ジャンプ+からジャンプの新時代戦略について考える。

漫画雑誌含めた出版不況の中、ジャンプも発行部数含め苦戦している。漫画村問題や電子書籍への対応など苦戦はしているが、少しずつ日本の出版業界もスマホ時代に適用した形に移行しつつある。

その中でもジャンプはジャンプ+というアプリでジャンプ本誌のネット配信、オリジナルコンテンツ配信、新人作品の配信など徐々にコンテンツを充実させ、他の類似サービスと比較しても強みが出てきているように個人的には感じる。

ジャンプのブランド力はやはり強い。そして、週刊少年ジャンプ以外にもジャンプの冠がある雑誌があるわけだし、様々なジャンルに対応できる。そして、他の漫画アプリのプラットホームより次に繋がる可能性を秘めているのはモチベーションになるし、マネタイズにも繋がりやすいと考えるのは必然。

ただ、漫画でマネタイズする方法が多様化しており、ジャンプなどの大手で連載するだけが選択肢ではなく、コアな層にターゲットを絞ってもいい時代だから才能を活かす事含め囲い込み合戦が過熱しそうな気もする。

また、広告売上の50%を漫画家に還元をする方向であると発表され、良い方向性である。ただ広告収入の50%もプラットフォーム側が持っていくのかという感想も同時にある。どの程度広告収入が発生しているのか次第かもしれないが、作品に対する報酬で作者によって異なるかもしれないが、本誌掲載に比べてどの程度差があるのか。

少なくともジャンプ+は比較的上手くやってる印象が強いだけに今後どのように作者還元がされていくのか期待は強い。

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