労働相談の受け方 ~傾聴のための「受容」と「共感」~
労働相談の目的は、相談者の悩みや疑問を把握し、その悩みや疑問が相談者の法的な権利義務に関するものなのかを整理し、法的な権利義務に関するものであれば法的な問題点を明らかにして、相談者が法的な権利義務に関する事項について解決を希望するのであれば、解決手段や方法、相談者が法的に主張すべきことやこれに対する予想される相談者の相手方の反論等を相談者と共に考え回答することです。(特定)社労士の立場であれば、さらに進んで相談者の代理人あるいは補佐人となって、労使紛争の解決を協働することもあ