【KC】ハーキー→ビアシの継投でノーヒットノーラン達成!【A+】

ご無沙汰しております。ロイヤルズのことを書こうと思うもすぐ連敗を重ねるので下書き途中でやる気がなくなるデフレスパイラルに陥っておりましたが、久々に大きなうれしい出来事があったので書いてみました。

現地6月18日のウィスコンシン・ティンバーラトラーズ(MIL傘下)戦でザック・ハーキーとダンテ・ビアシの2投手による継投でノーヒッターを達成!

先発のザック・ハーキーは1回と3回に四球を許したものの、それ以外のイニングは完璧に抑え、6回73球を投げ4三振2四球で降板。
そして7回からはダンテ・ビアシがマウンドへ。7回から最終回まで毎回先頭打者に四球を与えたものの、なんとかヒットは許すことなく踏ん張り、最後の打者をサードゴロに打ち取ってノーヒッターを達成した。

先発したハーキーは「初回に5点を取ってくれてすごく楽に投げることが出来た。今夜は3球種ともすべて思うように投げることが出来てすごく投げていて楽しかった」とコメント。
一方ビアシは、「7回を抑えるまでノーヒッター中だということには気づかなかった。気づいてしまった後も、キャッチャーのハンコックとともにいつも通りの投球をすることをこころがけただけだ」と語った。

ザック・ハーキーは2018年のドラフト6巡目指名の右腕。この年のドラフトは彼の前にブレイディ・シンガー、ジャクソン・コワー、ダニエル・リンチ、クリス・ビュービック、ジョナサン・ボウラン、オースティン・コックスが指名されており、あまり注目される存在ではなかったが、193cmから繰り出される最速98mphのツーシームと空振りをとれるチェンジアップを武器に結果を残し、着実に評価を上げてきた。

ダンテ・ビアシは2019年のドラフト6巡目指名の左腕。大学時代は一塁手と投手の二刀流だけでなく、バスケ部でもキャプテンとして活躍し注目されたアスリート。90mph半ばの速球を武器に三振の山を築くリリーバー。

今年からロイヤルズの傘下となったリバーバンディッツとしては2009年5月19日にヘクター・カルデナスとケビン・トーマスが継投で達成して以来の快挙だった。

また、ロイヤルズ傘下としては2019年7月16日にA+級にてジョナサン・ボウランがカロライナ・マッドキャッツ戦で達成して以来2年ぶりの記録となった。

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