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2023年GP以降のCSでよく聞かれたルール質問

はじめに

関西圏でデュエルマスターズCSのジャッジをやらせてもらっている認定ジャッジの豆腐と申します。
今回のnoteは、自身がジャッジをしたCSのジャッジレポート(ジャッジ対応をまとめた文書)を参考に「デュエルマスターズGP2023 2nd」以降のCSでよく聞かれたルールについての解説&年末年始で時間がある方も多いと思うので、昔から決まっていたけれど「今」知ってほしいステップに関する解説noteを書いてみました。
本記事は最後まで無料で読めます。
著作権とか怖いのでカードの画像はありません。(ごめんなさい)
この記事を読んで少しでもルールに関する疑問が解消したり、新しい挙動を知ってデュエマをもっと上手になる方が増えればいいなと思いこの記事を書いています。ですので下の太字に部分だけは必ず守っていただけますようお願い申し上げます。

※本文を読む前に注意事項が2点あります。この注意事項だけは必ず守ってください
・本記事は2023年12月31日時点までのデュエルマスターズ総合ルールを参照している状態での記事です。2024年以降ルールが変更され違う裁定となっている場合があります。
・また、CSなどでの裁定に対する異議申し立てに本記事の内容を用いることは絶対にやめてください。


アナカラージャオウガ

DARK MATERIAL COMPLEX

Q.マナゾーンにカードが7枚ある状態で《母なる星域》を唱え下のカードが5枚の《complex》を対象にした場合、《CRYMAXジャオウガ》をマナからバトルゾーンに出せますか?

A.はい可能です。星域のテキストはそうしたらなので、そうしたら以前の行動を試みていた場合。そうしたら以降の効果を解決することができます。
※根拠になるよくある質問

Q.バトルゾーンに相手の《complex》がいる時、自分は《ナポレオンヴァイヴス》でアタックするとき、革命チェンジで《カクメイジン》を出しました。この時、《カクメイジン》のブレイクの前に効果と《complex》の離れた時効果はどちらが先に解決されますか?

A.先に《complex》の離れた時効果を解決します。その後にブロックされなかったら《カクメイジン》のブレイクの前に効果を解決します。
※ステップの構造で下記解説。

Q.《complex》の下にあるカードをエレメント除去カードで破壊墓地に置くことはできますか?

A.《complex》の下のカードは特性が無視されているのでエレメントとして扱われませんので選んで墓地に置くことはできません。
※根拠となるよくある質問
(カードの下に置かれているカードはカードタイプが無視されている。)


ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり

Q.《やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》の効果は後から出したクリーチャーも該当コストだった場合、アタックできなくなりますか?

A.いいえ。《やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》の効果が適用されるのは唱えた時点でバトルゾーンにいるクリーチャーのみです。
※根拠となるよくある質問
「解決した時点でバトルゾーンにいる相手のクリーチャーのみに影響を与えます。」

Q.前相手のターンに《やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》で3を宣言された時バトルゾーンにいた自分の《ポレコ》がいました。このポレコがコスト3のクリーチャーに進化した場合アタックできますか?

A.いいえアタックできません。《やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》で参照されるのは表出の現在のコストです。
※根拠となるよくある質問

ボン・キゴマイムは自分のターンでも「そのクリーチャーがコストを支払わずに出ていたら、カードを1枚引いてもよい。」を使えるのでシールドトリガーや自分のターン終わりの相手のゼニスザークが出たときに、1ドローを忘れている人をちらちら見かけます。カードゲームの1ドローはかなり大事なので憶えておいて損はないはず..…!!!!!!!!


アーテル・ゴルギーニ

Q.《アーテルゴルギーニ》の離れる時の置換効果で、スター進化クリーチャーを対象にした場合どうなりますか?

A.スター進化の上だけ離れる効果は適用されず進化元ごと墓地に置かれます。
※根拠となるよくある質問

Q.《アーテル・ゴルギーニ》の離れる時、置換を使い《キャディ・ビートル》を破壊しました。この《キャディ・ビートル》はどのゾーンに置かれますか?

