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オジサン、高校教師になる~第17話~

~受講する授業のシミュレーション①~

インターネットで大学のオリジナルHPにアクセスできるようになると、いろいろな情報が取得できるようになった。
そのひとつが、「授業の設置状況」というものだ。
簡単にいうと、どの授業がどのように受講できるかがわかるため、自分が教員免許取得に必要な科目を確認することができた。

その履修登録とやらは、インターネットでサクッとできそうなので安心した。
しかし、サクッと単位が取れるかというとなかなかハードルが高そうなのでいろいろとインターネットで調べてみたら、単位が取れない嘆きがたくさんアップされていて、ビビっている状態である。

通信大学は基本、自宅で勉強してレポートを提出、その後、何らかのテストがあって、単位が認定されるらしい。
ここでネックなのは、3か月に1度あるテストで、4科目までしかテストを受けらることができないのである。
1日がかりで4科目しかテストはできない。
しかも、よく考えてみたら、1日で4科目のテストをやるって大変じゃない?
それらをノーミスで1年間やったとして、16科目の単位取得となる。
2年であれば十分だが、このミスが許されないチャレンジではかなりのプレッシャーがテスト前にかかることが予想された。

調べたら、やはり単位を落とすこともあるらしい。何度やっても取れないこともあるらしい。冷や汗がでた。
そして、その過去問というのも対策用として販売されているようである。

うむ、過去問は大変ありがたい。傾向と対策から合格点をたたき出すなんて、まさにお手の物。それで25年食ってきたといっても過言ではないのだから。
問題は、それを自分がやってきたわけではなく、人にやらせてきたということだが・・w

過去問を買うわけだが、最新版はまだ発売されていないようだったので、これは慌てず、最新版を待つことにした。

テストによる認定とは別に、さすが令和の授業もある。
オンライン授業での認定というものもあるらしい。
オンラインといっても映像授業を見て、オンライン上のテストを受けて単位認定である。

しかし、この方法。実は別途料金がかかる。
つまり、納めている授業料以外に支払って、オンラインの授業を見る。
なんとなく「単位を買っている」感を否めなくもないが
オジサンは小金(こがね)はあるが、時間はないのである。
これを大いに活用していくことにしよう。

こうだ。
オンラインで受講できるものはすべて、「金を払って」オンライン授業にして確実に単位取得を目指す。
オンライン授業でないものは仕方ないので、テストの日程を加味しながら、優先順位をつけて受講していく。
計算したら、年間で、すでに納めた授業料以外に20万円弱かかりそうである。
・・・高いのか安いのか微妙だが、払えない金額ではないからたちが悪い。

しかし、ここまでで大学生活のイメージが見えてきた。
そういえば、最初のオリエンテーションで言われたなぁ~。
「通信大学はスケジュールがすべて」と・・・。
我ながら完璧なスケジュールを作成していったわけだが
ここで意外な落とし穴に気づく・・・

それはまた次回。
次回「教育実習にいく必要条件とは・・」お楽しみに。



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