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遊具へのアクセス手段であるはしごの安全要件について

おはようございます。本日も良い一日になりますことを願っております。

以前の記事”遊具へのアクセス(入退場)手段について”の中で、容易にアクセス可能な手段として、はしご、ランプ、階段、階層状のプラットフォームを紹介させて頂きました。今回は、その中のはしごの安全要件に関して記述させて頂きます。

BSI EN-1176-1: 2017(36頁)によれば

はしごladders
横木または踏み板の間隔は、本規格内に示されている頭の挟み込み要件に適合するものとします。横木と踏み板は回転することなく、等間隔でなければなりません。
等間隔は、横木間でのみ必要とされます。最も高い位置の横木とプラットフォームの間、または地面と最初の横木の間には必要ありません。等間隔の要件は、ロープラダー(縄梯子)には適用されません。

注記:はしごからプラットフォームへの、又ははしご頂上への安全な移動を補助するために、横木や踏み板の無い梯子の踏み段を、プラットフォームからバリアの上端まで垂直に延長することができます。
木製構成部品は、外れたり又はずれたりできない確実な接続でなければなりません。釘や木ネジは、唯一の接続形態としては使用してはなりません。
横木または踏み板上で足を正しく載せて支えることができるようにするため、はしごの後部には、横木または踏み面の中心からはしごに対して90°方向に測って少なくとも90mmの遮らない空間がなければなりません。
横木と踏み板は±3°以内で水平でなければなりません。
はしごは、横木や/または踏み段を備えられてなければならないか、または4.本規格内の握り要件、または 掴まり要件に適合するハンドレール(手すり)を備えられてなければなりません。