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東京大学准教授 山崎俊彦氏が特別講師として登壇|『AI×プレゼン資料』 ~AIによって変容する世界を生きるために必要なビジネススキルとは~セミナーレポート

2019年6月13日にTIME SHARING渋谷宇田川町にて開催した『AI×プレゼン資料~AIによって変容する世界を生きるために必要なビジネススキルとは~』のセミナーの模様をお伝えします。

第一部では、外資系戦略コンサルティングファームで先輩コンサルタントから口頭伝承された「プロの資料作成スキル」の暗黙知の形式知化を試みるルバート代表松上純一郎が講演しました。

第二部は、AIによる魅力工学の研究でご活躍されている東京大学大学院情報理工学系研究科准教授博士(工学)山崎俊彦准教授を特別講師としてお迎えし、「経験・勘・センスを再現する魅力工学」についてご講演頂きました。

第三部では、松上氏から山崎氏へのインタビュー形式で「資料作成の未来とAI時代の自分のスキルの磨き方」について対談いたしました。

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|人生100年時代には身に付けるスキルの多様化と習得のスピード化が必須に

まず第一部では、松上氏が「プレゼン資料作成スキルの形式知化」と題して、事例を用いて講演しました。

はじめに、松上氏は「人生100年時代」これからどういった「スキル」が必要になるかを説明します。これからの働き方としては、1社のみで60歳定年というのはほぼなくなっていくだろう。複数の組織で勤務し70代・80代まで働く時代になっていくのではないだろうかといいます。

その中で経済産業省が定義した、これから求められるスキルが紹介されました。

【OS】社会人としての基礎能力
・ キャリア意識・マインド
・ 社会人基礎力
【アプリ】業界などの特性に応じた能力
・ 専門スキル
・ 社内スキル

【アプリ】の部分は、絶えずアップデートすることが必要で、【OS】については、継続的にスピーディーに身に着けていく必要があるといいます。松上氏はこの中の「社会人基礎力(=3つの能力・12の能力要素)」を例に挙げ解説します。

「社会人基礎力」のうち以下の6つの能力要素に資料作成スキルは関係しているといいます。
・ 働きかけ力
・ 実行力
・ 課題発見力
・ 計画力
・ 創造力
・ 発信力

資料作成スキルというのは暗黙知であり、高いレベルに到達するためには莫大な時間と労力を要します。しかし次々とスキルを習得することが求められる「人生100年時代」には、スピーディーにスキルを身につけていく必要があります。

そこで、この資料作成スキルを形式知化(プロセス化・ルール化・型化)することで、マスターレベルとまではいかなくても、時間や労力が削減され、より早くスキルを習得できるようになると松上氏は言います。松上氏はこれまでに、資料作成のプロセスである「考える」「表現する」「作る」の全範囲を形式知化してきました。

松上氏は三つのうち、「表現する」に焦点を当て、どのように形式知化したのかを説明しました。

過去9年で1,000枚以上のスライドを添削した実績をもつ松上氏の「ひとりディープラーニング」による形式知化のプロセスを以下のようにルール化しました。

「マーケティングの4P」の定義を人の認知の特性から生み出した【表現のルール】に倣って順に正していくと、スピーディーに理解できる資料に変わっていきます。

「メッセージ」と「ボディ」のみで構成されているスライドの「ボディ」を4つに分けて余白を入れます。4つのパーツそれぞれにProduct, Price, Place, Promotionの「小見出し」を入れることによって内容が整理され、わかりやすいものに変わります。そして抽象的なメッセ―ジと詳細なボディの中間に小見出しを入れることで、抽象と具体の落差が小さくなることがお分かりいただけると思います。

最後に「ピクトグラム」を入れることによって、文字だけだったものにイメージが入ることで、イメージが沸いてさらに内容が理解しやすくなります。

このように、【表現のルール】【人の認知】を行き来することによって、ルールが整理して抽出してきました。

しかしこのような職人的なものをマニュアル化するためには、長い年月がかかり、膨大な量の内容になります。とはいえ、より多くの人のスキルアップに貢献するためにはこの内容を棚おろしして、「普及版書籍」「リアル講演」「映像」という形にしていかなくてはならないと松上氏は言います。

|AIによって資料作成が効率化される未来を目指す

松上氏は、この「考える」「表現する」「作る」という部分を『AI』を使うことによってもっと早くできないのか、ということを山崎氏とお話をしていく中でより具体的に考えていくようになったそうです。

第一部では、どのようにして暗黙知を形式知化してきたか、またそのスキルをどのようにして早く身に着けるのかということが解説されました。しかし、ここにはまだ課題があり、今後どのようにして「スピーディーなスキルアップ」をしていけばいいのか、これが今日の1つのテーマであるのではないかという松上氏からの問いかけで第一部が終了しました。


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第二部では、山崎准教授に、「経験・勘・センスを再現する魅力工学」について講演いただきました。

|「魅力」の研究とは?

