※この記事には逃走中『沈黙の巨大迷宮』『沈黙の巨大迷宮2』『美女とハンターと野獣』のネタバレが含まれているのでご注意ください。

↑前編はこちら

【前回のあらすじ】
超過密スケジュールで決行した群馬埼玉トリプル聖地巡礼ツアー。午前中は群馬・館林に赴き『よりもい』の舞台を堪能。しかし猛暑の中2時間近く休憩なしで歩き続けた結果早くも足は悲鳴を上げはじめる。それでもロゼロは「電車の中で休めるだろ」ととても「限界は超えないためにある」が信条の人間とは思えない結論を出し次の目的地へと向かうのだった————

12時ちょうど、群馬県・茂林寺駅を経ち久喜駅へ。そこから乗り換えで向かうのは埼玉県・新越谷駅。記事タイトルの通り、中編での目的地は越谷・イオンレイクタウン。筆者が15年以上推している番組『逃走中』で3度使われた超巨大ショッピングモールでございます。

逃走中はこれまで渋谷・日光江戸村・御殿場アウトレットなど様々なエリアで開催され、筆者はその中でもお台場・ハウステンボス・レイクタウンが好きなエリアベスト3という人間で、『ジャンプ!○○中』時代のレギュラーだったオリラジ藤森さんや今やベテランのHIKAKINさんが逃げ切ったり、彼らが逃げ切った『沈黙の巨大迷宮』『美女とハンターと野獣（以下、元日SP）』が単純に好きな回というコトもあり、前編の館林同様行こうと思えばすぐ行ける（※片道の交通費で諭吉1枚消えます）場所なのもあって聖地巡礼への憧れをずっと抱いていました。

実はこれがわたしにとって初めての本格的な逃走中聖地巡礼になります。これまでも修学旅行などの体でUSJや池袋に行ったコトはあるんですが、団体行動を強いられた旅行なのもあってろくに逃走中にも登場した場所には回れず。いやー念願叶ったりですよ、これからも八景島シーパラダイスとかガンガン行ってやりたいですね。

話を戻して、茂林寺駅から新越谷までは乗り換えの時間含めて約1時間、車内には冷房がかかってたのもあって体力回復にはもってこいの環境。途中、停車した春日部駅の発車メロディーが『オラはにんきもの』だったのに軽く感動しつつ、目的地へ向かう。

新越谷でJR武蔵野線に乗り換えるために下車、新越谷から歩いてすぐの南越谷駅、そこから1駅離れた越谷レイクタウン駅へ。ここで軽くテンパって駅員さんのお世話になったのは内緒。

そして越谷レイクタウン駅へ到着。しかし武蔵野線の乗客数は東武伊勢崎線とは桁違いだった・・・。南越谷の時点で人の波、平日の昼だしそこまで人居ないだろと思ってた田舎民のロゼロは面食らった・・・。これが都心の人流か・・・。

なんにせよやっと越谷レイクタウンに到着。駅前にあったマップを見るにここはkaze棟の入口側らしい。kaze棟といえばあれだな、元日SPだと序盤でいきなり封鎖され停電になりハンター10体が放出されたりしてましたね。kaze棟はゲーム内ではミッションの影響で最初の30分でしか使われず、「せっかく過去2回では使われなかったんだからもうちょっと見たかったなー」という思いがあったんだけど、駅の目の前にあるんだしもしかしたら一般の人の通勤通学とかにも影響出てたかもしれないからそこ配慮したんかなと腑に落ちました。

レイクタウンゲートを登っていきいよいよモール内へ。少し歩くと早速元日SPのスタート地点の光の広場が。

館林はあくまでアニメの舞台として興奮したけど、このレイクタウンは三次元。フワちゃんが手乗りハンターをしてたりHIKAKINさんや松丸さんなどがあそこに実際に立っていたと考えたら、今この場にいる自分も『逃走中』に出場しているんじゃないかという錯覚に陥る。否が応でもテンションが上がりよっしゃー写真撮りまくるぞーと意気込む・・・が、ここで問題発生。人が多すぎてまともに写真撮れん！

当たり前ですがレイクタウンに来てる人の殆どはお買い物目的で来ており、モール内の写真をパシャパシャと撮りまくる人間なんてたぶんあの時はわたし1人くらいなもんですよ。浮きまくってる。冷静に考えて自分の地元のイオンモールで写真撮りまくってる旅行客っぽい奴がいたらどう思いますか？変でしょ？と脳内で自問自答という名のマジレスを繰り返し、それでもある程度記録には残したかったので、平畠さん忍者の如く息を潜めながらさりげなく写真を撮っていくコトにしました。決して盗撮とかしてないからね、そこは誓う。という訳でまずはkaze棟から。

あ、今回撮ったのは主に元日SPの確保地点やミッションポイントが中心です。最初に言っておくと全部は回れませんでした。午前中同様スケジュールがカツカツだった上に普通に迷ったのもあるので。

