ワーグナー:ローエングリン 第1幕 前奏曲

Description:

In this video, we're taking a look at the Wagner Lohengrin Prelude, Act 1. This Prelude is a crucial part of the opera and is essential to understanding the plot and themes.

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演奏者ページ Gottlob Frick (Henry the Fowler, bass)
Rudolf Schock (Lohengrin, tenor)
Maud Cunitz (Elsa of Brabant, soprano)
Josef Metternich (Frederick of Telramund, bass)
Margarete Klose (Prtrud, mezzo-soprano)
Horst Günter (The King's Herald, bass)
NDR Elbphilharmonie Orchestra (orchestra and chorus)
Wilhelm Schüchter (conductor)
Max Thurn (chorus master)
Otto Franze (chorus master)
公開者情報 RCA Victor, 1955. LHMV 800.
著作権 Public Domain - Non-PD US
備考 Source: Internet Archive

『ローエングリン』(独: Lohengrin)は、リヒャルト・ワーグナーのオペラ。台本も作曲者によるもので、ローエングリンの伝説に基づき、10世紀前半のアントウェルペンを舞台とする。以降に作曲された楽劇(Musikdrama)に対し、ロマンティック・オペラと呼ばれる最後の作品である。第1幕、第3幕への各前奏曲や『婚礼の合唱』(結婚行進曲)など、独立して演奏される曲も人気の高いものが多い。

作曲及び初演の経緯
ワーグナーの自伝『わが生涯』によれば、1839年から1842年にかけてワーグナーはパリに滞在し、クリスティアン・ルーカス(Ch. Th. L. Lucas)の編集した、1838年出版の『ヴァルトブルクの歌合戦』(Wartburgkrieg)に触れて歌劇『タンホイザー』の着想を得る。このとき、論文の続きにローエングリンにまつわる叙事詩についての説明があり、これを読んだことが発端とされる。
1843年、ヨハン・ヴィルヘルム・ヴォルフが編纂した『オランダ伝説集』が出版される。このなかにコンラート・フォン・ヴュルツブルクによる『白鳥の騎士』が含まれており、ワーグナーはこれを読んだと考えられている。また、ルートヴィヒ・ベヒシュタインのメルヘン集に「白鳥にされた子供たちの物語」があり、このモチーフもワーグナーは利用することになる。
1845年6月、マリーエンバートに温泉治療のために滞在中、ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハの叙事詩『パルチヴァール』やアルブレヒトの『新ティトゥレル』の翻訳・再話、作者不明の叙事詩『ローエングリン』に付せられたヨーゼフ・ゲレスの長大な序文(100頁近い「論文」)などを読んで、歌劇の構想を固める。同時に、これらの知識は後の楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』や『パルジファル』の基盤ともなった。また、ヤーコプ・グリム『慣習法令集』や同『ドイツ伝説集』から、オルトルート像を創造したとされる。
1845年8月、台本の散文スケッチ完成。このときのスケッチには、第3幕でゴットフリートの姿に戻る白鳥の歌も書かれていたが、後にこれは取り消される。
1845年11月、前作『タンホイザー』のドレスデン初演。この直後に『ローエングリン』台本も完成する。同月、ワーグナーは友人たちを集めて『ローエングリン』の台本朗読会を開く。このとき同席した友人には、建築家のゴットフリート・ゼンパー、ピアニストのフェルディナント・ヒラー、作曲家のロベルト・シューマンらがいた。朗読は友人たちに感銘を与え、シューマンは、この台本が従来の番号付きオペラでは収まらないことを理解したという。
1846年、春から作曲にかかる。3ヶ月でスケッチが完成し、9月からオーケストレーションにとりかかる。しかし、ドレスデン歌劇場の仕事のために中断を余儀なくされる。
1847年、8月に全3幕のオーケストラ・スケッチが完成。
1848年、1月から4月にかけて総譜を浄書。
1849年、ゼンパーや無政府主義者ミハイル・バクーニンらとともにドレスデンの5月蜂起に参加。しかし革命運動は失敗し、指名手配されたワーグナーはリストの助けを得て、スイスのチューリヒに亡命する。
1850年、リストの尽力によって、『ローエングリン』がヴァイマルで初演の運びとなる。ワーグナーはなんとか初演を見たいと潜入を画策するが、リストに制止されて断念。この前後、『ローエングリン』の初演を巡って、ワーグナーとリストは頻繁に手紙を交わしている。結局ワーグナーが全篇上演を見ることがかなったのは1861年のことで、ヨハン・シュトラウス2世がワーグナー紹介に努めたウィーンでの宮廷歌劇場による舞台であった。
初演
初演は1850年8月28日、フランツ・リストの指揮によりヴァイマル宮廷劇場で行われた。