A.墓地に置かれます。《キャディ・ビートル》は本来、破壊されるとき、置換効果で墓地に置かれる代わりにマナにいきますが、今は《アーテル・ゴルギーニ》が置換効果を使って《キャディ・ビートル》を破壊しているので、置換の置換は起きないため、《キャディ・ビートル》の置換効果は使われることなく墓地に置かれます。
※総合ルールより抜粋
609.3. 置換効果は各イベントにつき1回だけ適用されます。

Q.《complex》の下のカードが7枚の状態で、この時バトルゾーンを離れる《アーテルゴルギーニ》が自身の置換効果を適用する際、《complex》を選ぶことはできますか?

A.いいえできません。置換効果はテキストの内容がすべて履行できない場合適用できません。今回の場合《アーテルゴルギーニ》の置換効果を使った時に、《complex》を破壊しようとしても結果的に破壊できない状態なので《アーテルゴルギーニ》の置換効果で《complex》を選ぶことはできません。
※根拠となるよくある質問

Q.《アーテル・ゴルギーニ》の能力で蘇生を2回選択し1回目効果で《ハンマ=ダンマ》を出した時《ハンマ=ダンマ》の効果を解決してから2回目の蘇生を行えますか?

A.効果の処理中に他の効果処理は原則割り込めないので、《アーテル・ゴルギーニ》の蘇生効果2回を処理してからじゃないと《ハンマ=ダンマ》の効果処理は行えません。
※根拠となるよくある質問

Q.《アーテル・ゴルギーニ》の
►コスト4以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。を使ってから
►相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。を使うことはできますか?

A.いいえできません。基本的にクリーチャーの■能力は好きな順序で解決できますが、その中の選択肢►は上から解決します。
※根拠となるよくある質問

同期の妖精/ド浮きの動悸

Q.バトルゾーンに相手の《同期の妖精》がいる時、《TTT》を唱え、「相手のクリーチャーを3体選びタップする」を選びました。この際3体分のタップはすべて《同期の妖精》を選択しなければいけなくなり結果的に《同期の妖精》しかタップできませんか?

A.いいえ。3体の内1体に必ず《同期の妖精》を含めれば他に2体タップすることができます。同時に複数体のカードを選ぶ時、同じカードを選ぶことができないので必ずその選択で同期の妖精をタップすれば、他のクリーチャーを選ぶことができます。
※根拠となるよくある質問

Q.バトルゾーンに相手の《卍デス・ザーク卍》がいる時、バトルゾーンの自分の《同期の妖精》を《母なる星域》でマナに送り、《同期の妖精》のメガ・ラスト・バーストを使って《卍デス・ザーク卍》をバウンスしてから《CRYMAXジャオウガ》を出すことはできますか?

A.できません。《星域》の効果処理中に《同期の妖精》のメガ・ラスト・バーストを割り込んで処理することはできません。
適切な挙動は
《母なる星域》の効果で《同期の妖精》がマナに置かれる。
(《同期の妖精》のメガ・ラスト・バーストが誘発するが《母なる星域》の効果を処理し終わるまで使えない。)
《母なる星域》の効果で《CRYMAXジャオウガ》がでる。
(この時、出る前に《デスザーク》のタップして出る(状態定義効果)が適用されてタップしてバトルゾーンにでる)
《母なる星域》の効果処理が終わったので《同期の妖精》のメガ・ラスト・バーストと《CRYMAXジャオウガ》の出たとき能力を好きな順序で解決する。
※総合ルールより抜粋
101.4. 効果の処理はS・トリガーを優先し、常にターン・プレイヤー側の効果から行う 複数の効果が同時に存在する場合、常にS・トリガーの効果を優先して処理します。また、タ ーン・プレイヤーと非ターン・プレイヤーの効果が同時に存在する場合、ターン・プレイヤー の効果を先に処理します。ひとつの効果の処理が完全に終わった後でそのほかの効果処理に移ります。

青黒ドルスザク(青黒魔導具)

「無月」の頂 $スザーク$

Q.バトルゾーンに相手の《キャディ・ビートル》がいる時、自分のターンの終わりに自分のマナが10より少ない状態で《ゼニスザーク》を出そうとした場合どうなりますか?(類似カード:ガイアハザード)

A.ゼニスザークの下の構成物の魔導具を含めた7枚がすべてマナゾーンに置かれます。
※根拠となるよくある質問

Q.バトルゾーンに相手の《ポッピ・冠・ラッキー》がいるとき《ゼニスザーク》を無月の門・絶で出すことはできますか?

