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願いは叶う?

キネシオロジーのセッションでは、筋肉反射を通して潜在意識をさぐっていきます。

セッションを数多くやればわかりますが、言っていることと、潜在意識が示すことが大きく違うクライアントさんはたくさんいます。潜在意識ではどう感じているのか、どう考えているのか、多くのクライアントさんはわかっていません。

潜在意識で強く願っていることは結構な確率で叶います。学校へ行きたくないと願えば、学校へ行けない理由になる病気や症状を作ります。お母さんの話が聞きたくないと願えば、本当に耳が聞こえなくなります。そうやって、身体と心をコントロールして、自分の願いを叶えてしまうのが潜在意識です。

アファーメーションやヴィジュアライゼ―ションは、この潜在意識に願望を埋め込むための技術なんだと思いますが、これはなかなかうまくいきません。どんなに唱えても、どんなにいいイメージをしてみても、潜在意識に印象づけるには足りないようです。

わたしが「引き寄せ症候群」と呼んでいるクライアントさんがたまに来ます。引き寄せ症候群の人たちは、「引き寄せるんだ」と言って、具体的に行動しません。けれども、行動しないので何も叶いません。

みかんを食べたいなら、引き寄せるよりも、スーパーへ行って、買ってきて、家へ帰って食べたほうが早いのです。アファーメーションやヴィジュアライゼーション程度では、潜在意識を変更できません。

潜在意識の願望は、しかもネガティブな願望は、高確率で叶います。会社に行きたくない理由をちゃんと身体は作ってくれます。病気になってみたり、うつ状態になってみたりさまざまです。けれども、それでも「会社に行かない」という願望は達成されます。

実現するのは思考ではなくて、潜在意識を含めた、深い意識のほうではないかと思います。叶えたい夢があるなら、願っているだけじゃなくて、行動するほうが早いです。

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