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オジサン、高校教師になる~第20話~

~勉強開始、最終段階~

いよいよ教員免許取得にむけた2年計画の1年目がスタートしようとしている。
大学生活2回目であるw
いろんな学割が使えるらしいのだが、勇気があればどんどん使用していきたいと思う。

さて、できるだけお金をかけないでいこうという計画は頓挫し
可能な限りお金をかけて、効率よく単位を取得する道を計画した。

教育実習に必要な単位取得を考えなければ、単純に2年かけて単位を集めればいいわけだが、必要な単位は1年で取得できそうな感じである。
通学はめんどうくさくなっていかなくなると困るので、すべて自宅学習で単位の取得を目指すことにした。

いわゆる「通信教育」は本を読んでレポートを出して、テストを受けて合格すればいいものだ。これが約半数である。
残りの半数は、インターネットを使用したオンデマンド授業を見て、その課題などに取り組むものにした。
インターネットを使用するものは別途お金がかかるが、まあ仕方ない。
ただ、きつめのスケジュールを作ってしまったので、例えば、1年目にインターネット授業で取ろうとしてる単位を、無理せずに来年の通信教育に回せば余計なお金はかからないことになる。
1年目に「必修」なものだけなら、おそらく10万円くらいお安く済みそうなのである。
これは、3日ほど悩んだ。
急ぐ必要はない、しかし、2年目で失敗したら取り返しがつかない。1年目でできるだけチャレンジして失敗したら2年目に再履修という流れを考えた。
結論は1年目に予定通り、取れるところまで取りに行くことにしたのだ。
理由は「俺ならできる」と凡人が天才と思い込む思考回路を発動したからだ(笑)
たぶん、できる。

そして、教材を発注することにした。
この教材というのも、通信教育のものは大学にそのまま請求できるわけだが
オンデマンド授業のものは自分で指定された市販本を探すことになっていた。
おそろしく面倒くさい。
お金出すから、送ってきてと富豪のような思考がちらついても、誰もやってくれないので、アマゾンで探し、御用達ブックオフオンラインで探し、できるだけ安くかき集めた。
それでも、まだ前期分、夏前までくらいの分である。

先日、自宅にあった40冊くらいの本を売りさばいたが、すでに10冊以上の本が我が部屋に新しく鎮座しており、戦いの準備という感じである。

ただ、ここまでくれば、「何をすべきなのか?」「いつまでにすべきなのか?」というプランがリアルさを帯びてきたので、それはそれで楽しくなってきたのも事実である。

すでに、正岡子規の指定本は読破した。
改めて、正岡子規ってそんな人だったのねと笑った。

そして、いよいよ、怒涛の4月に入る準備は完了した。
計画はこうだ「4月中にレポート9本を仕上げて提出する」

1本が原稿用紙5枚。全部で45枚。3日に1本のペース。
2日で本を読んで頭に叩き込んで、1日で書き上げる。
できるはずだ!!

次回「1本目で心を折られるオジサン」をお送りします。
ご期待ください。


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