見出し画像

AppSheetでiPaaSワークフローを作る②ーGoogleサイトで作るグループウェア (72)ー


この記事を読んで欲しい方

企業DXや校務DXの進め方に悩んでいる方
クラウドアプリの導入に悩んでいる方

①ワークフロー作成の準備

 実際にワークフローを作るにあたって、以下の事前準備が必要になります。
①簡単な仕様書をつくる
②作成環境を整える

 まず、Googleドライブにワークフロー用のフォルダを作ります。その中に、仕様書と今回使うGoogleフォーム、Googleスプレッドシートを入れます。
 仕様書は必ず作ってください。引き継ぎのための書類にもなります。

仕様書
簡単な仕様を書く
アプリ作成の流れ

 注意!:ワークフローを作るときの、各エディションの制限の確認をしてください。
 今回使うGoogleチャットには、無料版(gmailドメインの人)では利用する機能の制限があり、連携ができません。
 Google for Education有料のGoogleワークスペースのみになります。

②出欠連絡Googleフォームのダウンロード

  Googleが公開しているはじめよう!これからの教員の働き方集める03から出欠連絡のGoogleフォームをダウンロードします。
 下記画像をクリックすると、マイドライブにコピーが作られるので、WF出欠確認通知フォルダに移動させます。名前も「出欠連絡」に直してください。

出欠連絡の雛形のダウンロード
フォムの名前を直す

③出欠連絡フォームからスプレッドシートを作成

 さっそく、Googleフォームに来た回答を送る、Googleスプレッドシートを作成します。
 まず、Googleフォームを表示します。

出欠連絡フォーム

回答タブをクリックし、スプレッドシートにリンクをクリックします。

回答のスプレッドシートを作る

新しいスプレッドシートを作成にチェックが入っていますので、そのまま作成をクリックします。

スプレッドシートを作成

スプレッドシートが作成され開きました。

回答用のスプレッドシートが作成できた

WF出欠確認通知のフォルダの中身はこうなっています。

ワークフローのフォルダの中身

試しにGoogleフォームで回答すると、Googleシートに以下のように回答が入ってきます。

シートに回答が入った

④AppSheetオートメーションとスプレッドシートの連携の事前準備

 まず、AppSheetオートメーションをGoogleスプレッドシートに対応させるため、AppSheet Events拡張機能をインストールします。
 いくつかのダイアログが出ますが、すべて許可してください。

AppSheet Eventsのインストール

この拡張機能の設定は、ワークフローアプリ作成の一番最後に行います。

⑤AppSheetの起動とアプリの作成

 事前準備が整ったので、AppSheetを起動します。
 スプレッドシートを開いて、拡張機能>AppSheet>アプリを作成を選びます。

スプレッドシートからAppSheetアプリを作成する

AppSheetアプリが自動で作成されます。

AppSheetが起動しアプリが自動作成される

AppSheetアプリができましたので、でてきたダイアログの✗をクリックして画面を閉じます。

自動作成されたAppSheetアプリの編集画面です。
左にメニュー中央に設定右に画面構成の配置になっています。
今回はワークフローのみを作成するので、画面は弄りません

AppSheetアプリの編集画面

すでに半分程度ワークフローアプリができています。
今回は、ここまでです。


 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?