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【転職で悩んでいる人必見】『1万時間の法則』を続けたらとんでもないことに...!!

「あんな発想するなんてあの人は天才だ!」
「あの実績を出すなんてあの人には才能がある!」

私たちも仕事をしていれば、「あの人にできて、自分にできないこと」を否が応でも痛感させられることがあるはずです。

しかし、日々仕事に真摯に向き合い、懸命に取り組んでいく中で結果を残していく為には、やはり"才能"が全てなのでしょうか。

もし私たちの日々の"頑張り"が叶うのであるなら、一体私たちはどれぐらいの時間を費やせば、プロのエキスパートとして、一流の技術を習得することができるのでしょうか。

今回はその技術の習得に関する、記事をご紹介いたします。

■1万時間の法則とは

英国のマルコム・グラッドウェル氏の著書『天才!成功する人々の法則』にて紹介され、「1万時間の法則とは、どんな分野の一流の技術を取得するには1万時間程度継続することが必要である」と結論とされ、社会に大きな反響を及ぼしました。

特に著書の中にて、音楽学校のプロとアマチュアの人などを比較すると、それまでどれくらい練習してきたかに差があって、コンサートのプロレベルは1万時間だった、というのが「1万時間の法則」の一つの根拠としてしばしば挙げられるのは有名です。

■習得する時間の目安

それでは1万時間というのは、仕事や趣味に使う時間に換算すると、どのくらいの期間になるのでしょうか。

平日8時間 ⇒  約4年9ヶ月
毎日12時間 ⇒  約2年3ヶ月
週末2時間 ⇒  約48年


いかがでしょうか。

その道のプロとしてやっていくとなると、平日8時間の通常業務だけをしていると5年弱(4年と9ヶ月)でようやく『その道のプロ』になれます。
(残業を日々頑張っている人は、なんと3年もあればその道のプロになることができる計算ですね...!)

「1年や2年で仕事ができない」、「思ったような成果が上がらない」と悩む人も多いかと思いますが、その期間で成果がでないのは、1万時間の法則的に言えば、まだ"半人前"の為、成果がでなくて当たり前のことなのかもしれません。

■私たちができること

社会に大きな反響を与え、賛否両論ある"1万時間"ですが、私たちはあくまで「成功する為には下積みが期間が必要であり、そこで絶えず努力をし続けることを示してくれた」貴重な著書であることには否定のしようがありません。

もちろん、1万時間に絶対的な意味があるわけではなく、あくまで一つの目安です。
特に、分野やそのひと自身の取組みの"質"によっても、上記の習得時間は変わるかもしれません。

しかし一つの事実として、スキルの習熟やその道のプロとして生計を立てていくことに長い時間を必要とするということは知っておく価値があると思います。

一般的に、周りの人が成功している人を見て、「あの人は天才だから...」と簡単に"才能"という言葉で片付けてしまいますが、

実際には、成功している人たちは「苦労や努力を1万時間も繰り返してきた」という面にもっと焦点が当たって良いと思います。

そして、私たちも成功したいと思うのであれば"才能"云々ではなく、地道に長い期間継続的に取り組む方が、"天才(成功者)"に近づけるのかもしれません。

石の上にも3年。

地道にコツコツ目の前のことからやっていきましょう。

■さいごに

今回も最後までご覧いただきましてありがとうございました。

拙い文章ですが、未熟ではありますが、これからもどうぞよろしくお願い致します。

また今回、『天才!成功する人々の法則』を紹介してくれたK君。本当に良い本を紹介してくれてありがとう。
コロナが落ち着いたら、ぜひご飯でも食べに行こう。
(もちろん私が奢らせていただきます)

読者のみなさんとも交流できればこれ以上嬉しいことはありません。

ぜひみなさんの意見や反応をコメント欄などで気軽に教えてください。

よろしくお願いします!

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