A.無月の門・絶を手札から宣言する場合、宣言し出すことはできますが、墓地からの宣言は《ポッピ・冠・ラッキー》の能力の「相手は、自身の手札または山札以外からカードを使えない。」でカードの使用を禁止されている状態なので宣言そのものができません。
※根拠となるよくある質問
無月の門の動作が墓地進化と同じため

Q.相手のターン終了時、バトルゾーンに相手の《ドルファディロム》がいる時に自分が《ゼニスザーク》を1枚宣言し、出しました。この時、《ゼニスザーク》の効果で、《ドルファディロム》を破壊したとき、EXライフが外れ《ゼニスザーク》が破壊され墓地に行きました。
この《ゼニスザーク》をもう一度出すことは可能ですか?

A.いいえできません。ターン終了時のステップとして使用宣言が必要な能力は宣言した場合に一度使える能力なので、今回ゼニスザークの効果を処理したことにより、ゼニスザークの使用宣言ができるようになった状況では宣言タイミングを逃しているため、出すことはできません。
※根拠となるよくある質問

凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ

Q.相手の墓地にカードがないときに《ブラッドゥ》を唱えました。シャッフルはしますか?

A.はい。シャッフルは行われます。
※根拠となるよくある質問

堕呪 ボックドゥ

Q.前の相手のターンに《ボックドゥ》で選択しアタックできなくなった《オンソク童子 <ターボ.鬼>》がいます。この《オンソク童子 <ターボ.鬼》に手札から新しく《カチコミ入道》を出し進化すれば、アタックできるようになりますか?

A.いいえ、アタックできません。進化元に付与されている効果は新しく進化した進化クリーチャーにも引き継がれるので、結果的に《カチコミ入道》はアタックできません。
※総合ルールより抜粋
801.2. バトルゾーンにあるカードが進化クリーチャーに進化 しても、それは進化前のカードと同一のクリーチャーとして 扱います。タップされたカードが進化してもタップされたま まであり、そのカードに適用されていた効果は、それが進化 した後も適用され続けます。

黒緑ジャガイスト

邪幽 ジャガイスト

Q.《ジャガイスト》のメクレイドで《ジャガイスト》を出した場合、メクレイドで出したジャガイストの「各ターンに一度~」能力は使用できますか?

A.はい。使えます。この能力は自身が山札から出ても能力が誘発します。
※根拠となるよくある質問

アビスベル=覇=ロード

Q.バトルゾーンに相手のタップしている《アビスベル=覇=ロード》がいて自分のクリーチャーがアタックするとき1体目で《アビスベル=覇=ロード》にアタックし、結果的に《アビスベル=覇=ロード》がバトルゾーンに残りました。2体目のクリーチャーも《アビスベル=覇=ロード》にアタックしなければいけませんか?

A.いいえ。好きなところにアタックできます。
※根拠となるよくある質問

赤青マジック

Q.バトルゾーンに相手の《キャディ・ビートル》がいて5マナの状態で《カラクリバーシ》でアタックするとき《カクメイジン》に革命チェンジを宣言した場合どうなりますか?

A.革命チェンジが失敗しているので、そのまま《カラクリバーシ》がアタックし、《カクメイジン》はハンドにとどまります。
※根拠となるよくある質問

青魔導具

新世壊

Q.バトルゾーンに相手の《アプル》がいる時、自分のターンの終わりに《新世壊》の効果を使って、《月下卍壊ガリュミーズ》を墓地から唱えることはできますか?

A.新世壊の能力で、唱えられなくする能力が無視されているのでガリュミーズを唱えることができます。
※根拠となるよくある質問

Q.バトルゾーンに相手の《ペルフェクト》がいる時、自分のターンの終わりに相手が《新世壊》の効果を使って、《月下卍壊ガリュミーズ》を墓地から唱えることはできますか?

