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動いた先に好機はある。マーケティングのその先を追いかける早口応援マネージャーです。ふだ…

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動いた先に好機はある。マーケティングのその先を追いかける早口応援マネージャーです。ふだん見聞きしたことを現実でいかに使っていくか掘り下げたいと思います。 ※Amazonアソシエイト・プログラムを利用しています

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Quest Reading MAP

書き溜めたQuest ReadingのINDEXページ。大事な読書録です。 カバー画像は、いつも<みんなのフォトギャラリー>から選んでます。 ※随時更新※ No.16 作詞入門 阿久式ヒット・ソングの技法No.15 微分方程式で数学モデルを作ろうNo.14 ビジネスの”常識”を疑えNo.13 *Amazonとは何者かを考える4冊通読No.12 「国土」喪失No.11 競争戦略よりも大切なことNo.10 わが安売り哲学No.9 セルフ・コンパッションNo.8 広告心理No.7

    • 落語の技

      甚五郎は、自ら作ったネズミに問いかけた。 「わしはお前を彫るときに、全身全霊をこめたつもりだ。それほどのできばえとは思えぬ虎なのに、なぜただの彫り物になる」 「えっ、あれは虎ですか。わたしはてっきり猫かと思った。」 <ねずみ>の有名なサゲの一節。 「ここらで、本当はお茶がいちばん怖い」「半鐘はいけない。おじゃんになる」「酒はありがてえがやっぱりよそう。また夢になるといけねえ」。落語には有名なサゲがあり、あの噺だねと思い当たるものが多い。 改めて『古典落語100席(立川志の

      • 宝くじを買う理由

        年末ジャンボ宝くじのシーズンです。 算数で考えると宝くじは買わない方がよい。 一般的な300円の「ジャンボ宝くじ」で当選金額の期待値はだいたい140円。買った金額の半分以上は減っていく仕組みになっている。 それでも、買ってしまう理由。それは、もしも当たると非常にデカいからだ。 このホームラン志向はビジネスの現場でもある。 「成果」をあげるためには「行動」が必要だ。でも、すぐに「行動」すると失敗してしまうと「再検討」に戻り、なかなか「行動」しない。 念には念と「検討」を重ね

        • 見えないものを引き出す問い

           アンケートによる調査をシンプルに表せば「誰に何を聞くか」といえる。さらに「何」を聞くかを大別すれば、それは「事実」と「意見」に分けられる。  意見は変わるが、事実は基本的に変わらない。事実は知りたいもので、意見は聞きたいものという違いもいえる。いずれにしても、回答者の意識の中にある答えである。しかしながら、成熟し複雑化した中では、その先にある「見えないものを引き出す」ことが期待されている。  この「見えないものを引き出す」ために、回答者ではない何かを借りてくる<投影法>と

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          少子化の解決

           「異次元の少子化対策」といわれるが、リアルな<少子化>を考え抜いているだろうか。少子化の解決は「夫婦が子どもを授かり、命を誕生させること」が増えていることで、決して、経済的に裕福になっていることではないと思う。  行政や医療現場では、子どもを宿しやすく、産みやすく、育てやすくする様々なサポートや取り組みが実行されている。  ただ、まずは夫婦になることが必要だ。<少子化>対策のために、様々なケースや価値観を想定した夫婦になるまでを科学的にとらえた対策が取られて無いのではないか

          少子化の解決

          ChatGPTでも変わらない

           マーケティング界隈で「ChatGPTが変える○○!!」という言葉が毎日飛び交っている。データ分析、情報収集、記事の執筆、プログラミングの作成、画像や動画制作、業務資料やプレゼンテーションの作成など。さまざまなビジネス現場が乗り遅れまいと躍起だ。  ただ、ChatGPTが産まれたばかりの赤ちゃんを、すぐに言うことを聞くようにはしてくれない。極端なもの言いを選んだが、ChatGPTが炊事・洗濯・掃除を変えるという話までは聞こえてこない。  どうやらデジタルな未来は、リアルな感覚

          ChatGPTでも変わらない

          叱らない方がよい理由

           我が家はすっかりと野球家族で、息子と娘は同じ少年野球のチームにお世話になった。当時、練習中に「何でできないんだよ!」「やる気がないなら帰れ!」のような声が飛び交うことも珍しくなかった。うまくなって欲しいという気持ちの現れなのだろうが、叱ってしまうとどうしても<叱られたくない>が先にきて、いつしか叱る人の機嫌を気にしてしまう。  だいたいの場合、どんな小さな子でもうまくいかなかったことは、本人が一番わかっている。だから、伝えるべきは繰り返し繰り返し、できるようになるためのアド

          叱らない方がよい理由

          500字に著す

           日本人の平均的な読書速度は1分で400~600字だそうだ(日本速脳速読協会HPより)。原稿用紙(20文字×20行)だと1枚ちょっと、文庫本(40文字×15行)だと1ページ弱、Kindleなどの電子書籍でもだいたい1画面(300~500文字)ぐらい。だから、「アイデアは1枚に収めよ!」と言われるのかとも思った。  一方で書く速度は、プロライターなら1時間で2,000字は書けなきゃいけないらしい。プロでも、500字を書くのに15分が必要という計算だ。1分で1人と考えると少なくと

