〜みたいな話してたとき、GameDevelopper'sMeeting(以下GDM)でサウンドをテーマにした会をやりますか?くらいのノリだった気がします。

あれ?ネタ決めてゲスト登壇者決めるのが自分になる流れが自然すぎて全く覚えていない……まぁそういうキャラなんでしょうわたくし。

イベントの自己紹介文にもありましたが、自分は10年以上ずーーっと曲とか効果音(ほとんど効果音)を制作会社で作り続けてきた人間です。
そんな自分がなぜ今メーカーでサウンドディレクターをしているのか、それは下請け孫請けで仕事してる時に「もっとクライアントにサウンドがわかる人が増えれば世の中に良いサウンドのあるコンテンツが増えるのに!」ってずーーーーーっと思い続けてきたからです。

いやね、そりゃ請ける側もその辺も考慮して自発的に改善提案したり出来ることはたくさんあります。そしてやってきました。なんなら今もそう提案してもらえる方々に助けてもらってばかりの日々です。
でもやっぱり大元がしっかりコントロールするのが一番だと思うんですよ。
例えサウンド専門職の方がいなくても、上手くやれるはずなんです。
その為に何が出来るかを大体毎日考えてて、その1つが今回になります。

開催準備期間の思考

イベント開催の提案いただいたんですが予定日まで実はあんまり時間ありませんでした。
そこまで凝った発表は難しいだろうということで座談会形式にしようとは早めに決めました(GDM自体が座談会形式が多いみたいなので)

座談会ということは当然対話する相手が必要なわけで、サウンドの話出来るの社内にいねーっつーの!って事で当然ゲストを呼ぼうと考えました。

そこで、まず最初に土屋さんが思い浮かんだわけです。
実は土屋さんとはまだお会いした回数も少ないんですが、普段の発言からもう「自分の考えの先を行く人だ」と信じていました。
実際イベント本番もガンガン話進めてくれて頼りまくってましたガハハハ!いや、どうもすいません。

そしてもう一人丸山さんです。
丸山さんは以前から縁がありつつ、やっぱり現状のウチと同じモバイルでのお話が聞きたいと思いお声がけさせていただきました。

正直お二方あってのイベントなので、登壇依頼に快諾いただいて有り難かったです。

登壇者が確定したら、イベント内容を詰めて行きます。
すると当然、詰めて行く最中でいろんな話が聞けます、爆アド(爆発的アドバンテージ)です、みんなもイベント主催して業界の強い人呼びましょう。

なお時間が足りないのは想定通りでした。

イベント終わってからの思考

いろんな人に「あるある!って思いました」と言って頂けたので、やはり皆んな同じ感覚なんだなと確認できたのはよかったと思います、実感大事。
でも、それなのにそれについてちゃんと考えて話す機会が何故ないのか、とか考え始めてます。

これもお話したような気がしますが、自分は最先端の知識を研究したり最高峰の技術を研鑽するようなタイプではないです。
ただ、「当たり前」とされるレベルを上げたいと思って居ます。

サウンドディレクターって器用貧乏なので、当たり前のレベルが上がればそれがディレクションのレベル向上になるんじゃないでしょうか。
安易すぎますかね?(笑

ほんと、つまんない事で悲しみを背負うのを無くして行きたいですね。

なんかめっちゃ壮大になって来た……!!
今後ともぼちぼちがんばりましょう〜(雑な〆)

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