雑誌と漫画の女子の書かれ方の違い


ランチのときに 会社の同期が

「今日は定時に上がってホットヨガにいくんだよね~」と言っていた。

すごい・・・!

うちの会社でそんな「ザ・OL」みたいな人がいるなんて・・・!

ファッション雑誌コーナーに載りそうな1コマ・・・


ファッション雑誌に載ってるのは、

だいたい仕事もがんばるけど、アフター5も充実させるのが私流♪
スイーツを食べに長蛇の列も並ぶし、エステ・ヨガにも余念がない。

そんな自分とはかけ離れた人種である。


でも、この媒体が雑誌ではなく

漫画(「働きマン」とか…)になるとどうだろう。

「自分の身の回りのことはさておき、

目の前の仕事に全力投球、失敗から学ぶことが栄光」みたいな描かれ方が

増える気がする(おぼろげな記憶)


この違いは何だろう・・・?

それは、漫画は「伝えたい美学」

(ハードルの高い困難を乗り越える人々を描き感動や教訓を与える)

みたいなものが 先行するけれど、


雑誌となると「今の世間における、女子の理想像」

(主に外的なスペック。いかに泥臭く頑張らず涼しい顔して充実してるか)を

掲載して「うらやましい」を喚起できるか に注力しているからだとおもう。


漫画が人間の内面を潤すために作られている一方、
雑誌は「いいなあ、うらやましい」で作られているか によるのだとおもう。

妙なことに、雑誌で「いいなあ、うらやましい」と思われるスペックは
漫画においては「モブの人」として扱われやすい気がしている。


泥臭い方が、人々の共感自体は得られるのだろうか。

うらやましい、という感情は きっと

人の苦労を総スルーしているから沸き起こるのだな・・・。


泥臭く頑張っているわけでもない、かといって

努力を隠してうらやましがられるほどの優雅さも持ち合わせていない、

平凡な私は いったん目の前のことに全力投球したいと思います。

おしまい

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