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写真フォルダは、人生のブックマーク(と大げさに言ってみる)

自分の好みなんて、自分が1番わからないよ

昔から、好きなものを素直に好きと言えない性格。本気で好きな人たちと比べると自分なんて大したことないと思ってしまうから。

そもそも好みなんて、時と場所と相手によって答えは変わるし、自分のことなんて自分が1番わからない。こういう人のために自己診断系のコンテンツがあると思うけど、それはそれで「勝手に決めつけるな」と思ってしまう。

そんな天邪鬼体質な自分でも信じられる(かもしれない)、自分の好みを知る手段が写真フォルダだ。

写真は反射的にいいと感じたものを撮る。自分の目で見たものしか撮れない以上、言い逃れができない。そして撮った瞬間から写真は過去のものになっていく。

客観的視点かつ個人的。それが写真であり、その集まりが写真フォルダだ。

今日の自分が良いと思うものはなんだろう。その風景をブックマークするように写真を撮っている。

道中のそば屋さん。おいしいらしいが行ったことはない。

情報量の多い街・アメ村へ

大阪に住んで1年ちょっと。そういえばアメ村にちゃんと行ったことがなかった。せっかくの休日を無駄にしたくない一心から夜更かしした身体にムチを打ち、バキバキの腰を持ち上げた昼過ぎ。カメラを持ってのそのそと家を出た。

空と空(くもり)
フェアプレーの像らしい
アメ村らしい景色って意外と思い浮かばない。
お昼ご飯はニューライトのカツカレーにした。
高級オシャレ店よりは入りやすい。

ごちゃごちゃと情報過多の街・アメ村なら、いろいろ撮る物が見つかるかと思ったが、全身イレズミ兄ちゃん、地べた座り込み路上喫煙集団、マフラー吹かせまくり外車など、怖い人ばっかり。

あまりカメラを向けられなかった。

そもそも、どこからどこまでがアメ村かわからない。同じような古着屋ばかりが立ち並んでる。そして、気がついたら難波まで来てしまっていた。

ここは心斎橋?
なんばはパチンコ屋が多い。
人も多い。
(プライバシー保護のスローシャッター)

地図も見ずにふらふらと。途中で休憩も挟みながら、ただただ散歩。

なんばの奥に行きついて、そろそろ帰ろうと思ったその時、偶然見つけた。いつかいきたいと思っていた美園ユニバースだ。

おや?
これが味園ユニバースか。
赤い壁に緑のイボイボという、毒がありそうな外観。
ムード◎な入口がいくつかある。
振り返ってもナイスな小道。
ナイスライトアップ。

味園ユニバースは元キャバレー、現ライブハウスで、内装の異質さから、いつか行きたいライブハウス3選のひとつだった場所。(もうふたつは下北沢シェルターと京都磔磔)

ちなみに今日は真心ブラザースがツアーで来ていたそう。行けばよかったと後悔しながら、向かいにある大阪王将でチャーハンを食べ、家に帰った。

撮り溜めた写真は1万枚弱だけど

カメラを買ってから、この感じで撮り溜めた写真が1万枚弱ある。1万枚あるが、自分の好みなんて未だに分からない。でもちゃんと見返せば傾向くらいは掴めるのかもしれない。(AIツールも使えそう)

カメラを買ってからたくさん写真を撮った気もするし、ぜんぜん撮ってない気もする。どちらにせよ、個性を落とし込む境地は、まだ到底見えそうもない。10万枚くらい溜まれば、自分の好きがハッキリわかり、自分らしさをだせるようになるのかな。

それまでは、このブックマークを続けていきたいと思う。


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