ペンハリガンの沼を垣間見る
福田平八郎展の後、梅田に移動して大丸とルクアをぶらぶらしてきました。
大丸のラトリエデパルファムでは、行く度にペンハリガンを試させてもらっているのですが、毎回心が決まらず悩み抜いてまた一年、みたいなことを繰り返しております。
友達と行ってぼやっと観てたらグタールのプチシェリーを試させていただきました。
第一印象は喫茶店で出てくる洋梨のタルトの香り。構成にペアとバニラがあるからかしら。
ペンハリガンが気になってますとお話しし、普段はバイレードのフローラル系ですと申告して、二人して「大人っぽい香り」をお願いします!(良い大人だけどね)とスタッフさんに選んで貰ったのはLUNAでした。
爽やかな森林の香り、でも山の中というよりはからっと乾いた平地の森を思わせます。ローズとジャスミンがあるのでフローラル感もある。2人ともこれは良いね~と盛り上がり。しかも30ミリリットルの小瓶があるので買いやすい。
LUNAは、メンズのエンディミオンとペアで作られていますし、更に太陽イメージのソラリスも先年出ましたし、色々遊べそうだなとワクワクします。
他にお勧めされたのはサボイスチーム。
ピリッとした香気があり、ハーバルミストを被っているみたいな気持ちになる中から薔薇がふんわり浮かんできて……という一連の体験が濃縮されてました。こういうローズも良いなあ。
ペンハリガンの香水瓶は首元のリボンが素材からデザインから違うのですが、これは切りっぱなしのタオルでめっちゃキュートでした。ルナはオーガンジーの透けるリボン。
新作のアルウラもお試しで。
要素だけ見るとカレー粉感半端ないのですが、実際の香りはもっと濃密で凝縮されていて、経験値が低くて分からないんですが全体をまとめる何かがありました。真夏の暑さに負けないぞ~と思いながら着けたい。
なお、5/1から値上がりだそうで、悲鳴を上げながら考えます~と言って去ってきました。そして今も考えています……。推しのイメージ香水だから買っても着けるわけではないサルトリアルは一旦ベンディングにして、LUNAの30㎖を買うべきか……。
その後ルクアを移動していたら、アイアムのポップアップをやっていて、こちらでも色々勧めていただいたので試し。
そしてヘッダの写真は、LUNAをどうしようかなと悩むに当たって手に入れてみたサンプルサイズの香水達です。
左から、
・ゲラン アクアアレゴリアフォルテ ローザロッサ
ほぼ初チャレンジのゲラン。このハニカムのデザイン綺麗ですよね。
重厚で高貴なローズ。香調がウッディフルーティフローラルとある通り、甘さより先に上質さのイメージが聞こえてきます。好きなnoterさんにゲランの香水を使っている方がおられて、その方の文章と通じるものがありました。ってことはこれは推し(をイメージする)香水枠。香りがしっかり残るタイプなので、残り香を楽しんでいます。
真ん中は
・グタール ル タン デ レーヴ
フランス語で夢の時間。手持ちの4711のオーデコロンを思い出させたので、ネロリが結構香り立ってくるのかも。爽快感があるのと、そこまで長く残らないので、これからの季節に良さそう。
大好きなお茶を買う資金にさせていただきます