rou kodama

インディーズ小説家。不純文学作家。普段はフリーランスで何でも屋してます。制作事例はここ…

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インディーズ小説家。不純文学作家。普段はフリーランスで何でも屋してます。制作事例はここ→https://rou-s.com/index.html

マガジン

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  • LOVE IS [NOT] DEAD.

    千葉市にある某BARのマスターをモデルにした小説です。よって実在の人物や場所などとは多少関係あるかもしれません。 【追記】 2019/09/03完結しました!

  • ひとりごと

    小説じゃないやつ。

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    8,000円
    INME
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    8,000円
    INME
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    INME × #ISO1638400 ビッグシルエット フォトスウェット(グレー)

    GILDAN US(8oz)のXLサイズボディを使ったビッグシルエットロゴスウェット。#ISO1638400(@iso1638400)とINMEのコラボ商品です。 ワンサイズ(XL) 身幅64.5cm 着丈72cm 袖丈59cm ★ご購入いただいた方にはコラボステッカー(画像2枚目)を無料で差し上げます。 ブラックはコチラ https://inme.thebase.in/items/85383416
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Rou Kodama / Rou's の Blog目次

<ひとりごと> とりとめのないひとりごとです。 https://note.com/roukodama/m/m4518b4406407 <俺的コンピレーション> 好きな音楽を勝手にコンピレーション化。 https://note.com/roukodama/m/md5167d9246ea <ひとりで屋久島に行ってきた。> 2019年4/22〜4/25に行った屋久島一人旅の記録。 https://note.com/roukodama/m/m11b135ad86d7 ↓↓ 以下

    • 【小説】 水疱 #2000字のホラー

      #2000字のホラー  隣の席の同僚がパソコンでメールを打ちながら私の方をちらりと見、どうしたのそれ、と言った。 「なにが?」 「それよそれ、左の手首、赤くなってる」  見れば確かに私の左手首、親指の付け根から五センチほど下りた所の皮膚が、薄っすらと赤くなっている。  ああ、やっぱり来たか。私は思う。  幼い頃から日光が苦手で、日の下に皮膚を晒すと炎症を起こす。いわゆる日光アレルギーだ。今のような真夏は特に注意が必要で、だからどんなに暑くても長袖を着ていたのに。

      • クラス替えと人事発表

        今日は娘のクラス発表だったんだけど、仲のいい友達とことごとく離れちゃって、まあ荒れていた笑。 親としては「きっと新しい友達できるよ」とか「心機一転って感じでいいじゃん」とか当たり障りのないことを言ったわけだけど、内心は彼女にものすごく同情していた。 子どもにとっての学校というのは「社会」とほぼイコールだ。そこでの人間関係がすべてを決めると言ってもいい。ドキドキしながら中学に入り、1年かけてやっと築いてきた友情を奪われるのは、しかも、そのためにどれだけ努力を払ってきたか知ら

        • ぼっち会社の良いとこ悪いとこ。および2021年のご挨拶。

          ずーっと一人で作業しているので、WEBサイトにしろデザインにしろライティングにしろ、その途中経過は自分しか見ていない。 でもこういうの↓見ると、完成(納品)まで1本道で辿り着いたわけではないことがよくわかる。 (画像はあるサイトの作業ボード。自分しか見ないものなのでグチャグチャです) で、40代にもなってキモいな〜と思いつつ、 「自分がどれだけの作業をしているか、どれだけ回り道や行き止まりを経験しながらものを完成させているのか」 を、自分以外の誰かに理解してほしいな

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        マガジン

        • 短編集
          7本
        • LOVE IS [NOT] DEAD.
          252本
        • ひとりごと
          33本
        • 俺的コンピレーション
          9本
        • 愛のギロチン(小説)
          21本
        • 『HR』これからの採用が学べる小説
          88本

