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パワハラは罪にならないのか?パワハラ防止策の義務化について考える。

夢の国の現実。ディズニーのキャストは素晴らしいって本がヒットした時もあったが、その頃から雇用が非正規である点など含めた労働問題は噂にはあったが、この本の影響もありうまく隠せていただけだったという事だろう。今回同時に労災問題とパワハラ問題が出てきている為、分かりにくくなっているが、労災問題は解決している部分もある。しかし、パワハラ問題は解決していないところがポイントだろう。

パワハラの判断はセクハラの判断以上に基準が難しい部分がある。実際防止策を企業側に義務化したところで、事象をどう判断するのか処分決定などをするのかって話が課題として出てくる。権力を持った人を処罰するには結局企業内でどうこうではなく、企業外からの法的な罰則含めたものが無い限り何も変えられないのが残念ながら現状だと思うがね。

パワハラ防止を義務化、でも行為禁止ではないから何かあっても罰則は無いという事。確かに法制化するにはパワハラの定義を明確化しなければいけない。そうなると妥協案としてはこのやり方が限界なのかもしれないが、逆にいうとパワハラに関してはやりたい放題がグレーゾーンで可能という事になる。このグレーゾーンをどうするのかを本来は議論しなければならないが、そこまで踏み込めないのが今の政治家なのだろう。

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