天盃龍への次元障壁のタイミング

前書き

本記事では下記の略称を使用します。
通常召喚=ns
特殊召喚、シンクロ召喚=ss
リンク召喚=ls
効果の発動=ef

この記事について

2024年2月現在、【天盃龍】は環境トップに存在しています。天盃龍はシンクロ召喚および後攻1ターン目の1ターンキルを狙うデッキであるため、天盃龍へのメタとして次元障壁の採用が考えられます。対する天盃龍においても、次元障壁への対策として賜炎の咎姫を絡めた展開方法が考案されています。本記事は天盃龍を相手に次元障壁を使用するタイミングとその裏目について記載します。

天盃龍の咎姫展開について

前提となる条件は下記
・相手の墓地に炎属性のモンスターが存在する
・相手の場にモンスターが存在する
・自分の場にチュンドラおよびファドラ(効果未使用)が存在する
展開ルート
チュンドラ+ファドラ→ヒータlsef相手モンスターss
ヒータ+相手モンスター→咎姫lsefファドラssefチュンドラss
咎姫+チュンドラ→レイジングフェニックスls
レイジングフェニックス→ジーランティスlsef
咎姫efssファドラ破壊レイジングefss
最終盤面:ジーランティス、咎姫、レイジングフェニックス(合計攻撃力9600)

天盃龍の展開例

通常の天盃龍の展開が可能であり、かつ咎姫展開に移行できるファドラ+チュンドラの展開例を記載します。
手札:ファドラ、チュンドラ
展開ルート
ファドラnsチュンドラefssファドラ+チュンドラ→バイデントss
バイデントefファドラssefチュンドラssバイデント+ファドラ→トランセンドss
最終盤面:トランセンド、チュンドラ

上記の展開例を参考に、以降は次元障壁を使用したタイミングごとに裏目を記載します。
この記事では、裏目=ライフを8000削られることと定義します。

ドローフェイズ~スタンバイフェイズ

発動時の盤面:なし
裏目:PSYフレームギアε、咎姫展開
備考:PSYフレームギアについて、誘発を多く積むタイプの天盃龍ではPSYフレームギアγを採用する場合があります。このため1試合目にγやPSYフレームドライバーが見えたのならεをサイドインする可能性を考えてよいと思います。

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