        記事

          ふと思い出した話。

          ふと思い出した話。 昔、まだ会社員だった頃、新人営業マンのアポに同行したことがあった。中途入社した若い男の子で、入社数日で何度もミスして色々な先輩に怒られている、そんな子。 ともあれ、僕の彼に対する印象は別に悪くなかった。いきなり完璧にできるはずもないし、失敗はするけどいつもニコニコして愛想もいい。まあ頑張ってほしいなと思いながらアポ先に向かった。 で、アポ自体は(ほとんど僕が話したけど)無事に終わり、その帰り道。 「先輩、なんか最近ハマってることとかあります?」

          ふと思い出した話。

          40代から始めるロットングラフティ

          ということで40代になりまして。今更ながらにその魅力がわかるようになってきたバンドが京都レペゼン「ロットングラフティ」です。 激しくて、うるさくて、暑苦しい。 まっすぐで、懐かしくて、切ない。 京都では10-FEETの『京都大作戦』と双璧をなす屋内フェス『ポルノ超特急』の主催バンドとしても有名ですね。 2021年になってから、いちばん聴いているバンド。 今回は彼らの曲を、俺的コンピレーションとして紹介したいと思います。 -- ROTTENGRAFFTY「ハレルヤ

          40代から始めるロットングラフティ

          【小説】 愛のギロチン 21

          マガジンTOPへ 21「な〜にをのんびり話し込んでやがるんだよ!」 まったくこの人は、いちいち文句を言わないと死んでしまうのだろうか。しかし、大股で歩いてくる大貫の表情は明るい。自分の仕事が注目されるということが嬉しいのかも知れない。あるいはーー あるいは大貫は、今回の採用案件が成功すると思っているのではないか。その期待感が顔に出ているのではないか。 俺は胃が重くなるような感じがした。 もちろんクライアントは、採用が成功すると思うから求人広告を買う。失敗するとわかっ

          【小説】 愛のギロチン 21

          「文章のつなぎ」がうまくなる方法

          だいぶ前ですが「文章のつなぎはどうやったらうまくなりますか?」という質問メールをもらったことがあって。 以下はその質問に対する返信の一部抜粋です。 (求人広告会社に勤めていた頃のメールなので、求人系の原稿を書く際のアドバイスになっています) 自分が書いた内容なのだから当然ですが、このポイントは今でもよく意識します。この2つにちょっと気をつけるだけで、全然変わってくると思う。 -- 文章のつなぎをキレイにするためのアドバイスとしては、「文末ありきで考える」というのがあ

          「文章のつなぎ」がうまくなる方法

          【SF短編】地球内蔵コタツ

          そろそろ寒くなってきました。 コタツの季節です。 お父さんもお母さんも僕もあたしも、休日の朝はベッドからコタツに直行。 ごろごろだらだらしながら、ご飯を食べるのも、テレビを見るのも、パソコンいじるのも、小説を読むのも、ゲームするのも、お昼寝するのも、すべてコタツで。 できるなら、他のどんなことをもコタツの中で行いたい。一蓮托生、我が人生コタツと共に……。 近い未来には、洋服ダンス内蔵コタツ、冷蔵庫内蔵コタツ、トイレ内蔵コタツなんて物が発明されるに違いない。私たちのよ

          【SF短編】地球内蔵コタツ

          とりあえずあそこまで

          最初は小さな水たまり 少しずつ形が変わって やがて円の一点が決壊し 細い流れが旅を始める 流れているのは自分 だけど気持ちとしては 風景のほうが流れて見える 地動説から天動説への回帰 小さな川は旅を続ける 鳥の鳴き声を聞き 雨粒の暴力に耐え 人の話に耳を傾ける いつしか流れは広くなった 広く広く幅を広げて 対岸が自分でも見えないほど そして流れは強くきつく 支流もどうやらできたらしい 自分でももう分からない 自分がどこに向かっているのか 自分はどうやってここまで来たの

