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レポート「アラビア語で自分の名前を書いてみよう!〜魅惑のアラビア語への第一歩〜」

2017年2月21日 (火) 新橋 Basis Point にてイベント「アラビア語で名前を書こう〜魅惑のアラビア語への第一歩」が開催されました。

■ 今回の講師は、梅原 春奈さんです。

​​ 「アラビア語の魅力に少しでも触れて欲しい」 梅原 春奈

世界情勢やイスラーム文化の観点から注目が高まるアラビア語。
ただ、私たち日本人からすると、“ミミズのような文字?” “危ない地域で使われている言語?”といったネガティブなイメージを持つ人も多いです。

私は、紛争やテロの勉強をしたい、国際的に活躍できる人間になりたいという背景から、アラビア語を大学で学ぶに至りました。
言語だけでなくアラビア語圏の文化や歴史、政治なども含めて理解を深めていきました。
アラビア語は文字としての芸術性、音としての流れといった、言語としての役割以上に美しいものだと感じ、その魅力にどんどん引き込まれていきました。

アラビア語は知れば知るほど奥が深い言語ですが、同時に、日本語とは文字も文法もかけ離れた言語なので、本格的に学習することは非常にハードルが高い言語でもあります。

そんなアラビア語を少しでも多くの人に身近に感じてもらいたい、アラビア語の魅力に少しでも触れていただきたいという想いから、講師をさせていただきました。

今回レポートを書いてくださったのは、Roots Lab.のイベントに参加以来、常に場を盛り上げてくれている永井さんです。それでは以下、活動レポートをご覧ください。

私(永井)は都内の小さな不動産販売会社で営業兼運営の仕事をしています。
日頃から様々な分野のお客様と関わることが多く、常に幅広い知識や会話力・想像力などが求められる仕事でもあります。

ちょっとした知識から会話が広がりを見せ、信頼を勝ち取り、のちに何千万の契約に結びつくという事も少なくありません。
今回私は、自分の見識を広め、更にウィットに富んだ会話力を身につけるべく、イベントの企画段階から参加させて頂きました。

とは言っても、今まで一度もアラビア語圏には旅行したことがなく、触れたこともなかったため、初めは全てがハテナだらけでした。

気さくな梅原先生(笑)から「ミミズみたいな文字だよ〜」とか「右から書くんだよ〜」と言われて、初めにイメージしたのはアラビアンナイト!それから魔法の絨毯!!

実際に、アラビア語の一覧表を見ながら自分の名前を書いてみると…
アラビア語って文字を書くというより絵を描いてるような感じですね。
右から左へぐねぐねくるくる。

だんだんと描く・・・いや書く事自体の楽しさにハマっていきました。
バランスを取ってそれっぽく書くのは難しいな…
練習用紙がみるみるミミズだらけに…

参加した皆さんの文字を覗いてみると、イモムシやカタツムリのような文体でなんだか可愛いらしい。

​しかも文字の書き方に個性が現れやすい書体なのか、それぞれの味があってまた面白い。

最後に、Women's Dialogueで企画制作をされている西野さんの提案で、黒いプレートに名前を書いて・・・オシャレなオリジナルネームプレートの完成です♩​

​銀や金の文字がアラビアンナイトっぽい魅力的な雰囲気を醸し出していました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

ネームプレート、宝物にしたいと思います!

今回、学びの場を作って頂いた梅原さん、Roots Lab.の皆様ありがとうございました。(記 永井)

最後に

参加者の皆さんには、アラビア語の基本や、芸術性、イスラーム教との関係をお伝えした上で、ご自身の名前をアラビア語で書くというワークに挑戦していただきました。

本来は、いきなりアラビア語を書くというのは難しいことですが、文字の一覧表を見ながら、真剣にアラビア語を解読しようという皆さんの姿勢を嬉しく思いました。

アラビア語の見た目としての芸術性に興味を持った方がいたり、アラビア語へのイメージが変わったという声もあり、イベントを開催して良かったと感じました。

外国語を学ぶというのは、その地域の文化を理解する入口でもあり、そこから個々人の興味に合わせてアンテナが広がっていくといいなと思っています。

今回のイベントで、自分自身のアラビア語への想いを改めて感じる機会にもなりましたので、ここからまた新たな一歩を踏み出せたらと思っています。(記 梅原 春奈)

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