日本での初演は1932年12月18日、東京音楽学校秋季大演奏会でのクラウス・プリングスハイム指揮、ヘルマン・ヴーハープフェニッヒらの出演による演奏会形式のハイライト上演である[7]。

『東寶十年史』(1944年発行)の綜合年表86頁によれば、1940年12月4日に日本劇場でドイツのテノール歌手カール・ハルトマン出演、東京交響管弦楽団の演奏による上演が記録されているが、「一場」と書かれており、舞台形式による全曲演奏かは不明である[8]。

舞台形式による本格的な初演は1942年11月23日、東京歌舞伎座で行われた藤原歌劇団の公演とされている。演奏は東京交響楽団(現在の東京フィルハーモニー交響楽団。現在の同名の団体とは別)、指揮マンフレート・グルリット、主役のローエングリンは藤原義江が演じた[9]。堀内敬三訳の日本語訳詞で歌われたが、戦時中3時間を越える上演は禁止されていたため、内容を縮小して上演された。

演奏時間
演奏時間は最終決定稿で約3時間30分(各幕60分、80分、70分)。

第3幕は慣習的なオーケストラの経済的事情による約5分間のカットは無しで計算。
更に約5分を要する現在では全く演奏されない初稿の「グラール語り」も省く。
楽器編成
フルート3(3番はピッコロ持ち替え)、オーボエ3(3番はイングリッシュホルン持ち替え)、クラリネット3(3番はバスクラリネット持ち替え)、ファゴット3、ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、チューバ、ティンパニ(第3幕で一時的に3人:2対と一個)、シンバル、トライアングル、タンブリン、ハープ、弦5部(14型)

舞台裏または舞台裏に吹奏楽のバンダ:フルート3(3番はピッコロ持ち替え)、3オーボエ、3クラリネット、2ファゴット、3ホルン、12トランペット、4トロンボーン、中太鼓、ティンパニ(1個)、シンバル、トライアングル、ハープ、オルガン。

いわゆる史上最初の完全な三管編成であるが、これによって同じ楽器で同じ音色による三和音が単独で可能となる画期的な試みとなった。

主な登場人物
ローエングリン(テノール)白鳥の騎士。名前と氏素性は秘密だが、第3幕で明かされる。
エルザ・フォン・ブラバント(ソプラノ)ブラバント公国の公女。
フリードリヒ・フォン・テルラムント伯爵(バリトン)ブラバント公国の実権をねらう。
オルトルート(メゾソプラノ)フリードリヒの妻でラートボート家の子孫。魔法使い。
ハインリヒ・デア・フォーグラー(バス)東フランク王ハインリヒ1世。
ハインリヒ王の伝令(バス)
ゴットフリート(歌わない)エルザの弟。公国の世継ぎ。
ブラバントの貴族4(テノール2、バス2)
小姓4(ソプラノ2、アルト2)

構成とあらすじ
第1幕
第1場
前奏曲。アントウェルペンのスヘルデ河畔。ハインリヒ王がハンガリーとの戦いのために兵を募る。そこへフリードリヒが現れ、ブラバント公国の世継ぎゴットフリートが行方不明になり、ゴットフリートの姉エルザに弟殺しの疑いがあるとして王に訴える。王はエルザを呼び出し、釈明を促す。
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