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告白したって死ぬわけじゃない。

若かりし頃劣等感のかたまりだった私は、好きな人に最終的には告白するものの、その都度撃沈していた。

なぜなのか。月日が経ってからわかることなのだけれど、相手に告白する直前まで好き、という気持ちを少しも伝えずにいたのだ。むしろ、迷惑になるから伝わってはいけないと思っていたフシもある。

こんな可愛くもなく、特に秀でたものも持たない自分なんかがあなたを好きになってすみません、という劣等感から、好き好きオーラを出していいのは本当に一部の恋愛ヒエラルキーの上層部にいる女子だけだと思っていた。

相手からしてみれば、真顔で突然の告白、これは不意打ちなのである。いきなり藪から出てきて背後から切られるも同然。

今なら軽く、〇〇君のこと好きかも〜とか言っても死なないし、それくらいの方が相手にも親切ってものじゃないかと思う。

匂わせていた方が相手の視野には入るもの。

もっと恋愛、楽しみたかったなぁ。

今現在、恋に苦しんでいる人よ。

好きって言っても、告白しても死にません。早いうちから相手にちょこちょこ軽く伝えておくと、恋愛視野には入ります。あと、逃げたいときは、冗談だってごまかせるし。重い思いになる前に、ふられても傷が浅いうちに、好きを伝えてみてくださいね。なにか、ほめるのもありだと思う。まずは、自分の存在を相手に気づかせることから。

自分のことを卑下せずに。

誰かを純粋に好きという気持ちはとても美しいものだと思うから。




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