【お手軽?】自作寝そべりぬいぐるみ製作日記

みなさんこんにちは、ろーしです。


はじめに

4/1に行われました「伊達さゆりのあと8cmは伸ばせます」のイベントである「令和5年度ハチのば成長発表会」に連れて行った寝そべりぬいぐるみ『伊達さゆりモデル』の製作日記をひょんなことから記事とすることにしました。僕自身、裁縫の経験自体はそこまで多くはないので簡単に作れる方法を模索したつもりです。

完成品は↑の僕のツイートでなんとなーく雰囲気つかめるのではないでしょうか??この記事ではもう少し製作途中の写真を挟みながら説明できたらと思います。って説明するにも写真まるで足りなくて記事用に新たに写真をいくつか撮りました。

髪の部分だけを自作したハイパーお手軽モデル(自称)です。今回髪の部分を構成しているパーツは全部8つです。

使用した道具や材料


はさみ
まち針
縫い針
糸(ブラウン)
トイニット(ブラウン)
布用両面テープ
布用ボンド
チャコペン
寝そべりぬいぐるみ(澁谷かのん)

手順

  1. 髪の部分を丁寧に切り離す

  2. パーツ分割を考えつつ髪型のデザインを書き起こす

  3. デザインをもとに型紙を書き起こし、型紙を切り出す

  4. 型紙に沿ってトイニットを切り出す

  5. 必要があればトイニットを縫いあわせる

  6. 切り出したトイニットをぬいぐるみにあてて位置を決めてまち針で止める

  7. 位置がずれないようにまち針で止めつつ両面テープや布用ボンドで貼りつけていく

思い返してみて手順として順序づけるとこんな形ですが、実際は切り出したパーツをまち針で止めてみてバランスに納得がいかず、再度型紙を書き直して新しく切り出して止めてみてバランスの確認して、を何度か繰り返しています。特に前髪の部分はかなりリテイクを繰り返すことになりました。

また手順に含んでいませんが、髪の色に近い布地を探すのも苦労しました。それほど手芸店を回ったわけではなかったんですけどね。それとお店によってトイニットだったりトイクロスだったり呼び方が違ったことも混乱するポイントでした。次回からは素直に店員さんに頼ります。以下手順の解説を僕なりにしていきます。

手順詳細

1.髪の部分を切り離す

髪の部分も縫い込まれているので頭のカーブに沿って頭部を縫い合わせている縫い糸を切らないように切り離していきます。身も蓋もない表現ですが、この時点で一回ハゲてもらいますwやばすぎて写真撮ってないですw

今回は後ろ髪の部分はかのんちゃんのものをもとに作ることにしました。完コピです。

さゆりんの毛先のウェーブを再現するのはトイニットで切るのがミニサイズだと難しくなりすぎるので断念しました。今回の僕の妥協ポイントその1です。

切り離した髪の毛の部分。この後型紙取るのに使うので丁寧に。

2.パーツ分割を考えつつ髪型のデザインを書き起こす

絵がかけるわけではありませんが、ノートにまるを書いてキャストの写真をこれでもかと見比べながら髪型を書きます。今回ではさゆりんがこだわりのある前髪の部分と触角を書き起こしました。前髪のベースとなる部分も試作であまり感触がよくなかったのでかのんちゃんのものをそのまま使うことにしました。触角も最近毛先がウェーブかかってることが多いんですがここも断念して輪郭に沿わせる形にしました。僕の妥協ポイントその2です。

ラフ。割とすんなりパーツ分割決まったのは雰囲気掴むためにざっくりした試作をもとに考えられたからかも。
番号がどこを示しているかわかりにくいのはご愛嬌。
先述のざっくりした試作。この時点では前髪と左右触角の計3つでいくつもりでしたが、どうものっぺりするのでかのんちゃんの寝そべりのように前髪の流している部分を別パーツにすることを、触角の上部分は前髪の下部分に隠すことを決めていきました。
後ろから。こちらものっぺりするのでかのんちゃんのパーツ同様左右分けて切り出して縫い合わせることにしました。

↑今考えてみたら布地切らなくても型紙あてて考えればよかったですね。いやどうだろ。意外と切りにくいのに気付けたし切ってよかったかも。

3.デザインにもとに型紙を書き起こし、型紙を切り出す

まず型紙を書くわけですが、今回後ろ髪の部分はかのんちゃんのものをそのまま使うので紙にあてて止めて縁取りをします。前髪部分は自分で書いていきます。今回は縫いしろはほぼ必要ありません。書き終えたらはさみで切っていくだけです。

