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人を救いたい

大学を出てしばらく一般企業で働いた後、独立して起業、現在は数人の社員を抱える会社代表。

よく聞くような話だが、僕の同級生にもちらほらそんなステータスに辿り着いている人がいる。


同級生というのは、特別な存在だ。

どんな性格か、何が好きで何が嫌いで、何が得意で何が不得意で。

一度でも隣の席になろうものなら、嫌でも熟知せざるを得ない、赤の他人の濃い個人情報。

完璧な人間なんていない。

後に起業して会社代表になり、SNSでカッコつけまくっているこの人、昔は先生にめちゃくちゃ怒られるようなことを平気でしていたのに。

などと、ふと嫌味を言いたくなるが、起業がいかに大変なことか、更には続けていく努力、雇う側に重くのしかかる責任があることだって分かっている。

人の何倍も努力を積み重ねなければ、そのようにカッコつけるところまで辿り着けない、それくらいマイナスからのスタートだった。

・・・何度軌道修正しようとしても、嫌味が出てしまう。

僕の性根だって、情けないものだ。

弟がスーパースターになっても、自身が怠けることもなく、弟と違う角度から人を救うために司法の道を突き進むお兄さんの存在を、僕は知らなかった。

スーパースターが生前どう過ごしていたかを知りたい人は世の中に沢山いて、しかもそれを地位ある人から聞けるのだとすると、説得力があり納得感もある。

僕の身内にスーパースターはいないが、誇りに思う祖父母の話ならいくつかある。

僕も説得力のある人間になりたい。

表には出ない努力が必要だ。

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