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Ultimate Endurance

究極の持久力を手に入れる挑戦

歳を取るとパフォーマンスが低下することは誰でも理解できると思いますが、いったい何が低下しているのでしょうか?
どんな能力が低下していると思いますか?

身近なことで考え増すと、私は沢登りをやっていますが、同じ山岳会の70歳くらいの方に伺ってみると、皆さん口をそろえて「バランスが悪くなった」と答えます。

これは、神経(神経の疎通)が悪くなっています。
つまり、神経の反応や疎通が悪くなるからパフォーマンスが低下します。
ですからこれを取り戻せば良いのです。

◆筋肉を増やすよりも神経の反応や支配領域を取り戻す

始めて筋トレをすると最初の2週間くらいで扱う重りがどんどん上がっていくので、筋肉がついたと思ってしまいますが、これは勘違いです。
そんなに早く筋肉はつきませんし、肥大しません。
ではなぜ扱う重りが上がっていくのか。
これは「慣れ」の効果です。

筋トレに限らず、なれない動作をした時、最初はぎこちないですが、徐々になれてきますね。なれてくればスピードも上がりますし、力も入ると思います。
これは神経の疎通が良くなったことと、筋肉の支配する領域が増えたことを意味しています。

人間は100ある筋肉のうち、全部は使えていません。例えばですが、100あるうちの50しか使えていないとします。これが、なれてくることによって60とか70使えるようになるので、力が出せるようになるのです。

歳をとったら、筋肉の量を増やしたり、筋肥大を狙うよりはこの神経の疎通や支配領域を増やす努力をした方が良いようです。
これがパフォーマンスを維持する方法です。

◆究極の持久力を手に入れる


歳を取ると筋力やスピードはどうしても若い人にかないません。
ですから、これからどこを目指せば良いのか、それは「長距離を走り続けられる持久力を手に入れる」という方向です。
スプリント系から100キロマラソンやロングライドのエンデュランス系へのシフトが必要になってきます。

究極の持久力を手に入れるために大まかなアウトラインを書きます。これは、鏑木毅さんがおっしゃっていることと同じです。

・シナプスの働きをもう一度復活させる
・持久力=脂肪燃焼効率を上げる
・脂肪燃焼効率を上げるために低糖を心がける
・いきなり炭水化物を抜くよりもはじめはタンパク質を多くとることを意識する
・現代における質的栄養不足を改善する
「糖質過多+タンパク不足+ビタミン不足+ミネラル不足(鉄含む)」このような食事では身体は必ずエネルギー不足になります。なぜなら身体のエネルギー代謝が滞るからです。
・ビタミンB1をはじめとするビタミンB群不足によって、うまくTCAサイクルがまわらずATP不足になる。それだけでなく、使われないピルビン酸が蓄積する。ピルビン酸からは乳酸が生じてしまう。
・脂肪を材料にするにも鉄をはじめとしたミネラルやビタミンが不可欠。
・時には「低糖質ダイエット」「ケトジェニックダイエット」をすると有効の可能性があります。(低糖ダイエットとケトジェニックダイエットについては私も勉強してから再度アップします)


・「脳」「心」「メンタル」、三つとも同じことですが、これらを鍛える。(鍛え方については後述します)


・鏑木毅流「本番力をつける」(私はレースに出たことないので、これから本番に出たいと思います)


・「戦い続けるためのリカバリー」が必要。
・戦略的に休むという視点が必要。
・有効なものは「鍼」「マッサージ」「温泉」「睡眠」(睡眠に関してはあとで詳しく記事にします)
・疲労の蓄積具合、回復具合を決める基準を持つ(例えば同じコースを走ってみて足や身体の重さを感じ取ってどれ倉疲労が溜まっているか、回復しているかの感触を確かめる)
・抗酸化(アンチエイジング)をする。活性酸素に対する抗酸化対策。基本はサプリメントでビタミンCやアスタキサンチンを飲む。
・挑戦する心とを持ち続けることで若さを保つ、若さを取り戻す。


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