おすすめ最新刊情報_小説編_

<おすすめ最新刊情報>〜10月小説編①〜

個人的におすすめ小説の最新刊をまとめておりますので参考にしていただければと思います。

「スベらない同盟」にかいどう青 (著)

「ひらめいた!おまえ、漫才の台本書けよ。」学校で不動の人気をほこるレオがいじめられている藍上と、コンビで漫才をする。これで、すべて解決する、はずだったのに―。にかいどう青、待望の初のYA小説!

「プルースト効果の実験と結果」佐々木 愛 (著)

思春期の苦くて甘い心情を、独特のモチーフで、鮮やかに、どこかポップに描き出すデビュー作。
収録作「プルースト効果の実験と結果」は、書評家・杉江松恋氏が「2018年における恋愛小説短篇のベスト」と絶賛した注目作。

「絶望スクール 池袋ウエストゲートパーク15」石田 衣良 (著)

多国籍料理店でアルバイトをするベトナム人留学生ミンの様子がおかしい。
旧友のオーナーから相談を持ち込まれたマコトが彼女の身辺を調査すると、留学生の生活を管理して搾取する日本語学校の存在に行き着いた。
そんななか、ミンから日本にいる兄がいなくなったとしらせが入る……。
希望をもって日本に来た若者たちを食い物にするやつらに罰を与えるため、マコトとタカシが池袋の路上で動き出す。

「犯人選挙」深水黎一郎 (著)

SNSで話題沸騰!密室殺人の犯人を「7つの選択肢」からセレクト。前代未聞! 犯人を自分で決めるミステリー!!『最後のトリック』『ミステリー・アリーナ』の著者による新たな挑戦。築30年の「大泰荘」で8人の大学生が共同生活を送っていた。ある朝、マッチョな男性住人が鍵のかかった自室において遺体で発見される。深夜には建物の玄関にチェーン錠がかけられるため、たとえ鍵を持っていても中には入れない二重の「密室」で誰が彼を殺したのか? 住人の誰もが怪しく、誰にも動機が……。「7つの選択肢」から犯人を選んで下さい。先行読者投票の結果も収録!

「きみはだれかのどうでもいい人」伊藤朱里 (著)

同じ職場で働く、年齢も立場も異なる女性たちの目に映る景色を、4人の視点で描く。デビュー作『名前も呼べない』が大きな話題を読んだ太宰治賞作家が描く勝負作。
職場で傷ついたことのある人、人を傷つけてしまったことのある人、節操のない社会で働くすべての人へ。迫真の新感覚同僚小説!

「青光(ブルーライト)」柴田よしき (著)

不可解な連続殺人事件が東京を震撼させていた。青い電飾が遺体のそばに撒かれるという以外には各事件の接点はない。同じ頃、作家でブルーライト探偵社所長の草壁ユナのもとに女友達の秋子から助けを求めるメールが届く。家族に確認すると、ユナと旅行中だというがユナに覚えはなかった。また、探偵社で依頼を受けた身辺調査が連続殺人事件と奇妙な繋がりを……数々の伏線が回収され、何度も騙される……ミステリーの醍醐味が味わえる本格サスペンス!

「昨夜は殺れたかも」藤石波矢・辻堂ゆめ (著)

今日も二人は"殺し愛"夫と妻の視点に分かれ気鋭の著者二人が競作する、予測不能なラブサスペンス!平凡なサラリーマン・藤堂光弘。夫を愛する専業主婦・藤堂咲奈。二人は誰もが羨む幸せな夫婦……のはずだった。あの日までは。光弘は気付いてしまった。妻の不貞に。咲奈は気付いてしまった。夫の裏の顔に。彼らは表面上は仲のいい夫婦の仮面を被ったまま、互いの殺害計画を練りはじめる。気鋭の著者二人が夫と妻の視点を競作する、愛と笑いとトリックに満ちた"殺し愛"の幕が開く!

「medium 霊媒探偵城塚翡翠」相沢沙呼 (著)

「死者の提示する謎を、先生が解き明かしてください――」推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならない。一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは翡翠の力のみ。だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた――。

「絞首商會」夕木春央 (著)

昭和・平成のミステリの技法をフル装備し、乱歩デビュー前の大正時代半ばに転生して本格探偵小説を書いたら……。そんな夢想が現実のものになったかのような極上の逸品。この作者は、令和のミステリを支える太い柱の一つになるだろう。分厚い世界に緻密なロジック、第60回メフィスト賞受賞作

「縁」小野寺史宜 (著)

「親御さんと、こう、親しすぎるんじゃないかと」 室屋忠仁、38歳。少年サッカークラブでコーチのボランティアをしていたが。「こんなふうになるからもう無理だってこと」春日真波、28歳。デート中、鈍い彼氏にきつくあたってしまったら。「おれなら土下座だってしますけどね」田村洋造、52歳。25歳の息子が女子高校生と付き合い、その父親に呼び出されて。「何とかするよ。百万で、いいかな?」国崎友恵、52歳。息子の就職の口利きのため、お金が必要に。 人は人を傷つける。けれど、予期せぬ「縁」がそれを救うこともある。地味だからこそ心にしみて、ホッとする。疲れたときこそ読んでほしい、あたたかな読後感!


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