A.新世壊の能力で、唱えられなくする能力が無視されているのでガリュミーズを唱えることができます。
※根拠となるよくある質問

Q.《新世壊》の下にカードが3枚置かれている《新世壊》がエレメント指定のカードで手札に戻される時《新世壊》の下に置かれていた3枚のカードはどうなりますか?

A.すべて手札に戻ります。
※根拠となるよくある質問

Q.《新世壊》の下に魔導具呪文を下に入れた場合必ず1ドローしなければいけませんか?

A.はい。

赤緑/赤青アポロ

超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン

Q.自分の《アポロ》のメテオバーン効果で相手は《切札勝太&カツキング》を2枚トリガーでバトルゾーンに出しました。この《切札勝太&カツキング》の効果で手札に加えた《MMM―ジョーキング》は宣言できますか?
(類似:百鬼の邪王門、ハヤブサマル、ボルシャックドギラゴン)

A.《切札勝太&カツキング》の効果処理をする前宣言が必要な能力なので、宣言出来ず、出せません。
※ステップ構造で下記説明
※根拠となるよくある質問

Q.自分の《アポロ》のメテオバーン効果で相手は《ディメンジョン・ゲート》をトリガーで使用しました。この《ディメンジョン・ゲート》の効果で手札に加えた《MMM―ジョーキング》は宣言できますか?
(類似:百鬼の邪王門、ハヤブサマル、ボルシャックドギラゴン)

A.宣言することができます。
※ステップ構造で下記説明
※根拠となるよくある質問

相手が《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の「メテオバーン」で自分のシールドをすべてブレイクした際に、自分は《ドンドン吸い込むナウ》を「S・トリガー」で唱えて、効果で《百鬼の邪王門》を山札から手札に加え、攻撃中の《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》を手札に戻しました。《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の「相手がこのクリーチャーを選んだ時」の能力でマナゾーンのカードを墓地に置かれた後も自分のマナゾーンに闇と火のカードがあるのですが、この時、手札に加えた《百鬼の邪王門》の「鬼エンド」を使えますか?類似能力:「革命0トリガー」「ニンジャ・ストライク」 | デュエル・マスターズ dm.takaratomy.co.jp

Q.《アポロ》のメテオバーンの効果でブレイクされたシールドから手札に加えられた《獅子王の紋章》は革命0トリガーとして唱えられますか?

A.はい。唱えることができます。
※ステップの構造で下記解説。

Q.《カチコミ入道》アタック時、《レッドゾーン》、《アポロ》、《レッドゾーンF》の侵略宣言。《レッドゾーン》、《アポロ》の順に重ねて《レッドゾーンF》を重ねる前に、《アポロ》のメテオバーンを解決することはできますか?

A.はい可能です。
※根拠となる裁定変更

巨大天門

神聖龍 エモーショナル・ハードコア

Q.《エモーショナル・ハードコア》で《ウェルキウス》を選んだ場合、《エモーショナル・ハードコア》側の《ウェルキウス》の能力も無視されますか?

A.はい。無視されます。
※エモーショナルハードコアのテキストにプレイヤーの指定はありません。

Q.バトルゾーンに相手の《エモーショナル・ハードコア》(無視の宣言『CRYMAXジャオウガ』)がいる時《同期の妖精》を《母なる星域》でマナに置き、《CRYMAXジャオウガ》を出した時、《同期の妖精》のメガ・ラスト・バーストを使って《エモーショナル・ハードコア》をバウンスすれば《CRYMAXジャオウガ》を出たとき能力を使えますか?

A.《CRYMAXジャオウガ》が出た時点で能力が無視されていて能力がトリガーしていないので《CRYMAXジャオウガ》の出たとき能力はつかえません。

Q.《エモーショナル・ハードコア》の無視する効果で無視される《CRYMAXジャオウガ》の鬼SーMAXはどこまで無視ますか?

