見出し画像

オジサン、高校教師になる~第21話~

~勉強開始、まずはレポートを仕上げる~

勉強開始にあたって、まずは通信教育の基本である「書籍を読んで知見を広げ、その教科のレポートを仕上げる」を始めた。

意外であったのは、すでにレポートのテーマが公表されていること。
つまり、何を書くかがわかっているので、そこを中心に勉強していけばよいということなのである。
確かに、一番最初に通信大学に相談したとき、お姉さまに
「ささっと読んでレポートを仕上げて、テストに備えましょう」みたいなことを言われた。
正直、「ちゃちゃっとなんてできるかよ」と毒づいていたが
確かに、テーマがわかっているのであればレポートだけであれば仕上げることは可能だった。
もっと早く(10月入学)始めてもよかったかもしれない。

さて、1年以内にどうしても取らなければいけない必修科目から開始することにした。
教員の基礎知識系の教科だったのだが
レポートのテーマを読んで頭を抱えてしまった。
いやレポートのテーマはわかるのだが、それのヒントとして書いている内容がどうにも理解できないのである。
私に言わせれば「出題側がよくない」のである。
さっそく、悪い癖を発動し、本を読むことは進むのだが
一向にレポートの方向性が定まらない。
4月末までに9本なんて終わるのか?脳裏をよぎるのである。

しかし、なんとかレポートの内容を2分割して理解し
書き出したら・・予定の1.5倍を書いてしまい、結果的にはかなりの文字数を削ることになったのである。
この作業が嫌いではないが、時間を無駄にしている気がして堪えた。
一本目から大苦戦なのである。

それでもなんとか1本を仕上げることができたあと、実は4月中に9本の予定なのだが、そのうち3月中に教材がもらえた科目が6つもあった。
そこで、「よし、3月中にこの6本を仕上げることに目標をアップグレードだ」と考えた。
その時点で、残り2週間で5本という状況。

ただし、勝算はあった。
それは残りのレポート課題の問題が明らかに、自分的に書きやすい課題だということがわかったためである。
6本を仕上げて4月に入れたのか?

次回、「仕上げることはできたけど、参考文献の落とし穴」をお送りします。お楽しみに


いくつになっても夢を追いかけるオジサンのサポート、よろしくお願いします 頂きましたサポートはさらなる夢見る活動費に使わせていただきます。