          500字に著す

          「マーケティング」と距離をおく。。

          世の中には「マーケティング」が氾濫していると思う。 動画マーケティング、BtoBマーケティング、デジタルマーケティング、似顔絵マーケティング、口コミマーケティング、SDGsマーケティング、環境マーケティング、炎上マーケティング、1to1マーケティング、シニアマーケティング、インバウンドマーケティング、ブランドマーケティング・・・ 何でも「マーケティング」をつけたら、役立ちそうに思えるから不思議なものだ。 いったい、マーケティングの本質はどのように思われているのだろうか。

          「マーケティング」と距離をおく。。

          祝!ヴァンフォーレ甲府

          ヴァンフォーレ甲府の選手・関係者・サポーターのみなさん 第102回天皇杯の優勝おめでとうございます! 山梨生まれですが、しばらく「ヴァンフォーレ甲府」のことは頭から離れていました。昨日のテレビをつけるまで、決勝にあがっているとは露知らず、ごめんなさい。 でも、みなさんの試合にくぎ付けでした。 実家の両親に聞くと、J2では7連敗中。ただ、天皇杯はJ1チームに4連勝しての決勝戦。やるときはやるんだよねとのことだそうですね。 コンパクトな編成を上下させる、戦国時代の統率され

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          栗きんとん

          「栗きんとん」と聞いたら、タイトル画像のような、つぶしたさつまいも餡と栗の甘露煮をまぜた、おせち料理の名脇役の「栗きんとん」しか知らなかった。山梨生まれの私には、これが当たり前だった。 ただ40年近く生きてきて、この概念がひっくり返った。 数年前に長野の栗の産地に行ったときに、全く違う衝撃の「栗きんとん」に出会ってしまった。 この衝撃の栗きんとんには、べとつくものがない。甘く煮た栗の姿も見当たらない。見た目を例えるなら、しっとりした落雁のようだ。 そして、口に頬張ったと

          栗きんとん

          どっと混むの思い出

          ジーピリピリピピピーピピー 何の音だと思うだろうか。 FAXの受信音と思った人はその答えは近い。正解は、20数年前の私が聞いていたインターネットに接続する音が、こんな音だった。 ジーピリピリピピピーピピー パソコンに電話回線につなぎ、指定された番号に電話をつなぎ、IDが認証されるとスピーカーから聞こえる音がこの音だった。ダイヤルアップ接続という方式だ。 最初は電子メールを送るためだけに接続していて、メールの送受信がおわるとすぐに切断していた。はじめてのインターネットは

          どっと混むの思い出

          苗字に必ず入っているモノ

          何回か続くグループ研修の最初は、だいたい講師の先生を交えた自己紹介でスタートする。 私が入社当時に顧問だった統計学者の後藤秀夫先生が開催していた、統計ゼミのような研修での「自己紹介」は、20年ほど経った今でも記憶に残るほど印象的だった。 研修にはいろいろな人が集まるので、当然、自己紹介では様々な苗字が飛び交う。 参考として、日本人に多い苗字ベスト10はこんな感じになっている。 当然これら以外の苗字も出てくるが、いろいろな苗字の自己紹介がひと通り終わると、後藤先生はおもむろ

          苗字に必ず入っているモノ

          最近すきな動画

          山梨県身延町。私の生まれ育った町。人口約1万人の田舎町だ。 その身延町が今年になってプロモーションムービーを公開している。その名も『みのラブ』。1本3分ぐらいだが、3部作のショートストーリーになっている。 身延町は、まさに自然豊かな町で、富士山も近い。 いわゆる平成の大合併で町の面積は広がり、信玄のかくし湯と言われる下部温泉も、今は身延町の中にある。 最近では、長く続くキャンプブームの中で、マンガ『ゆるきゃん△』に登場した影響で訪れる観光客も増えてきた。 『みのラブ』に描

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          ずっと飲みたい私におすすめを

          実家は酒類の卸問屋。生まれながらの汗っかき。1日を終えて、飲む一杯は何よりもご褒美だ。そこから、私は飲み続ける。 飲むのは、もっぱらハイボール。ウイスキーばかりではなく、焼酎なども。要は炭酸で割ったものを飲む。 1杯飲み、2杯飲み。氷を足して、もう1杯。無くなっては継ぎ足し、また、飲み干すを繰り返す。 でも、ふと気がつく。飲み続ける夜はもったいない。 子どもの勉強を見たり、本を読んだり、家族の未来を語りたい。ただ、私は喉が渇く。そこで、気がついた。私は、呑兵衛ではない、ただ

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          タクシー配車アプリ「GO」はDXか?デジタル化か?それとも、IT革命か?

          どうしでも急いで西武線に乗りたかった。”今こんな気分”だ。 じゃあ、どうする?GOする! はじめてタクシー配車アプリの「GO」を使った。 だいぶ前に会員登録していたが、コロナ禍でもあり、テレワークばかりで、ましてや自分の車も持っていて、これまで使う機会がなかった。 「GO」は都内で使うには相当便利だと思う。 タクシーを呼びたい場所にピンを立て、行き先を入力すると、近くのタクシーが迎車にきてくれる。 迎車料金は掛かるが、住宅街でもわずか3分やってきた。地方ではどのくらいで

          タクシー配車アプリ「GO」はDXか?デジタル化か?それとも、IT革命か?