A.離れる時、ゲームに負けるとき代わりに効果が無視されます。()の文章はルールなので無視されません。
※根拠となるよくある質問
鬼S-MAX進化、も下記よくある質問と同様の処理です。

Q.《エモーショナル・ハードコア》で特定のクリーチャーを宣言していて、その《エモーショナル・ハードコア》が封印されました。《エモーショナル・ハードコア》の封印が外れたとき再び特定のクリーチャーの能力は無視されるようになりますか?

A.はい。再び無視されます。
※根拠となるよくある質問

∞龍 ゲンムエンペラー

Q.バトルゾーンに《ゲンムエンペラー》がいる状況で相手がG・ストライクで《とこしえの超人》と《フェアリーReライフ》を宣言しました。どっちか使えない気がするのですが、どうですか?

A.結果として、使えないわけではないのですが、《フェアリーReライフ》のG・ストライクは何もおきません。G・ストライクの宣言は両方できます。しかし、クリーチャーの場合バトルゾーン以外で誘発する能力、呪文はすべて効果として処理されます。結果、クリーチャーのG・ストライクは問題なく相手のクリーチャーを1体アタックできなくすることができますが呪文のG・ストライクはゲンムエンペラーによって無視され、結果的に何も起きません。
※根拠となるよくある質問

Q.バトルゾーンに自分の《ゲンムエンペラー》がいて、バトルゾーンに相手の《カクメイジン》がいるとき、相手のマジックを種族に持つクリーチャーは「スピード・アタッカー」でアタックできますか?

A.カクメイジン能力はマジックを種族に持つクリーチャー「スピード・アタッカー」能力を与える能力なので、結果的に与えられたクリーチャーのコストが5以下であれば、「スピード・アタッカー」は無視されアタックできません。
※根拠となるよくある質問

支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー

Q.相手のターンにシールドトリガーで《支配の精霊ペルフェクト》を出した場合、《ペルフェクト》の3回まではどこからカウントされますか?

A.このターン使っているすべての呪文、クリーチャーがカウントされます。
※根拠となるよくある質問

その他の頻出

S-MAX

Q.バトルゾーンに自分のクリーチャーが1体もいない状況で自分がゲームに負ける時《ブランドMAX》を手札からすてました。敗北回避できますか?

A.いいえできません。敗北回避のために手札から《ブランドMAX》を捨てることができるのはがバトゾーンに《ブランドMAX》がいる時だけです。今回の場合何も起きずそのままゲームに敗北します。
※根拠となるよくある質問

流星のガイアッシュ・カイザー

Q.バトルゾーンに相手の《ガイアッシュカイザー》がいる状態で、自分が革命チェンジで《カラクリバーシ》を出しました。何らかの方法で、《ガイアッシュカイザー》をバトルゾーンから離した場合、この《カラクリバーシ》は相手プレイヤーにアタックできますか?
(類似:アオフェシー)

A.はい。可能です。
※根拠となるよくある質問

ボンキゴマイムは出たクリーチャー1体ずつに「アタックできない」効果がかかりますが、ガイアッシュやアオフェシーはそのクリーチャーがいることによって「クリーチャーがアタックできない」状況になっているのでそのクリーチャーがいなくなればアタックできなくなっていたクリーチャーはアタックできるようになります。

頂上連結 ロッド・ゾージア5th

Q.《ロッド・ゾージア》を出した次のターン、相手が《ガリュミーズ》を唱え、結果的にクリーチャーは1体しか出せないので《ガリュミーズ》の効果で1体出しました。EXターンにも《ゾージア》の1体しか出せない効果は適用されますか?
(類似:5000VT)

A.いいえ。されません。レッドゾージアの1体しか出せない効果が適用されるのは「次の相手のターンのみ」なのでEXターンは何体でもバトルゾーンに出すことができます。
※根拠となるよくある質問

Q.相手のシールドブレイクでシールドトリガー《ドラゴンズ・サイン》、《ロッドゾージア》を出しました。この時、「次の相手のターン、相手はクリーチャーを1体しか出せない。」はどのターンに適用されますか?
(類似:5000VT)

A.次の相手のターンなので、
今の相手のターンが終了
自分のターンを行い。その次の相手のターンに「次の~」効果が手今日されます。
※根拠となるよくある質問

EXライフ

Q.封印されたEXライフを持つ《ドルファディロム》の封印が外れた時、EXライフは再び《ドルファディロム》につきますか?

