【ウィーン旅行記】1日目〈ホーフブルク宮殿&オペラ〉
ウィーン観光1日目続きです。
前半はこちら
ホーフブルク王宮周辺
ランチ後はいざ王宮へ。
ホーフブルク王宮周辺はとても広い!
しっかり見るためには半日は必要です。
・マリアテレジア広場
正面にマリアテレジア像、左手に美術史博物館、右手に自然史博物館。
マリアテレジア像の前に、翌日のモーツアルトコンサートを手売りしている人がいました。興味は少しありましたが、話している内容が半分ほどしか理解できず、なんだか怪しさも感じてしまい(笑)お断りしました。
・ホーフブルク宮殿(シシイ美術館)
ハプスブルク家の歴代皇帝が暮らした宮殿。
建設が始まったのは13世紀ごろからで、ハプスブルク家の繁栄とともに増改築され、王朝終焉の1918年まで焼く約700年もの間使われていたそうです。
前の広場にはカール大公像と、プリンツオイゲン騎馬像があります。
数々の歴史と共にしてきた場所であることを感じます。
旧王宮内のシシイミュージアムに入る前の広場には、フランツ2世像がありました。
フランツ2世像の前では楽器を持っている人がたくさんおり何かが始まりそうな感じでしたが、何なのかわかりませんでした....!
入場料を払ってシシィミュージアム内へ。
ありがたいことに日本語解説があり、
携帯電話のようなもので説明を聞ききながら中をめぐるスタイルでした。
これがかなり詳しく解説してくれ、全部聞きながらじっくり見ていたら軽く2時間は経過していました。
日本でも人気があり、何度もミュージカルの題材にもされてきたエリザベートですが、伝説的な存在であり数々のエピソードがあることを知りました。
本当はエリザベートの姉が皇后になる予定だったのにヨーゼフ1世に見初められ王宮入りすることになったこと、しかし宮廷生活が合わず旅を繰り返すにようになったこと、エリザベートがかなり美容に気を使っていたこと、1898年にジュネーブで暗殺されるまで…エリザベートの生涯に思いを馳せながら、歴史についてもじっくり学ぶ機会になりました。
館内は撮影NG。
皇帝の部屋やシシイの部屋など、豪華絢爛な様子が広がっていて、しっかり目に焼き付けました。
こちらは敷地内にある国立図書館。
ディズニー美女と野獣のモデルにもなったとも言われる場所で、かなり美しいと聞きましたが、
歩き回った疲労と、今までの満足感とで今回は入りませんでした。
・マクドナルドで夜ご飯
リンク内周辺を一通り観光したところで、本日のメインでもあるオペラ鑑賞に備え、腹ごしらえを。
ウィーンのマックってどんなんだろう~日本と違うのかなあ~と興味本位で入りましたが、正直日本のマックの方が美味しいような…と思ってしまいました。笑
また、トイレが有料でした。
ヨーロッパではところどころトイレが有料のところがあります。
ウィーン国立歌劇場でオペラ鑑賞
いよいよ本日の最後は、楽しみにしていたオペラ鑑賞。1か月ほど前にインターネットでチケットを購入しました。
演目は「カルメル派修道女の対話」
作曲は20世紀フランスを代表する作曲家フランシス・プーランク。
原作はドイツの作家ゲルトルート・フォン・ル・フォールの小説『断頭台下の最後の女』。
オペラといえば恋愛ものというイメージでしたが、これはかなりシリアスな話。フランス革命期のコンピエーニュにおけるカルメル会修道女の処刑を題材としていて、終始かなり重いシーンが続き、明るいシーンひとつも無かったような気がします。
イタリア語だったので、全然言葉は理解できませんでしたが、最後の修道女たちの処刑のシーンはかなり印象深く、おそろしかったです。
席は奮発して3階ボックス席の1列目をとりました!お値段2人で370€。
なかなかのお値段ですが、せっかく行くならと思い、めちゃくちゃ吟味して席を選びました。
モニターの字幕に日本語はなかったので、英語を選択。しかしオペラの英語は日常会話とは違う部分が多く、あまり理解できず…。
事前に見たあらすじを頭の中でなぞりながら理解すべく奮闘しました。
でもやっぱり言葉が分からないと途中でウトウト・・楽しみにしていたのにもったいない・・・
それでも、生のオーケストラ演奏、オペラ歌手の生歌は圧巻!
約3時間もの長い時間、ベストパフォーマンスで歌い演技きるのは本当にすごい。
また、ゴージャスなドレスコードの方が多く、雰囲気に酔いしれ、貴族気分を味わえました。
オペラ終了後は結構な雨が降っていたので、またUberを呼び、帰りました。
大満足のウィーン1日目。
沢山の刺激をうけ、ホテルでは爆睡でした!
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