山崎氏は大学で画像映像の理解や認識を研究しています。自分たちが開発した技術が、いかに世の中に役に立つものになるかを考え、「魅力」という切り口で研究しています。

「魅力」とは、今風に言うと、「ささる」、「ひびく」、「はえる」

本日の会場は、若者の街、ファッションの街「渋谷」。山崎氏は、われわれにとって身近な「ファッション」を例に挙げて会場の皆さんに問います。

「私は、今日イケてない理系男子っぽい格好でおしゃれな街、渋谷に来ています(笑)。
私のこのファッションをイケてる形にしてください。と皆さんにお願いした場合、『私に任せて』と言っていただける方はどのくらいいらっしゃいますか?」

控えめな方が多いのか、誰からも手が挙がりませんでした(笑)

こんな身近なことでも他人に洋服のコーディネートを依頼されたら断ってしまう人がほとんどでしょう。ファッションという身近なものでもそれを魅力的にするという作業は経験、勘、センスが必要であり、ファッションコーディネーターや洋服の販売員などのプロにコーディネートをお願いすることになると思います。

このプロの技を山崎氏は「匠の世界」と呼んでいます。世の中は「匠の世界」だらけです。プロの世界、センスや勘が必要なものは匠の技であって、正に暗黙知の世界です。

「匠の世界」がまだまだ世の中を席巻している中、いまは機械学習をはじめとするAIの技術が成熟してきており、ビックデータがインターネット上あらゆる場所に存在します。

このような時代に、AIとビックデータを掛け合わせることで『魅力』を定量化し、その原因を解析することによって、より魅力的なものにするということができるのではないかと考えています。刺さるプレゼン、TVCMなどの映像を視聴者に刺さるものにするためにはどうしたらよいのか、SNSでの「ささる」情報発信をするにはどうしたらよいのかといった研究もしています。

今回のテーマは、「伝える」

より多くの人に、より印象的に、より効果的に伝えるにはどうしたらいいのかを事例を使ってご紹介いただきました。

|AIの活用でSNSの価値が劇的に上がる!?

最初に「伝える」ツールとして取り上げるのはSNS

SNSマーケティングを積極的に導入している企業が急増している昨今において、山崎氏はAIを活用することによってSNSの価値が変わるといいます。

まずは、「いいね」数の予測。SNSへの投稿に対する視聴数や「いいね」数を魅力の一つだとすると、数値を予測し、どうやったら増やすことができるのか。

AIにあらかじめ何十万枚か画像とタグにどれだけ「いいね」数があったかを事前学習させておきます。画像のみを使った場合と画像とハッシュタグ両方を使った場合では、明らかに画像とハッシュタグを使った場合の方が相関係数の数値が高いことがわかりました。投稿する前にどのくらいの「いいね」数になるのか予測できてしまいます。

また、過去に実施した山崎先生の研究では、画像に付けるハッシュタグをAIに考えてもらうと、人間がハッシュタグを付けた場合よりも平均2倍以上の人に見てもらえるコンテンツになるという研究結果が出たそうです。さらに、最近では有名インスタグラマーのタグ付けを機械学習によって真似することで、さらに効果が向上したそうです。

最近は企業が自社製品をプロモーションするためにインスタグラムを積極的に利用するケースが多くなってきています。俗にいう「インスタマーケティング」です。

SNSの反響が伸びないという某ファーストフードチェーンのPR担当者からの相談を受け、山崎氏は企業側に自社のイメージ戦略を聞いてみました。返ってきた答えは、「グリーン」「ガーデン」「ファミリー」「カップル」「ピクニック」……など、実際に企業が投稿したSNSの画像もこのイメージに合ったものでした。

はじめに、企業側がライバルと思っている企業と他もう一社を比較するところから始めました。企業をフォローしている一般の人が、どのような画像やハッシュタグをつけてSNSに投稿しているのかを解析したそうです。すると、企業側が抱く自社のイメージとはかけ離れた「ジャンクフード」「ワーキングママ」「ラーメン」「にんにく」といったハッシュタグが上位に並ぶ結果に・・・。

企業側が思っていたファンの属性というのは、ライバル企業の属性であり、ターゲット自体間違っていることがみえてきました。ここまでくればどんな画像を投稿すればよいか自ずとわかります。ハッシュタグの解析によって得られた結果を受けて、食欲をそそる画像の投稿数を増やし、ハッシュタグに変えたことによって、いいね数は数倍にも変化したそうです。

|AIの活用によって受け手にもたらされる影響が予測可能な動画を作ることが可能に

次に「伝える」ツールとして取り上げるのは動画

テレビCMは効果測定がとても難しく、なかなか定量的な調査ができません。どのくらい覚えてもらえるのかを事前に予測することができないので、CMの値段は延べ視聴率(GRP=視聴率X放映回数)で決まってきます。しかしこれまでの検討で、すでに一般の人がそのCMを覚えているかどうかを示す認知率とGRPには相関はほぼないという結果が出ているそうです。また、商品購入意向率とGRPにもほぼ相関がなかったとのこと。

