境界線をなめらかに | デザイナー ✕ エンジニア

現在Webサービスのデザイナーとエンジニアの境界線なく仕事をしています。

その中で感じた、デザイナー領域とエンジニア領域、それぞれの得意分野と、それぞれが混ざり合うことの重要性を伝えたいともいます。

結果としては、「複数の領域が混ざりあうことって良いですよ!」を伝えたいです。

今回は、自分の経歴をもとにした話のため、主にWebサービスのデザイナーとエンジニアを中心として書きます。

まずは、それぞれの領域においての、個人的に思っている得意なことをまとめていきます!

デザイナーの得意なこと

まだ存在しない、頭の中だけにしかないアイディアを整理して、定義することをデザイナーは得意です。

得意というかやらなければなりません。

「そのアイディアはなぜ必要なのか」「誰が何のために必要なのか」を整理して、ユーザーが使いやすくするためにはどうしたら良いのかを考えます。

それを「コンセプト」や「プロトタイプ」などを使用してカタチにすることで、アイディアを定義していきます。
「これって、こういうことだよね」といったように。

アイディアを定義することで、今まで別々のゴールを考えていた人たちが、共通認識できるようになりました。

つまり、同じ方向を向いて、同じ言語で話せるようになったということです。

これがデザイナーが得意な分野です。

エンジニアが得意なこと

デザイナーがアイディアを整理して定義すると、だいぶ現実味が帯びてきます。しかし、この段階では、社内もしくは限られたメンバーの中で共通認識できるものが作られただけです。

まだ誰でもアクセス/利用できるようにはなっていません。

アイディアを定義したものを、誰もが簡単にアクセスさせることをエンジニアは得意としています。

コードを書き、環境を整えることで、世界中の誰でも簡単にアクセスできるようになり、はじめて意味のあるものになります。

もちろんアイディアを出すことにも意味はあります。

ただ、それを実際に必要としているユーザーが必要とするタイミングで使えなければ、意味が無いに等しいと考えています。

アイディアがカタチになることはとても重要ですね。

これがエンジニアの得意な分野です。

(前提)境界線について

モノや考え方、空間など世の中に存在するあらゆるものには境界線が存在します
ウチとソト、プライベートとパブリックなど、対象物とその周囲との関係性によって変化はしますが、何かしら存在します。

そして、境界線を超えるとき何かしら変化が生じます

ウチからソトへ出るときには、「あ、晴れている!気持ちいいな」とか「雨だ、つらいな」など、同じ感情では超えることができません。
気温でも同じことが言えます。
ウチでは暖かいが、ソトでは寒いとなる可能性があります。

境界線を超えるという行為によって、必ず変化が生じます。
良い変化も、悪い変化も。

これは、デザイナーとエンジニアとの間でも同じことが言えます。

(本題)デザイナー ✕ エンジニアになることで

デザイナーが意図したことを、職種の境界線を超えることで、エンジニアには違った意味に変化してしまう可能性があります。
それは、デザイナーの伝え方が悪いのかもしれません。共通認識の作り方が甘かったのかもしれません。エンジニアの理解力がなかったのかもしれません。

原因はいくつかあると思いますが、根本は境界線を超えたところにあります。

デザイナー → エンジニアによる変化。
デザイナー ← エンジニアによる変化。

どちらもあると思います。
これが、デザイナー ✕ エンジニアができる人だったらだったら、おそらくこのような変化は起こりません。

一人で全てできるスーパースターがいると最高です。
ただ、完璧に境界線をなくせるようなスーパースターは多くはいません。

それに、冒頭でも説明したとおり、それぞれの職種ごとの得意なことがあります。得意なことは得意な人がやったほうが最高のアウトプットができます。

ただ、お互いのことを知ることがはできます。

つまり、今回伝えたいのは、

「特定の領域だけで区切るのではなく、さまざまな領域の境界線をなめらかにしたほうが良い」

ということです。
その結果、複数の領域のことができるようになると、それぞれの視点で考えられるようになります。

デザイナーは「エンジニアがどういった思考で、どのような技術を使って、何を目的として、アウトプットをだすのだろう」

エンジニアは「デザイナーがどういった思考で、どのような技術を使って、何を目的として、アウトプットをだすのだろう」

そんなことを考えられると、境界線で起こる変化は少なくなり、お互いの得意分野で発揮した最高のアウトプットを、最高の状態でユーザーに届けることができます。

または、それぞれの領域の視点で求められるアウトプット方法を知れば、状況に応じて変更させることもできるようになります。

もちろん、境界線を超えることでの良い変化もあるかもしれません。
別視点で見たことによる価値観の創造や、認識違いによる変化が実はユーザーにとっては結果良い変化だったりと。

それはそれでおもしろいですが、そのおもしろさを意図して作り出したいです。

そのために境界線を超えて混ざり合うことが大切だと思います。

今回は自分の経験をもとにデザイナーとエンジニアの混ざり合いについての話をしましたが、これは全ての職種に当てはまります。

マーケティングとエンジニアやセールスとデザイナーなど、きっちりと領域が分かれているものが混ざりあうことは大切だと思います。

自分の領域はここだと決めきらないで、その境界線を超えることで生み出せることは多くあると思います。

この機会にぜひ、違った領域まで越境して、混ざり合ってみてください。


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ハリー / caroa

Webサービス事業会社のDesigner & Engineer。 自分の目標として「大切な人と、一緒に笑いあえる社会をつくる」を掲げています。 その第一歩として「社会問題解決のためのプラットフォーム」 caroaをつくっています! (個人開発) https://caroa.me
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