注文住宅記録(建売住宅ベースの注文住宅おすすめ!)

私はこんな人です。
機械設計職、2児の母です。

以前私達は注文住宅は

  • 建築家が建てる奇抜な家

  • 豪邸

  • お金に余裕がある人がすること

というイメージを持っていました。
でも我が家は奇抜でも、豪邸でも、お金に余裕もありません。
「建売住宅±α」
をコンセプトとして注文住宅を建てました。
その理由を書いていきます。


建売住宅の基本

始めは建売住宅しか検討していませんでした。
予算も少なく、実家も建売住宅だったためです。

  • 1階はLDKと和室or洋室1部屋あるかないか

  • 2階に6畳程の個室が3~4部屋

  • 1坪お風呂、独立洗面台

  • トイレ2つ

  • 適度な玄関スペース

  • 駐車場1台以上付

というのが私の地域の建売住宅の基本でした。
万人受けする間取り=建売住宅
だと思います。

でもこれでは我が家には不要だったり足りない部分もありました。
なので建売住宅をベースにすれば大失敗はなく、自分たちにちょうど良い家が建てられるのでは?と思ったのが注文住宅を建てるきっかけでした。

建売住宅にプラスしたもの

1階にファミリークローゼット、乾太くん

我が家は洗濯物を外に干しません。

  • 共働きフルタイム会社員(在宅無し)のため急な悪天候に対応できない

  • 虫が嫌いすぎる

  • 花粉症なので外干しが地獄

  • 暑さ、寒さの中洗濯物を干したくない

  • 晴れた日は外、雨の日や怪しい日は中など洗濯を天候に左右されたくない

賃貸時代は夫婦2人だったのもあって、全て浴室乾燥で済ませていました。建売住宅だと洗濯機は大抵1階になります。
2階の各居室にクローゼットはありますが、1階で干した洗濯物をわざわざ2階にしまうというのが嫌でした。
1階の1部屋をファミリークローゼットにする案もありましたが、6畳程の空間を洋服部屋にするのはもったいないな…と感じました。

乾太くんを導入したことで洗濯ストレスがほぼなくなりました。
どの時間帯に洗濯しても大体2時間後には乾燥まで終わっています。

ファミリークローゼットをほぼハンガーがけにしたことで、畳むものは靴下だけになりました。
服の総量もわかりやすいですし、子供が自分で服を選びやすくなりました。

海外製食洗機

私はお皿洗いが大嫌いです。
平日夜や休日は夫がやってくれますが、平日朝は私が担当でした。
これがなかったら朝もう少し寝れるのに…と思うことが多く、新居に食洗機は絶対入れようと思っていました。

建売住宅にも国産浅型の食洗機が付いているところもありました。
ただ国産は予洗いが必要だったり、容量が少なかったりしたので、鍋もフライパンも全て洗いたい私には足りませんでした。

我が家はBOSCHの45cm幅を使用しています。
ほぼ1日分の食器・調理器具が1回で洗えるのでとても満足しています。
キッチンをグラフテクトにしたことで、国内製キッチン+BOSCH食洗機よりは安価に導入できました。

玄関タッチキー

賃貸時代、子供を抱っこしながら手動の鍵を開けるのは大変だったので、玄関にタッチキーを導入しました。
未就学児でも玄関ドアを開けられるようになり、とても便利です。

建売住宅からマイナスしたもの

個室の広さ・数

大抵の建売住宅は
1階に1部屋あるかどうか
6畳以上の部屋が2階に3~4部屋
が基本でした。

我が家の個室は
1階に5.5畳1部屋(主寝室)
2階に4.5畳2部屋(子供部屋)
のみです。

子供が小さいので1階の主寝室でみんなで寝ています。
リビングの隣にあるので夜泣きした際もすぐに駆けつけられたり、
子供が寝ぼけて部屋を出ても安全です。

広さに関しては全体的に狭くしました。
私自身実家の子供部屋が6畳だったのですが、持て余していました。
また将来子どもたちにあまり部屋に籠もってほしくなかったので、子供部屋を4.5畳にしました。
延床面積が減り、建築費も抑えられました。

窓は建売住宅に比べて全て小さく・少なくしました。
各個室は窓の位置を高めにすることで、外の視線を感じず、安全性も高まりました。
窓の下の壁を有効に使えるのも良いです。
また窓を少なくしたことで、建築費だけでなく、光熱費も抑えられました。

建売住宅には小さな庭が付いていることが多いです。
我が家は

  • 虫が苦手で家庭菜園・植栽をしない

  • 建売住宅程の庭の広さでは遊びが限られる

  • 雑草の手入れをしたくない

という理由で庭をなくしました。
その分駐車場を広くしたので快適です。
子供たちの外遊びは近所の公園を利用しています。

建売住宅ベースの注文住宅を建てた感想

やっぱり大失敗はなかった

家が奇抜な形になったり、長い廊下ができたりという大失敗はなく
動線も良い家になりました。
使う人を選ぶヌックがあったり2階リビングなどではないので、リセールバリューも良いのではと思います。

我が家に必要な設備しかない

これが一番大きいと思います。
建売住宅だと万人受けする分、各家庭に合わせて家の中を作るのが意外と大変です。
置きたいソファが置けなかったり、棚が地味に良い大きさがなかったり。
こんなに部屋の広さいらないのになと思ったりすることもあります。

家具の位置や大きさも設計段階から盛り込んでいたので、全てがぴったりはまり無駄がありません。
収納も入れるものを考えて作ってもらったので不足も無駄もありません。
おもちゃ収納をリビングに作ってもらったことで家が散らからなくなりました。

価格は少し高いくらい

我が家の月々のローン返済は約10万円です。
住宅ローン控除もあるので、実際はもう少し負担が減ります。
土地からの注文住宅でしたが、田舎で土地が安いのでこの金額に収まりました。
月8万円台からという建売住宅もあるので、それに比べると高くはなりました。
ただ新築・自分の必要な設備しかない・家の性能が高いということを考えるとあまり気になりません。

結果めちゃくちゃ満足

注文住宅に住んで1年経ちますがとても満足です。
家の居心地が良くて、外食も減りました。
一軒家なので音も気にせず子どもたちも自由に遊んでいます。

我が家の注文住宅についてはこちらの記事でも紹介しています。
良かったら読んでみてください。



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