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FACTからHIDE、SLIPKNOT、ブルーハーブまで。俺的コンピレーション。

音楽よりすばらしいものを僕は知らない。というくらい音楽が好きでたまらない。そんな奴らが集まって、それぞれの好きな曲をCDに焼いて交換し合ったことがあった。2016年の春くらい。

そんなことを今日ふと思い出して、その「俺的コンピレーション」に入れた曲をYOUTUBEで検索してみたら、なんと全曲見つかりまして。CDに添えたメモ書きも残っていたので、併せて紹介します。

2016年に書いたものなので情報は少し古いです。でも曲は間違いないと思うよ。

#1 What Is Your Objective? / FACT
#2 Pressure/ FACT

これは2曲でセット。2006年発売のインディーズアルバム「Never Turn Out the Light to Keep Myself 」の1曲目2曲目でもある。合わせて2分少しという時間で「こいつら只者じゃねえ」と思わせる強烈なインパクト。静と動。FACTというバンドが持つ幅広い知見とチャレンジ精神が表れている。「What Is Your Objective?=お前の目的は何だ?」というタイトルもストレートかつ意味深で好き。


#3 Beyond the End / Fear, and Loathing in Las Vegas
「ピコリーモ」と話題になる前、YOUTUBEでたまたま聞いたのがこの曲だった。実際ピコピコした音はほとんど入ってない、彼らにしては遊び心の少ない曲なんだけどすごく好き。もちろん「Chase The Light」とか「Take Me Out!!」とかのラスベガス節全開な曲も好きだけど。もともとキーボードのMINAMIだけがVocalで、金髪の方が入ってガラッと変わったみたい。


#4 melt / FACT
最近までFACTにハマりにハマってて、アルバム5〜6枚聞きまくって、その中でも一番よく聞いたのが多分この曲。FACTは昔からギター二人が原型を作ってそれに他メンバーがメロディをつけるってやり方で曲を作ってて、だからいい意味での不安定さというかオリジナリティある曲調になるんだけど、この曲は比較的カチッとまとまってるというかだいぶキャッチー。ちなみにFACTは全員Vocalやるので有名だけど、Aメロは恐らく超絶ドラムで有名な通称エッ君。エッ君の声好きなんだよな。


#5 Get Up, Get Up / SiM
今のSiMは「SEEDS OF HOPE」っていう名盤を越えるのに苦労しているように見える。あれを超えるアルバムは作れるんだろうか。この曲は「SEEDS OF HOPE」の次に出たミニアルバム「LiFE and DEATH」の一曲目で、その次に出るフル・アルバム「PANDORA」に比べるといい意味で力が抜けている良作だと思う。ちなみにSiMで一曲だけ聞くならやはり「KiLLiNG ME」になるのだけど、他の曲いろいろ聞くと、「KiLLiNG ME」はむしろSiMの中では異端で、彼らの本懐であるレゲエの要素はほぼ入っていないと分かる。


#6 FUCKTRACK#6 / Zilch
林さん(YOSHIKI)のとこの松本くん(HIDE)がソロ・プロジェクトとしてやっていたスリーピースバンドZilch(カタカナ表記は「ジルチ」ではなく「ヂルチ」)。もうOPENINGのアナウンスだけでこの人のオシャレ感が爆発しているのだが、HIDEのソロ曲やエックスの曲をカバーというより「リビルド」して別のもの(しかも原曲のレベルを超えてくる)に仕上げるそのアレンジ能力たるや、やはり横須賀の美容師で終わらせるわけにはいかないレベル。「DOUBT」の言葉遊び感(発音はそのままに聞こえるけど全部英語の歌詞に差し替わってる)とかも素敵過ぎる。で、そんな中でもこの「FUCKTRACK#6」は、ファンには垂涎モノの選曲。INORANやJも喜んだでしょう。


#7 Spit It Out (Overcaffeinated Hyper Version) / Slipknot
3曲入りマキシシングル「wait and bleed」が発売された当時はここまでのビッグバンドになるとは思わなかったSlipknot。説明不要、覆面バンドのパイオニア。「Spit It Out」は有名だけど俺はアルバムバージョンよりこっちの方が好きだな。このバンドは打ち込み要素が入っている方が好きなので、世間的には名盤と言われている「IOWA」はイマイチだった。ちなみに彼らのマスクは日本が誇る特殊メイクアーティスト、スクリーミング・マッド・ジョージが手がけてた。スクリーミング・マッド・ジョージはかつてエクスタシーレコードに所属してバンドやってたね。


#8 Courtesy Call / Thousand Foot Krutch
YOUTUBEで偶然見つけたバンド、詳細知らず。ただ中二病の心にビンビン来てヘビロテ。系統で言えばLINKIN PARKとかのあたりなのかな。


#9 Dead End / In Flames
同じく中二病にヒットした曲。#8 「Courtesy Call」よりさらに幼い感じはするけれど、女性ボーカルがメロディ歌って、そこに男がシャウトで被せていく感じはやっぱり気持ちがいい。エヴァネッセンスのデビュー曲(?)とかと同じ感じ(あっちはシャウトって言うよりラップっぽいけど)。


#10 Blood Red Head on Fire / Bigdumbface
リンプの変態ギタリスト、ウェス・ボーランドがクビになって組んだバンド「Bigdumbface」。クレバーなフレッドから解放されたせい(?)で変態がさらにメチャクチャになってる。ロック系のイベントでDJするときは、長めのイントロが使いやすくてヘビロテだったな。クラブのフロアなのにハードコア系のモッシュが始まったりしてた。


#11 THE Hero IN Side / SCHAFT
1990年代半ば、「BUCK-TICK」の今井寿と「SOFT BALLET」の藤井麻輝が中心となって組んだユニット。当時まだそこまで売れてなかったマッド・カプセル・マーケッツのMOTOKATSUを起用してるあたりはさすがと言わざるを得ない。アルバム「Switchblade」を初めて聞いたのは中学1年か2年、まだまだエックスにどっぷりの頃。良くも悪くもビジュアル系メタル一辺倒だった俺にインダストリアルとかハウスとかへの扉を開いてくれたありがたい作品。最近再結成というかメンバー変えて再始動したよう。

※上の動画は最初に「OLIVE」という曲が入ってます。THE Hero IN Sideは2曲目。以下のリンクだと頭出しで聞けます。


#12 Radio Protector / 65daysofstatic
インストバンドの中では間違いなく一番聞きまくったバンド65daysofstatic。その中では有名な曲だと思う。ただこれもエックスの紅、SiMのKilling me、FACTのa fact of lifeとかと同じで、一周回って戻ってくる曲。この曲を聞いて気になったならぜひアルバムを聞いてみて欲しい。結構しっかり内向的になれる。


#13 ill-beatnik / THA BLUE HERB
「先は長い 深い 言葉にならないくらい」。俺は無宗教だけど、経典があるとすればこの曲。何百回聞いたかわからないけど、いまでも毎回鳥肌が立つ。TBHは「SELL OUR SOUL」ってアルバムが至高。それ以降のBOSSは説教臭くなってしまって好きじゃない。ラフラへのレクイエム「candle chant」も必聴。


ということで、うん、やっぱり音楽紹介は楽しいなあ。2019年バージョンも作ろうっと。

↓おっさんパンクスの恋愛小説書いてます。毎日更新中。


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