首を吊れない臆病者

仕事がうまくいかず足を引っ張られるようなことばかりあって、自分の思い通りにもならないのにいい顔ばっかりしているから辛くて辛くて死にたいななんて思いながら帰路につく。
でももやもやが晴れないから、少し外を歩いてコンビニに行って胃に悪そうなものを買って帰る。帰ってきて一心不乱にそれを胃に詰め込む。去年の鬱状態から、まだ全快はしていないけどリビングの電気をつけられるようにはなった。
周りの人は、家族とかペットとか趣味とか、何かしらの生きがいがあるのかな。いいな。帰り道、誰かに今銃で撃たれても車で引かれても別にいいやって思いながら帰るのってやっぱり普通じゃないよね。

一人でいると考え事ばっかりして頭が一杯で辛くなるから何かしらの音を聞いていないと狂ってしまいそう。こうなったらずっと眠って夢も見ずに静かに目覚めないで過ごしたい。夢のなかでも仕事してるんだもん。
何かに夢中になれれば今の悩みも苦しみも忘れられるかと思ったのに、夢中になれることがなんもなくてひたすらに辛い。何の苦行なんでしょうか。
私は悪いことしましたか。それとも考えすぎな性格が悪いんですか。私のせいですか。もうどうでもいいというかどうにでもなれというか。

私はいつ自分の人生が生きられるようになるんでしょうか。
もう頑張れない。本当に頑張れない。すべてがどうでもいい。