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Salesforce/Tableauを退職し、外資の日本事業立ち上げをします

8年に渡り勤めたTableauを、2024年3月3日をもって退職しました。在職中、お客様や同僚に感謝の気持ちを伝えきれなかったこともあり、退職報告を書くことにしました。

Tableau入社のきっかけ

2016年、銀座の大倉別館にあったTableau Japanで、40人目の社員として新卒入社をしました。「Tableauに新卒採用があったんですか?」と聞かれますが、新卒採用はありませんでした。大学時代にゼミの活動でシアトルのTableau本社を訪れたことがあり、日本法人のカントリーマネージャーを勤めていた浜田さんと現Thoughtspotの黒井さんとFacebookで繋がっていたことがきっかけで、採用面接をお願いして新卒入社の機会をもらいました。

昔を思い返すと「え、そんなことできるの?」ということをして、道を作っていたので、自ら事を起こしていくマインドはこれからも大切にしたいと思っています。

Tableauでの仕事

入社当初は、セールスオペレーションを1年勤めて、エンタープライズのインサイドセールスに異動して約2年勤めています。

営業時代も充実した時間を過ごしていましたが、営業として「これは、Tableauで実現可能です」とお客様に提案はできても、自らが直接実装できないことに違和感を覚えたため、現在のソリューションエンジニアに異動しています。

ここ数年は製造業のお客様を担当し、技術的な課題を議論しながら導入支援を行うプリセールスを担当していました。

Tableau極める

2021年9月にXでスタートしたTableau極めるはおかげさまで多くの方々に利用いただき、お客様先でお声がけをいただくことも増えてきました。Tableau極めるは、DATA Saberという素晴らしいコミュニティ認定資格がある中で、さらにTableauの魅力を深く知って楽しんでいただきたいという思いで始めています。

週に3回、新しい問題を追加して、その解法を翌日にはYouTubeで公開するというタイトなスケジュールのもと、リアルタイムで多くのユーザーが参加してくださり、Tableau極めるは最終的に30の実践的な問題を完成させることができました。当時、リアルタイムで参加下さった方々には感謝をしています。

「思いがあれば、まずは発信をして、始めてみる」これはTableau極めるに限らず常に意識しています。

現在週次で更新しているTableauイベントカレンダーも、Tableauのコミュニティに、1人でも多くのユーザーが参加するきっかけを生み出したいと思いから始めた取り組みです。JTUG(Japan Tableau User Group)のイベントに参加したことがない方は、ぜひ興味を持ったイベントに参加してみてください。

次の仕事

詳しくは、次に公開予定のブログで会社紹介を兼ねてお伝えする予定ですが、外資の日本事業立ち上げに国内1号社員として参加することになりました。「カントリーマネージャーですか?」と聞かれますが、SE(プリセールス)として入社します。SEですが、国内に1人しかいないため、製品のGTMから導入支援に至るまで幅広い業務を担当する予定です。まだ仕組みが整っていない状態から、仕組みを構築していく作業が好きだということに気づいたので、広い裁量を与えられることに対して、とてもワクワクしています。

転職の理由

これまでキャリアや人生について深く考えることが少なかったですが、小さな組織でしゃかりきになって働くということを新たに始めたいと思っています。Tableauに入社を決める際、大手企業と当時それほど知名度のなかったTableauの間で迷いましたが、Tableauを選んだ当時の決断は正しかったと確信しています。

年齢を重ねるにつれて、思考がより洗練されるかと思いきや、深く考えすぎてしまい、決断が鈍っているように感じることがあります。過去を振り返ると、自身が求める環境が見えてきたこともあり、童心に返り反射的に行動する直感も大切にしていきたいと思っていました。

「然るべきリスクを取り、そのリスクを楽しみながら仕事を楽しむ」という自分の性格を理解したうえで、今回はワクワクという心に従うことにしました。

最後に

私がどれほどの貢献ができたかは分かりませんが、8年に渡りお客様と関わらせていただいたこと、大変感謝をしております。これまでのお客様との出会いを大切にし、今後も関係を継続させていただけましたら幸いです。

また、これまで社内でサポートいただいた Salesforce/Tableauの皆様には心から感謝しております。今後もTableauコミュニティを通じて、引き続きよろしくお願いいたします。

FAQ

Q. 次の会社はどこですか?

A. 個別にご連絡いただけましたら、お伝えさせていただきます。

Q. Tableauの発信はどうしますか?

A. Tableauコミュニティに参加し、今まで通りにXやブログを通じて情報を発信していく予定です。また、Tableauイベントカレンダーも現時点では継続して運用する予定です。

Q. Tableauを教えてください!

A. 本業に支障が出ない範囲で、Tableauを導入した個人や企業のサポートができればと考えています。

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