ヤマト運輸の温度設定間違いにより「おせち」が届かなかったニュースについて考える。

ヤマト運輸が北海道へのおせちの配送にて冷凍保存であるものを誤って冷蔵にて配送してしまい、すべて配送ができなくなってしまう問題がニュースとなった。ヒューマンエラーの部分であるが、ヤマト運輸の発表は形式上の謝罪はおこなっているが、一番はおせちを正月予定していた家庭におせちがないという問題点。そして、このクレームはヤマト運輸にも行くかもしれないが、結局代替品含めて販売側が対応せざる得ないことだろう。

どのような賠償と補償が発生するのかね。明らかな配送業者責任であっても企業案件ならばこのような場合の契約があるだろうけど、お金を単純に返還するだけでは購入者は納得しないだろうからね。ただ、今回ヤマト運輸はドライバーなど現場に責任を押し付けるだろうけど、根本的な問題はそこではない。

ヤマト運輸はまるで被害者かのように近年Amazonをはじめとするネット通販の拡大で疲弊している、値上げがしょうがないという風潮を作った。しかし、従業員の労働環境を整えるのが仕事であり、安い契約で数を過剰に増やしたのもヤマト運輸自体。管理できない量を受け入れるだけ受け入れて処理が出来ない事を現場のサービス残業などに押し付けてるだけ、ましてやお金を払ってる利用者や契約している企業のせいにするのは論外だったと思う。

その上で、今回現場の労働環境を根本的に改善できてない事でクリスマスだったり、年末年始だったりで過剰な配送量に堪えられてないから発生してしまったヒューマンエラーだと個人的には強く思うがね。

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