動画メディアの世界において、AIがどのような変化をもたらしているのか。

映像データと視聴者へのアンケート結果をディープラーニングで予測させることで、CMを配信する前に認知率や商品購入意向率を推測することができるようになったと山崎氏はいいます。また、1つのCMを流した時に、どのシーンがどの位重要だったのかを推定させることができるといいます。

各シーンの相関係数をCM制作者に見てもらったところ、人による定性評価とおおよそ合っていると言ってもらえたそうです。

業界の暗黙知として、タレントが映っているシーン、動きがダイナミックなシーン、子供や動物が映っているシーンは、印象に残る鉄板シーンだそうです。ただ、暗黙知として知られていたものをディープラーニングが再認識しただけかということではなく、数値化することによってどの程度高いか低いかということがわかるようになります。これは100%の精度ではないけれども、いままでは暗中模索でどれが当たるか分からない中で作っていたものを、ディープラーニングによって参考になるような指標を与えられるのかもしれないと山崎氏はいいます。

|プレゼンテーションの印象もAIで解析可能な時代

最後に「伝える」ツールとして取り上げるのはプレゼンテーション

山崎氏は会場の人に挙手を求めました。

「みなさんの中で、“私、プレゼン得意です。”という方、どのくらいいらっしゃいますか?」

またしても会場の方の手が挙がりませんでした。(笑)

「プレゼンテーションは現代人にとって必須のスキルの一つ。にもかかわらず、プレゼンは体系的な学習支援がない」と山崎氏はいいます。

まず、山崎氏が紹介したのは、プレゼンテーション力の高さで圧倒的知名度のあるスティーブ・ジョブズとビル・ゲイツのプレゼンテーションの動画。

AIが予測した二人のプレゼンにおける印象を、以下の様に示されました。

スティーブ・ジョブズのプレゼン:楽しい、魅力的、天才的、など

ビル・ゲイツのプレゼン:説得力がある、勇気づけられる、など

上記に挙げた特徴から分かるように、2人ともプレゼンの上手さの種類が違うことが予測されました。

これらの印象は、ディープラーニングではなくサポートベクターマシーンで「内容特徴量」、「文法特徴量」(文字数、語彙レベルなど)、「音響特徴量」(テンポ、抑揚、アクセントなど)の3種類の特徴量から予測解析することが可能です。TED Talksの映像を用いた解析では、93.3%という非常に高い精度でそれぞれの印象がもたれるかどうかを予測することが可能だそうです。

|ディーププラーニングによるWhatの認識の先にあるHowとWhyの要因分析が可能な未来へ

今日はプレゼンについて話しましたが、人と話すというさまざまな機会を解析することで物事を魅力的にできると考えます。例えば、学校や塾の授業、テレビショッピング、ECサイトの商品の説明文と売上、販売員、面接などとは親和性が高いと思います。

山崎氏は最後にこのようにまとめてくださいました。

「いまディープラーニングは人間の能力を一部超えたとさえ言われていますが、現状できていることは【WHAT】の認識です。例えば、自動運転であっても、右にハンドルを切りますか?左にハンドルを切りますか?アクセルですか、ブレーキですか?といった何をしますかだけですよね。
そうではなくて、松上さんが言っていたような暗黙知を形式知にするといった【HOW】、【WHY】というところをもっとつまびらかにしていきたいです。今後そういうディープラーニングが重要になってきていると思います。匠の技をAIで再現してあげたいという想いで研究しています。」

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第三部では、「資料作成の未来とAI時代の自分のスキルの磨き方」と題して、資料作成という文脈から、今後どういったスキルを身につけなくてはいけないのかを、松上氏がインタビュー形式で山崎氏にお聞きしたことをお伝えしていきます。(以下、敬称略)

