0412

防衛反応のように笑ったりすることがなくなった。愛想が悪くても生きていけるようになった。愛想が良くないと価値がないと思わなくなった。すごく進歩だと思っている。興味がない人に対して無駄なリソースを割かなくなったのは、素敵な人生の第一歩だ。

持続可能な人生ってなんだろう。わたしって、何がしたいんだろうな。音楽は好き。言葉を作るのは好き。最近は曲を作るのも楽器の練習もまともにしていない。なんだか、疲れてしまっている。やりたいのに、本当にそれでいいのかと、自信がなくなってしまった。わたしは元々自信満々な方だったが生きていてそんなこともなくなってしまったので。でも表現は好きだし、そうするとバンドなんてものは違うのかな?とも思うけど、バンドはやってみたい気がする。焦りがないと人生ってこんなに緩やかなのか、と思う。

わたしはわたしのためにどんな言葉を作りたいのかな。それは結局他者に投げかけるものだとぞんざいに扱ってしまう事が多いけど、この世にわたししかいないとして、それでも話したい言葉があるとしたら、どんなものなんだろう。誰にも向けない生活があったとしたらどんなものなんだろう。本当に必要なものって絶対にそこにしかないはずなのに、今まで人と関わりすぎて掠れてきてしまった気がする。人に無駄に優しくする必要はなくて、ただ与えられた環境に対して機械のように反応していればいいのだ、私はたかが1匹の人間であり、相手もそうだ。あんなに傷つけてきた人間だってそうだ。

「本当に優しい人は思っていることをちゃんと言う」と言われたので比較的ちゃんと言うようにした。誰かの優位に立つために使う言葉に本当の心は含まれていなくて、わたしは無駄な言葉ばかり話してしまっていたからここまできてしまった。大事な人がずっと笑顔でいられるような人生を送ることができたら良いなぁと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?