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ミレーの失敗作 リュック キャタピー 22(CATARPIE)

山岳リュックの大手、ミレー。

カジュアルにも使えるリュックを多数出しています。

私は何作か購入していますが、基本的には価格なりの満足は得ています。
ライトなファンと言っても良いでしょう。

ですが、そのミレーにもこれはダメだな、というリュックがあったので、noteに書いてみます。

それは、
リュック キャタピー 22(CATARPIE)

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私が購入したのは黒色ですが、黒は品切れで在庫は緑色のみになっています。

ということで廃版なんじゃないかなと思っていますが、廃版にした理由は、これかな? と思う、設計の不備もしくは、縫製の不良を、実体験から以下に紹介します。

これは背負ひもの下部の部分です。
見た目は、上記のように問題ないです。

ところが、逆の方の部分は、切れてしまいました。
どう切れたかというと、以下


軽い旅行だったので、下の部分を別の箇所に結びつけて乗り切りましたが、山登りのときに、こういうふうにリュックの背負ひもが切れたことを想像すると、ゾッとします。

ま、このリュックでハードな登山をする人はいないでしょうが、軽い登山でも、まだまだある上りの途中で切れたら、引き返すかどうかの判断をしなくてはいけないでしょう。

どう切れたか、切れた箇所の内側を見た画像がこちら。

当たり前ですが、「なぜ、ちょっとした重みで切れるほどの位置で縫ったの?」です。あと一センチでもグッと入れて縫っていれば、こんなことにはならないはず。

私も製造業なのでわかるのですが、こういうのは、この一体だけではなく、ロット全体がこの縫い方になっていることが多いです。

もしかしたら、ロット全体の不良のみにとどまらず、CATARPIE 22そのものの設計不良で、このモデルは全滅かもしれません。

廃盤になっているので、大きく被害が広がることはないでしょうが、アウトレット品などでこのモデルが出ているときは要注意です。

見た目が良くても、背負ひもが切れたら、なんにもなりません。

ものすごく軽いタウンユースのみで使う前提で、2千円台なら買ってもいいかな、とは思いますが。

END

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