A.はい。つきます。
※根拠となるよくある質問

Q.EXライフのついた《ザーディクリカ》を《大地門ライフゲート》の対象にしたとき、「その後、そのクリーチャーよりコストが小さい進化ではないクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。」で6以下のクリーチャーをマナからだせますか?
(類似:ヴィオラの黒像)

A.はい。可能です。
※根拠となるよくある質問

ジャスト・ダイバー

Q.相手の《オービーメイカー》のシビルカウント達成状態で、《クロカミ》を出しました。このクロカミはジャストダイバーですか?

A.いいえ。ジャストダイバーは「出た時」能力なのでジャストダイバーは誘発しません。

Q.バトルゾーンに相手の《ギャイア》がいる時《クロカミ》を出そうとしました。このクロカミはマナに置かれますか?

A.はい。ジャストダイバーは「出たとき」の能力なのでギャイアの置換効果が適用されクロカミはマナに置かれます。
※根拠となるよくある質問

封印

Q.封印されている《ゼニスザーク》の下の構成カードを《エアヴォ》で指定して手札に戻すことはできますか?

A.いいえ。封印されているクリーチャーはバトルゾーンにいないものとして扱われますので下のカードを選んで手札に戻すことはできません。
※総合ルールより抜粋
116.2. 封印の付いたクリーチャーは無視されます。 116.2a 無視されたクリーチャーはバトルゾーンにないものとして扱います。それは攻撃やブ ロックができず、いかなる能力も発揮することはなく、選ばれることもなく、タップもアンタ ップもしません。

エレメント

Q.《ダ―ゼンモンド》で《Doom》をバウンスする場合、《Doom》の進化元もすべて手札にもどりますか?

A.はい。進化クリーチャーをエレメント指定の能力でバウンスすると進化クリーチャーを一体選び持ち主の手札に戻すと同一の処理となるので、進化元もすべて手札に戻ります。

ステップの話

アタックの処理順

アタックの処理は大まかに
攻撃クリーチャー指定ステップ(506
ブロッククリーチャー指定ステップ(507
バトルステップorダイレクトアタックステップ(508)(509
攻撃終了ステップ(510
の5つにわかれています。

デュエルマスターズのルールは原則、効果の処理はS・トリガーを優先、また処理がプレイヤー間で重なった場合、置換効果以外の処理はターンプレイヤーから処理されます。

例として、お互いが《百鬼の邪王門》を鬼エンドで使用したい場合、

  1. ターンプレイヤーがアタックするクリーチャーを選択した後、アタックする時などの待機状態の効果解決前にターンプレイヤーが《百鬼の邪王門》を宣言。

  2. ターンプレイヤーが《百鬼の邪王門》を含むアタックする時などの待機状態の効果を好きな順序で解決

  3. ターンプレイヤーのアタックするときなどの待機効果がすべて解決されたら、非アクティブプレイヤーが待機状態の効果を解決する前に《百鬼の邪王門》を宣言

  4. 非ターンプレイヤーが《百鬼の邪王門》を含む待機状態の効果を好きな順序で解決(ただしターンプレイヤーの効果が誘発した場合、ターンプレイヤーの効果を優先処理)
    『※例:非アクティブプレイヤーの《百鬼の邪王門》を解決(切札勝太&カツキング -熱血の物語-出すバトルまで)したタイミングで
    非アクティブプレイヤーの切札勝太&カツキング -熱血の物語-の5枚見る効果と、アクティブプレイヤーのボン・キゴマイムの「そのクリーチャーがコストを~」1ドローが誘発している場合先にターンプレイヤーの効果であるボン・キゴマイムの1ドローが行われます。

このような処理になります。
ブロッククリーチャー指定ステップでも「タップしたとき」や「ブロックしたとき」効果が誘発した場合、それらは次のステップに進む前に処理されます。

文字だけじゃ本当にわかりにくいので、ここからは上記裁定で※ステップの構造で下記解説。と書いていた《complex》と《カクメイジン》、《アポロ》と《獅子王の紋章》について、なぜそうなるかを簡単に解説します。

ケース1
バトルゾーンに相手の《complex》がいる時、自分は《ナポレオンヴァイヴス》でアタックするとき、革命チェンジで《カクメイジン》を出しました。この時、《カクメイジン》のブレイクの前に効果と《complex》の離れた時効果はどちらが先に解決されますか?