見延選手の確保地点はなんとkaze棟とアウトレットを結ぶレイクサイドブリッジの目の前。かなり惜しい位置で捕まったんだな・・・。

普通に迷ったのもあってSEIKINさんと四十住選手の確保地点にはたどり着けず。実際に行って分かったのは、松丸さんが友人から「逃げるならkaze」というアドバイスを貰い実行してたけど、確かにmoriやアウトレットよりもkazeの方が逃げやすさはありましたね。なかなかに入り組んでいて曲がり角も多いのもあってハンターとの距離があれば足遅い人でもワンチャン振り切れそうな構造だと思いました、もし自分がレイクタウンでの逃走中に出る場合kazeを拠点にしますね。moriほどではないにしろ広くもあるので。いやマジで逃げるならkaze一択じゃね！？実際に訪れてkaze信者になりつつありますよわたし。すぐ封鎖されたらブチ切れます。

kaze信者の割にkazeを早々に去りお次はアウトレットへ。ただ、こちらも普通に人が多かったのと、元日SPではここで大きなイベントが多くなかったのと、こちらでも迷ったのもあって全然写真撮れませんでした。

アウトレットは室内よりも開けている上に曲がり角も少なく、上から下へ、下から上へ逃げなければ振り切れなさそうという印象。松丸さんと松田選手は最終ミッション終了後、アウトレットならハンター少なそうと移動を試みようとしましたが、確かにゲーム終盤なら体力余ってて挟まれたりしなければ案外いけるのでは？とも思います。

フォレストブリッジを渡り、mori棟に入る前に野外を散策。

松田選手の確保地点から少し進むとサンセットテラスが。写真撮り忘れたけどたぶんあそこがドラマパートで野獣がベルの父や自衛隊に追い込まれてた場所になります。そこにも出入口があるのでそこから室内へ。

木の広場周辺から続けてmori3階を攻める。

今回撮ったのはこれで終了。写真には残せませんでしたが藤森さんが逃げ切ったフードコートや中尾さんの確保地点も回りました。いくら忍者に徹していてもあの人の多さで写真を撮る勇気はなかった・・・。

moriの印象としては、これも松丸さんが言ってた通り直線の多い構造なので髙藤選手や田中さんのように曲がり角を使いながらエスカレーターを上がるor下ってハンターを撒くのが得策なような気がします。隠れ場もそこそこあるので逃げにくいってコトはないですね、『沈黙の巨大迷宮』では最終的にハンター10体、元日SPは8体となったけど上手く距離をとりながら動き、挟み撃ちにならなければなんとかなりそうなエリアだと思います。なので野外に追い出された『沈黙の巨大迷宮2』は全滅もやむなしだったんじゃないでしょうか。

気付いたら2時間近くレイクタウンを歩き回り、もうちょっと回りたかった欲こそあれど松丸さんが捕まったレストラン、勝利くんが捕まったエレベーター前、HIKAKINさんが逃げ切った場所を生で見たコトである程度満足したのとこの後向かう予定のこの日最後の聖地巡礼があったので退散。次は写真に残すとかではなく、本当に自分が逃走者になりきったつもりで歩き回ろうかな。というわけで後編へ続く。

【中編の総括】
はじめての逃走中聖地巡礼。いくら好きなエリアといえど人の多いモール内で写真を何枚も撮るってのはミッションに挑む以上の勇気がいりますね。マジで警備員に声かけられないかヒヤヒヤしながら動いてました。次写真撮る時は野外のみにします。これから行く人は気をつけよう。

いやでも、マジで楽しかった！！逃走中のロケ地探訪というのもあるけど、レイクタウン広くて歩いてるだけでも面白い！！筆者は逃走中スポット探し以外にもトイザらスに寄ったりプリティストア(プリキュアのショップ)で友人へのお土産を買ったりと、普通にレイクタウンそのものを楽しんでおりました。流石日本随一の広さを誇る巨大ショッピングモール、うちの地元のイオンモールとは桁違いだったぜ・・・。いやマジで数年後でもいいからもう一回行きたい。

そう考えると、そんなすごい場所で撮影した逃走中ってすごいね。自分がこれまで逃走中の聖地巡礼ろくにしてこなかったのもあるけど、「あの場所は実在したのか！」と驚きの連続で、遥か彼方の憧れの存在が実は身近にいたような感覚を味わい、もっと他のロケ地にも行きたくなるような、逃走中への探求心が増した体験となりました。なので今後は西日本方面でも逃走中や戦闘中を開催してくれませんかね・・・、そっちの方が行きやすいんで。お願いしますフジテレビさん（わがまま言ってごめんなさい）

↑この動画オススメ、編集技術がすごいです。

↓後編

【追記】
逃走中や戦闘中などのデータをまとめた「クロノス参戦プレイヤーwiki」の聖地巡礼リンクにこの記事を紹介していただけました。

自分がネットで逃走中などの感想を書く前からよく閲覧していたサイトにこのような拙い記事が載るのは場違いだと感じつつも、子供の頃から好きだった番組の大手ファンサイトに自分の名前が載ったのは記事を褒めていただけたような感覚もあるので素直に嬉しいです。スイクン（管理人）さんありがとうございます。