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結び目の話

私は空想委員会というバンドが大好きだ。邦楽ロックは全般好むが、空想だけは別格でライブ参戦数やCD所持数なんてぶっちぎり1位である。彼らの音楽に何度救われたことか、ライブに行く度どれほど元気をもらったか、一言では言い表せない。

そんな空想委員会の現体制での活動が終了した。新年度が始まって新元号が発表された日のことである。

すべて、過去を結んで未来へ進むためのこと。終わるからこそ始まりがやってくる。

今まで「始まり」をあまり意識せずに生きてきたような気もするけど、4月が始まってからどこかすっきりとした気持ちで過ごせているのは、喪失感に苦しめられずいられるのは、私自身も空想委員会との過去を上手に結べたからなんだと思う。

大好きな大好きな空想委員会の活動が終わってしまったことは、過去に経験がないほど辛いことで、それはそれは幾度となく涙してきたけど。生きていればきっとまた会えるし、音楽は聴き続けることで消滅せずに残っていく。

心に浮かぶのは

これからの1年間への覚悟
新たな時代への期待
空想委員会へのエール

ずっと空想委員会の帰りを待っているから。

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