インタビューに先立ち、山崎氏の今までの行ってきたスライドのデザインの良さを定量化・可視化するAIによるフィードバックシステムの開発について説明がありました。

そのAIはスライドの視覚的わかりやすさを定量的に表現するのに加えて、文字が詰まっている箇所などスライド内で改善すべきポイントを、ヒートマップで赤く表示してくれます。生まれて初めてPowerPointを触ったという被験者が、フィードバックシステムによるフィードバックをもとに同日に3回作成したスライドを並べて見ることで、プレゼンテーションスライド作成におけるAIの実用化がそこまで迫ってきていることを目の当たりにしました。

|AIは所詮ツールの一つでしかない。人間にしかできない高度なコミュニケーションやセンスを磨き、AIがだす「参考意見」を使える人間へ

ここからはインタビューへと移ります。

松上) AIにおけるプレゼンテーション、スライド作成に注目して研究をされるようになった理由は何ですか

山崎)これを始めた理由は、自分自身が使いたかったからです。
教員という仕事柄、毎年学生が入ってきて毎年同じことを指導します。提出する資料のフォントは○○ポイント以上、アニメーションは使わないといったことを毎回説明していると大変です。なので、AIでプレゼンの最低要件のようなものを満たしているかチェックし、合格がでたものを自分が指導するというような仕組みができるとよいな、という思いをもって研究しています。また、プレゼンで苦しむ人は多く目にしてきて、これが社会の役に立つのではないかという思いも持っています。AIがここまでくると、プレゼンもAIスピーカーにしゃべらせて、スライドもAIが作れば良いのではというご意見もいただきます。しかし、そこには全く興味がないんです。AIを使って人間の能力自体をいかに伸ばすかに興味があるのであって、プレゼンに対してもAIは評価(採点)やフィードバックをするだけで、その後は人間が考え、ゆくゆくはAIを使わなくても人間がすばやくスライドができることを目指しています。

松上)AIでどこまで資料作成の自動化を実現できるのでしょうか?見た目レベルなのか?文字を入れたら作り込みまでできるのでしょうか?

山崎)資料作成においての可能性としては、いきつくところまでいってしまうでしょう。作り込む上での最低レベルのことならAIを使って全部クリアしているかチェックすることはできます。ただし、その先にあるセンスや会社の流儀、その人の思いなどは人それぞれ伸ばしていくものだと思います。あくまでもAIは参考意見を出すもので、その後は人間のセンス次第という風にもっていきたいです。

松上)AIを利用することで作業の効率化を図ることはできますが、それ以外の部分で私たちはこれから先どういうところを伸ばしていくのが良いと思いますか?

山崎)人とのコミュニケーションを必要とする仕事はAIではなく人間になるでしょう。
コミュニケーションというのは、人間のスキルの総合業だと思います。100年後はわかりませんが、数十年以内に相手の表情を読みながら人間の言葉の裏に隠された意図を読み取るといった、人間と同等なコミュニケーションスキルをもったAIは現れないでしょう。


松上)先生が望んでいることは、「AIは人の能力を高めてくれるもの」だと思いますが、人はAIをうまくコントロールできるものでしょうか?AIをもっと使ってしまえば良いということにはならないでしょうか?

山崎)AIは単なるツールの一つでしかないと思っています。でも、「AIが人間の知能を上回ったらどうするのですか」という質問もいただきます。例えば、皆さんは車よりも速く走れますか?速く走れないけど悔しいですか?車は車だって思いませんか?それと同じだと私は思うんです。AIは所詮ツールの一つでしかない。人間がいかにそれを使うかということに私は興味があるのです。


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|最後に

AIを活用することで、人間の能力を向上させることも低下させることも人間次第であるということがお二人のお話から読み取ることができました。
今回の講演をお聞きになった方々が、近い将来AIを活用して刺さる資料が簡単に作れる時代になればよいと願っています。

執筆:江田素子、 編集:渡邊絵美

◇登壇者紹介

東京大学 大学院情報理工学系研究科 准教授博士(工学)山崎俊彦
1999年、東京大学工学部電子工学科卒業。2004年、同大学大学院工学系研究科電子工学専攻博士課程修了。現在、同大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻准教授。途中、2011年2月~13年2月、日本学術振興会海外特別研究員としてコーネル大学に滞在。SNSなどに投稿された膨大な数の画像や動画、音声、テキストなどを用いたマルチメディア処理による魅力工学の研究、パターン認識・機械学習の基礎研究、および高速化・最適化の研究などの新領域開拓などに従事。

株式会社ルバート 代表取締役 松上純一郎
大阪府高槻市生まれ。同志社大学文学部卒業、神戸大学大学院修了、University of East Anglia修理課程修了。米国戦略コンサルティングファームのモニターグループで、外資系製薬企業のマーケティング・営業戦略、国内企業の海外進出戦略の策定に従事。その後、NGOに転じ、アライアンス・フォーラム財団にて企業の新興国進出サポートに携わる。現在は株式会社ルバート代表取締役を務める。ルバートにて企業に対して中期事業計画策定等のコンサルティングを提供する一方で、自身のコンサルティング経験から、提案を伝え人を動かす技術を多くの人に広めたいという想いで、個人・法人向けの研修を行っている。著者に『PowerPoint資料作成 プロフェッショナルの大原則』(技術評論社)、『ドリルで学ぶ!人を動かす資料のつくりかた』(日本経済新聞出版社)
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▶Twitter @RubatoAcademia

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