上記で解説したステップに当てはめてると
攻撃クリーチャー指定ステップ(506
ブロッククリーチャー指定ステップ(507
バトルステップorダイレクトアタックステップ(508)(509
攻撃終了ステップ(510

ステップごとにケース1を処理すると図のようになります。上記の理由から、《complex》の「離れたとき」効果と《カクメイジン》のブレイク前には《complex》から先に処理されます。

次にアポロが絡んだケースの説明です。
ケース2
バトルゾーンに自分の《ボン・キゴマイム》がいて手札が0枚の時、相手が《カチコミ入道》アタック時、《レッドゾーン》、《アポロ》、《レッドゾーンF》の侵略宣言。《レッドゾーン》に侵略、《レッドゾーン》の「出た時」効果を解決し、その後《アポロ》を重ねて《レッドゾーンF》を重ねる前に、《アポロ》のメテオバーンを解決しました。
S・トリガーで《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》と《ディメンジョン・ゲート》がトリガーし、《獅子王の紋章》を含む残りのシールドをすべて手札に加えました。その後、《ディメンジョン・ゲート》で《MMM-ジョーキング》を手札に加えました。《獅子王の紋章》、《MMM-ジョーキング》を使いたいのですがどのような手順で処理すればよいですか?

ステップごとにケース2を処理すると図のようになります。
重要な点は、使いたいカードの宣言を行ってから他の待機状態の効果を解決する!です。

CSで、非ターンプレイヤーにこうすることができます。と上記画像のように説明してしまうとジャッジが非ターンプレイヤーのプレイの補助をしているのではないかとなりかねないのでここまで詳細に説明はできません…。ですのでプレイヤーの皆さんに自分自身のために大体でいいので覚えてもらえると幸いです。

ターン終了ステップ

ターン終了時の処理は

  1. 使用宣言が必要ない誘発型能力がすべて誘発(511.1a)

  2. 使用宣言が必要な誘発型能力の使用宣言をターンプレイヤーが行う。(511.1b)

  3. ターンプレイヤーの待機状態の効果を処理(511.1c)

  4. ターンプレイヤーの待機状態の効果がすべてなくなったら非ターンプレイヤーが使用宣言が必要な誘発型能力の使用宣言を行う。(511.1d)

  5. 非ターンプレイヤーの待機状態の効果を処理(511.e)

  6. 「そのターン」、「ターンの終わりまで」の効果が同時に消滅します。(511.2)

文字で書いてもわかりにくいのでここからは、具体例を用いて説明します。

具体例
相手のターン終了時、
バトルゾーンに相手の《ヴォゲンム》がいて、手札から《「無月」の頂$スザーク$》を宣言。
自分の手札に《グレンリベット》、《ガイアッシュカイザー》がある状況。

ステップごとに具体例を処理すると図のようになります。
大事な点は、処理より先に宣言です。
ターンプレイヤーの効果処理が終わった後(511.1c)→(511.1d)、非ターンプレイヤーは、ターンプレイヤーの効果処理によって誘発した待機状態の効果があったとしてもそれを処理する前に、宣言が必要な誘発型能力の宣言を行ってください。もし、宣言なしで《グレンリベット》の効果処理をおこなってしまうとその後で《ガイアッシュカイザー》の宣言を行うことはできません。

おわりに

最近のデュエルマスターズ、ルール複雑です。
この記事を読んでくれた方の効果処理に関する疑問が1個でもなくなれば幸いです。最後までお付き合いありがとうございました。
また、記事の校閲してくださった皆様ありがとうございました。

年末に記事を書こうと思っていたのですが、2023年が終わりに近づくにつれ体調も終わりに近づくバグが起きたので年始の投稿になってしまいました。
2024年も絶対デュエマ!!!!!!!!
(最終編集日2024/01/05)


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