しんどい時はサウナに行くかマッサージしてもらうかえっちなお店に行ってこい
この3つがあれば何でも乗り越えられる。
どんな困難でも乗り越えられる。うそじゃない。
それを不健全だと思う人もいるだろうが、ちょっと待って欲しい。
冷静に考えてみてくれ。
サウナに行って自律神経を整え、マッサージに行って血流を良くし、えっちなお店で心も体も満たされることの何が「不健全」だというのか。
むしろめちゃめちゃ健康的じゃないか。
サウナにも行かず自律神経が乱れ鬱っぽくなり、マッサージにも行かず血流が悪くなって体の調子を崩し、挙句の果てにえっちなお店にも行かずにストレスと性欲が溜まって浮気や不倫をする。
そのほうがよっぽど不健全じゃないか。
昔、スーパーの精肉でバイトしてた時。
パチンコと風俗が大好きな主任がいた。
名前は勉(ツトム)というが、自分たちは親しみを込めて「ベンさん」と読んでいた。
ベンさんは暇さえあればパチンコに行っていたし、連休ともなればパチンコの「遠征」に行っていた。
愛車のステップワゴンに乗り、延々と国道をひた走る。
そして道中にあるパチンコ屋に入ってひと勝負し、勝てば次の目的地(パチンコ屋)へ、負ければそのへんで車中泊して次の日帰ってくるという、何とも男気あふれるロードトリップ。
もし大勝した時は「次の目的地」は風俗となるらしく、ベンさんはそれを「ワープ」と呼んでいた。
スーパーの休憩所で、嬉しそうにチラシの裏に地図まで書きながら説明するベンさん。
「この日は2軒目で北斗が吹いて12万勝った」丸を書いて+12と書き込む
「そこでワープすることにした」勢いよく線を引く
「ただそのパチ屋が田舎でな。そこから店まではかなり距離があった」まだ線を引く
「1時間ぐらい車を走らせて」まだまだ線を引く
「やっと到着したわけよ~!!」何重にも丸を書く
ベンさんはしきりにこう言っていた。
「勝てば風俗、負ければサウナ」と。
なんだその「欲しがりません勝つまでは」みたいなスローガンは。
言うまでもなく、ベンさんはむちゃくちゃ元気だった。
仕事は全然出来なかったけどアホみたいに元気だった。
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