スペースマリーンレビュー~インフィルトレイタースカッド~

こんにちわ皆さん。9版でのユニットのレビュー的なモノを書いてみたいということで、今スペースマリーンでかなり重要度の上がってきてるインフィルトレイターについて語っていきます。

概要:

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出展:ゲームズワークショップ

インフィルトレイターは8版にて追加された所謂、潜入工作部隊として発表されたヴァンガードスペースマリーンの一部です。彼らは本隊から離れて長期間の浸透戦術や破壊工作を主としており、時には主力の側面支援すら行う事すらあります。
ゲーム上においては秘匿されし配置、オムニスクランブラーといった能力でボードコントロールを得る事が目的となります。

ウォーギア:

・マークスマンボルトカービンはヒットロール出目6を出した場合ヒット・ウーンズロールに自動成功
・ボルトピストル
・フラグ&クラックグレネード
・ユニット内にヘリックスアデプトあるいはインフィルトレイター通信装置を追加可能。


能力:
・死の天使
・戦闘分隊
・秘匿されし配置地点
・オムニスクランブラー
・インフィルトレイター通信装置
・ヘリックスアデプト
・スモークグレネード

戦術:

インフィルトレイターはプライマリススペースマリーンのステータスを持っており、標準的なステータスと言えます。
ウォーギアのマークスマンボルトカービンはボルトガンと同じステータスで貫通もなく非力には見えますが、ヒットロールの出目6を出せばウーンズロールをスキップできるので「耐」の高いユニット相手にもダメージを与えるチャンスがあります。
能力としてはオムニスクランブラーと秘匿されし配置地点であり、前者は12mv以内への増援ユニット配置を妨害、後者は初期配置時に敵軍初期配置位置と敵ユニットから9mv以遠であればどこでも配置できるというもの。
これにより真っ先にこのユニットを配置することが出来れば相手の縦深攻撃や作戦目標の確保を妨害したうえで、自身は1ターン目から目標確保やアクションを行って勝利点獲得に動くことができます。

インフィルトレイター通信装置はどんなに離れていてもフォボス・キャプテンとフォボス・レフテナントのリロールを得られるようになるというもの。これによって必ずしもキャラクターのオーラ範囲にいなくてもよいのでより自由にフィールド上を動くことができる(ただしキャプテンをチャプターマスター化すると対象外になるので注意)
ヘリックスアデプトはアポセカリーとして傷の回復と5+ながらユニット内のモデルを蘇生させることができ、2傷であるインフィルトレイターがより長持ちするようになる。ただしこの二つのアップグレードは排他関係なので両方装備することはできません。

9版では全体的にゲームボードのサイズが縮小されたこと、予備戦力ルールによりどの勢力でも自由に縦深攻撃とユニットの保護ができるようになったことで、オムニスクランブラーの能力は相手にとってはただ倒されるより致命的となります。同じ初期配置能力を持つスカウトとはコストと傷以外にもこのオムニスクランブラーの差が大きなものとなってます(あとスカウト2ユニット入れるより硬い)
ちなみに相手が同じ能力を持つスカウトやナーグリングがいる場合、先にどちらが配置できるかで大きく変わってくるでしょう。

ユニットシナジー:
インフィルトレイターはマークスマンボルトカービンの能力からむしろレフテナントのウーンズリロールはそこまで重要ではないですが、逆にキャプテンのリロールオーラはあると違ってきます。
ただしインフィルトレイターはボードコントロールを取る役割があるため、必ずしもポイントを費やしてサポートが必要かは考える場合があります。

総評:

インフィルトレイターは敵味方含めて予備戦力ルールやその他縦深攻撃への影響力、そしてボード上で敵ユニットを撃破する以外での得点方法等、9版スペースマリーンアーミーにとって大きな役割を得たユニットといえます。

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