小泉進次郎氏「日本は既存の権力に甘く、挑戦者、チャレンジャーに厳しい」と東芝、ライブドア事件に触れる!

小泉進次郎氏が富山市での学生セミナーで現在の東芝の問題について語り、その中でライブドア事件についても触れた。以下朝日新聞より抜粋。



 今の東芝の問題を見ていると、私は思うことがいっぱいある。東芝という会社の存続さえ危ないかもしれないという今の状況を見て思い出したのは、ホリエモンショック。学生の皆さん、ホリエモンって知ってる? 堀江(貴文)さんが(社長だった旧ライブドアの粉飾決算事件で)逮捕されて実刑判決を受けて、牢屋に入っていたことも知ってる?

 ひと言でいうと日本という国は、既存のシステムを作り上げた人に甘い。そして、挑戦者、チャレンジャーに厳しい。ぼくはこの事件をみてそう思った。

 堀江さんは粉飾決算をして牢屋に入った。東芝は、粉飾ではないかもしれないけど、会計において不正を働いた。それで、だれか、堀江さんみたいなことになったか。なっていない。

 既存の勢力、エスタブリッシュメントに甘く、挑戦者に厳しい。そういった日本のままでは、絶対に日本の経済はよくならないと思う。



日本社会の課題について、既存勢力への甘さと出る杭は打たれる理不尽さについて言及した。同列に語るべきかは議論の余地はあるが、小泉進次郎さんらしく現在の東芝の問題とライブドア事件を類似点を一般人目線で述べた形である。個人的に思うのは小泉進次郎さんは行動に移してもらいたいということである。この理不尽な日本社会仕組みを変えるにはこのまま自民党にいて、広告塔に利用されるだけでは無理なのは本人もわかっているだろう。


タイミング次第では橋下徹さんと組む可能性もあるだろうし、若い世代の議員とともに新党結成もありなのではないかと思う。少なくともこのまま自民党にいた状態では今回のように言葉で述べるのが精一杯であるし、この発言を聞いても上の世代の議員は鼻で笑う程度である。それが今の現状である。小泉進次郎さんが本気で日本を変える気があるのならば自民党を飛び出す勇気を見せて欲しい。

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