最終的に実際に使用した型紙です。
型紙が残っているのでほぼ同じものはすぐ作れます。

記事を書くにあたって番号をふりました。それぞれ簡単に説明していきます。

①前髪部分の毛先用の型紙です。さゆの写真見ながらフリーハンドで書きました。気合。
 
②前髪部分の型紙です。この部分が先ほど書いたように数多く作り直しました。上半分は⑥とほぼ共通、毛先は①から。左端2つは角度を変えています。

③触角の型紙です。左右共有です。表裏返すだけで左右の切り出しに使えます。フリーハンドで書きました。これも気合。

④耳の後ろ側あたりから伸びてる髪の毛の型紙です。これはかのんちゃんの切り取ったものをそのまま型紙に写してます。これも左右共有です。

⑤後ろの髪の部分の型紙です。これもかのんちゃんの切り取ったものをそのまま型紙に写しています。

⑥前髪部分の土台(なんていうのかな)の型紙です。これもかのんちゃんから切り取ったものを使用していますが、頭頂部の地肌を隠すために頭頂部側を少し延長しています。

4.型紙に沿ってトイニットを切り出す

先程作った型紙をトイニットにあててまち針で止めて切り出します。止めにくい部分はマスキングテープで紙と布をはり合わせることもありました。トイニット表裏ありますので間違えないように。

5.必要があれば縫う

今回の場合ですと後ろ髪の中央にくる合わせ目ですね。僕はまっすぐ縫うの下手なので縫うラインをチャコペンで書いてから縫い合わせていきました。水で落ちるタイプなので縫い終わったらサッと水で流してタオルなどでおさえて水気を取って乾くのを待ちます。

かのんちゃんのパーツで恐縮ですが、今回縫い合わせたのは水色で囲った部分です。

小さい○の部分は縫い合わせておかないと頭頂部のラインにうまく沿ってくれなかったので少しだけで大丈夫なのでしっかり縫いましょう。

6.切り出したトイニットをぬいぐるみにあてて位置を決めてまち針で止める

書いてて思い出しましたけど位置決めたのに何も印せずにそのまま次いってましたねw

納得がいく位置が決まるまで微調整を繰り返します。
この前髪切り直したやつですがこれも結局納得がいかずに新しく切り直しました。

7.位置がずれないように布用両面テープや布用ボンドで貼りつけていく

さて貼りつけていくわけですが今回は前の触角、後ろの触角から貼りつけて、次に後ろ髪、前髪の土台、前髪の順に貼りつけていきました。

ボンドでしっかり貼ろうかと思ったんですが試しに端切れを接着してみたら乾いても接着箇所の色が違ってしまいわかってしまうので両面テープを使う方向へシフト。

両面テープも小さく切りつつ少しずつ貼っていきます。貼り付ける箇所以外をまち針で固定して貼り付けて、まち針の位置を変えて固定して貼り付ける、を繰り返して少しずつ貼りつけていきます。

ちょうどかのんちゃんの前髪がぴょろぴょろするので貼りつけるところです。これくらいでも十分とまってくれます。

すべてのパーツが貼りつけられたら完成です。思いっきり愛でましょう。僕は思いっきり愛でてます。

おわりに

いかがでしょうか?多少でも参考になったのであれば幸いです。また質問やこうしてみるといいんじゃない?みたいなのあればTwitterなんかでもいただければと思います。

さて、作ってみての感想なんですけど愛着がすごく湧いています。ちょーっと一緒にお出かけするだけで写真撮りたくなってしまいますし。僕写真撮ったりするタイプじゃなかったんですけどね〜。でも作ってほんとによかったです。試行錯誤もそれなりにありましたけど作る事自体もすごく楽しかったです。

ところざわサクラタウンにて何気なく撮ったけどいちばん好きなお写真。
基本的に水べりが好きなので果てしなく心惹かれます。

機会があれば他のキャストのものや大きなサイズのも製作してみたいなとは思ってるので挑戦した際はまた記事にしようかな。ってどんどん他のキャストのモデルも作ってってます。製作ペースはマイペースそのものですが。

ご覧いただいたみなさんありがとうございました。それではまたの機会に。

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