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kintoneSIGNPOSTと情報アーキテクチャ

kintoneSIGNPOST と ◯◯◯ シリーズ
第1弾は kintoneSIGNPOST と情報アーキテクチャです


0-03 開かれた情報

オープンにすれば、自分のためにもなるし誰かのためにもなる。

https://kintone.cybozu.co.jp/kintone-signpost/pattern/0-03.html


大好きなSIGNPOSTの1つです。
ここでいう「情報」に着目してみました。

情報をオープンにしただけは見てもらえない

情報を発信しても、社内メンバーが中々反応してくれない。。。
そんな経験ありませんでしょうか?
ぽくは山程あります(笑)
アクセスログをチェックしても、見られていないのがありありと分かる。。。

見てもらえる様になっても、マイナスの影響が生まれる事もたくさんありました。
言葉や数値の受け取り方が部署ごとに違うため、部門間の言い分や、評価の認識が違い誤解や衝突につながる事もあります。

例えば、、、この部署は営業貢献していないという指摘に対して、ある部署は売上金額ベースで判断しているが、ある部署は来期の見込み確保をベースに判断していました。その状態で、「今年は業績悪いよね」という言葉がいきかうと、「は?」ともなるわけです。

情報を共有するチーム同士が、共通言語や共通のものさしを持つべきだと思います。

情報とデータの違い

kintoneSIGNPOSTで書かれているのは、情報の公開であって、データの公開ではありません。

情報とデータの違いって意識した事ありますでしょうか?
僕は違いを意識していませんでした。
ネイサン・シェドロフが「理解の外観図」の中で、明確に分けてくれています。
今あふれているのは断片化されたデータであり、意味のある固まりが情報である。

データを受け取っても読み取れない。

数値や時刻が並べられたログデータをいきなり見せられても、理解できないですし、興味も持てません。
英語が苦手な僕からると、英語の会話を聞かされても音でしかありません(笑)

ネイサン・シェドロフのお話はこちら参照ください。


情報発信と知識育成の両立

ネイサン・シェドロフは、データが情報につながり、情報が知識につながり、知識や知恵につながると言っています。

相手の持つ知識に合わせて、情報をまとめないと、効果のない情報発信(データ発信)になってしまう。知識を身につけると、情報を受取る力、知恵に変換する力も育っていく。
情報をオープンにするのであれば、知識を育てる活動も同時に考えた方が、効果的な情報になりそうです。

例えば、業務情報を発信するのであれば、業務教育も同時に企画する
経営情報を発信するのであれば、経営知識を身につける機会もつくる


偶発性も好きです

とはいえ!考えに考えた情報発信だけではく、偶発的に何かが生まれるのも僕は大好きです。

たまたま知った情報から、あたらしい何かが生まれる事もあります。
誤解や衝突が結果的に面白い事につながったのも体験しています。

まずはデータでも良いので公開
知識や知恵を意識した情報へ

そんな進め方をしたいと思っています。


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