西野亮廣が本を出版した。
こちらの本である。

西野とは長い付き合いだ。
西野が10代。
僕が20代からの付き合いである。
そもそもの西野はあまりお金に執着がなかった。
金払いもいい。
サッパリした男である。
『いいっすよー！僕だしますよ！』をしてきたに違いない。
困るのは僕である。
西野とは後輩・先輩の関係である。
払うのは先輩の僕である。
基本的に行くお店は僕が決めてきた。
悪いと思ったのか、たまに西野がお店を提示してくる。
『菅さん！〇〇ってお店いいっすよ！
行きましょうよ！
ヒューガルデンありますよ！』
可愛い後輩である。
絶対に行く。
しかも西野が大好きなヒューガルデンがある。
絶対に行く。
会計。
むちゃくちゃ高い。
絶対にぼったくられている。
僕はお金にキッチリしたいタイプの人間である。
伝票を見せてくれと要求します。
後輩が紹介してくれた店とか関係ない。
払うのは僕だからだ。
西野はヘラヘラしているだけ。
伝票チェック。
つきだしの値段がむちゃくちゃ。
宴会。
中小企業が宴会をした時のつきだしの数。
ヒューガルデンあるとかないとか関係ない。
突き出し地獄。

そんなことが何回か続いた。
お仕事もそうである。
楽しかったら良い。
ギャラをチェックしない西野。
世の中には良い人間はたくさんいる。
ただ悪い人間もいる。
お金に無頓着な人間を悪用する悪い人間もいる。


だから西野にとある本をオススメした。

西原理恵子さんの【この世でいちばん大事な「カネ」の話 】

是非みなさんも読んでみてほしい。
いかにお金は大切かをわかりやすく書いてくれている。

僕の記憶では、その本を読んでからの西野は変わった。
『菅さん！
むちゃくちゃ面白かったです。
考え方変えます！』と僕が紹介したぼったくらない店のヒューガルデンを飲みながら言っていたの思い出した。
現実。
お金は非常に大切である。
なかなかリアルにお金のことを書いている本はない。
西原さんの本と西野の本の共通点。

【実体験】である。

実体験を読める本ほど価値がある本は他にないと思っている。
失敗も成功も書いている。
みなさんにとって西野が西原さんの本を読んで変わったように、西野の本を読んでお金に対する認識が変わることのキッカケになれば、嬉しい。

少しでもいい。
このnoteを読んで夢と金を読んでくれる人がいてくれたら嬉しい。

そう。
僕は西野の先輩であるのと同時に西野のファンだからである。