          とりあえずあそこまで

          【小説】 愛のギロチン 20

          マガジンTOPへ 20「えっ、そうなんですか」 思わず驚きの声が漏れ、昭一の視線を追うように工場内を見回す。素人の俺には、そこに置かれた機械はすべて同じもののように見える。 「まあ、実際ギロチンが一番多いんですけど。でも、割とすごい人なんですよ、あの人」 昭一の言葉に、微かな混乱を覚える。会ったときから今まで、ひたすら勝手でワガママな爺さんだった。そんな爺さんが、設計においては”すごい人”らしい。 乱れかけた心を落ち着かせるように、俺は話の方向を変える。 「大

          【小説】 愛のギロチン 20

          【小説】 愛のギロチン 19

          マガジンTOPへ 19 「事業としては、どんなことを?」 大貫がどこかへ行ってしまった後、俺は聞いた。せっかく社長に話を聞く機会を得られたのだ。しかも、あの”うるさい”大貫抜きで。 「そうですねえ」と昭一は、人の良さそうな丸顔を天井に向ける。 「わかりやすい言葉で言えば、リサイクル関連事業です。ただ、再生業務を担っているわけじゃありません。私たちは、リサイクルの工程で使う機械を作っています。廃プラ梱包機、金属圧縮機、破砕機とか」 俺だってそれなりにキャリアのある

          【小説】 愛のギロチン 19

          【小説】 愛のギロチン 18

          マガジンTOPへ 18 数日後、俺は大貫の職場だという「多賀岡工業」にやってきた。予想通りと言うべきか、多賀岡工業は郊外にある小さな会社だった。 工場というよりどこか長屋を思わせる日本風の社屋で、建てられたのは相当昔のようだ。だが、古びた感じはあまりしない。 いつもの傍若無人はどこへやら、なぜか照れたような表情で俺を迎えた大貫は、その小さな町工場風の会社を案内してくれた。 それほど広くない構内に、いくつかの機械が設置されている。どれも年季の入った前時代的な雰囲気の

          【小説】 愛のギロチン 18

          【小説】 愛のギロチン 17

          マガジンTOPへ 17 ギロチンと聞いて思い浮かぶのは当然、あれだ。フランス革命とかそういう時代に、悪いことをした王様の首をはねた、あれ。 だからこそ俺は、大貫が自分の職業を「ギロチンの設計士」だと言ったとき、笑えない冗談だと思ったのだ。 ガンガンに権力者の首が撥ねられていた時代には、あるいはそういう職業だってあったのかもしれない。恐ろしい用途から考えればあまりにあっさりし過ぎていると感じるあのデザイン、ただの木枠に巨大刃がつけられただけのあのデザインだって、どこか

          【小説】 愛のギロチン 17

          質問の”意図”を汲むかどうか問題

          たとえばレストランに行って、ウェイターさんが石の乗ったお皿を持ってきたとしましょう。 料理が運ばれてくると思っていたお客さんは驚いて、「これ、なんですか」と聞きますね。 するとウェイターは、 「石です」 と答えました。 … … いや、その答えはおかしい。 質問の答えにはなっているけれど、そういう意味で聞いたのではないのだよ。 そう思いませんか。僕は思います。 … … ただ、社会に出てみると、このウェイターのような受け答えをする人って意外と多いことに気づきま

          質問の”意図”を汲むかどうか問題

          誰も読んだことがない小説

          まだ書かれていない小説は、誰も読んだことがない。 「そんなの当たり前じゃないか」と人は言うだろうけど、きっと皆は気づいていない。 「誰も読んだことがない」の「誰も」の中には、その小説をこれから書くことになる作者本人も含まれるのだ。 未来のどこかの地点で完成する小説は、その瞬間を迎えるまでずっと未完成だ。つまり作者本人は「小説未満のもの」と長い時間向き合い続けることになる。 時間を巻き戻していけば、その「小説未満のもの」はどんどん輪郭(プロット)を失い、やがてはバラバラ

          誰も読んだことがない小説