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最近関わる友人がまた変わってきた。変わってきたというか、嫌だなと思う人間と疎遠になってきたというか。サークルの仲良くしていた女の子も、なんだか前とは違うなあと思ってきた。名誉欲に囚われて余裕のない人間に憧れるのはこっちの時間の無駄なのかもしれない。普通に友人として、暖かくそばにいるだけでいいのかも。なんかかっこいいな、とかかわいいな、とかすごいな、とかではなくなった。共感してくれない友達は厳しい。男性性の強い人は、今のところどう関わったらいいのかいまいちよくわかっていない。私は気が弱いのに目立つうえに防御力がゼロなので攻撃性の強い人間に当てられていろんなところからいなくなってきたが、なんだかそれって意味のないことだったのかもしれない。話してみたら、「それはひどいね」と言われた。ひどいことだったらしい。私は酷いことをされていたらしいな。人は敵じゃないとわかったので、私は友達にひどいね!と言われると強くなった気になる、最近。わたしわるくない!と思う。私はわるくなかったので、また前に進める。大人になると友達を増やさなくなるのは、お腹いっぱいだからだ。最近これ以上そんなに頑張って友達を作ろうと思わないなと思う。守れなかったものや自分をもう増やさないために強くなっている友達はかっこいい。そのままでいて、と壊れないでいて、を同居させたような目を私に向けてくるから、私は何を話したらいいかわからなくて、焦って変なことばかり話してしまう。なんか、それでもいいのかもしれないな。優しさってなんだろう。私は優しくない人と関われるほどつよくはないなあ、と思った。誰かを守るような人生ではないのだろうな。男性に対して怒ったりするのはめんどくさそうでやっている人はすごいなあと思う。酷いなと思っていた人が恋愛で浮気をして女を泣かせていてあーあと思った。まあそういう人だろうなあと思った。思い通りにするためには暴力も厭わないのは気味が悪いな。やはり人に対してすごいね!と言える人間は、余裕のある人間なんだなあ。全然思ってないのに可愛い!と言ってくる女が不快だったことを思い出す。不快な人間が台頭すること、名誉を得ることを望む世の中なのであれば、私はそこにわざわざ戦いにいく必要はないなと、改めて実感する。自分のための人生をやっていく。


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