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My foodie bucket list グルメのバケツリスト

この「バケツ・リスト」という単語、なんとなく「死ぬまでにやりたいことのリスト」という意味だとは知っていたが、造語だったとは知らなんだ。10年くらい前の、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの同名映画の脚本家が、その映画で作った言葉らしい(映画はまだみていない)。

kick the bucket = 死ぬ、ということからバケツなんだと解説あったが、そもそも、バケツを蹴る、のが、死ぬだとも知らなんだ。バケツを蹴って死ぬやつがいたんだろうか。バケツにサリンガスみたいのがはいっていて蹴ることによって気化した?あるいは、バケツを逆さまにして台にして乗って首つって、最後にバケツを蹴っ飛ばすから?なんとも、嫌な連想が浮かんできてしまう、バケツ。

まあ、なんかいいなと思うことがあったら、Let me put that in my bucket list とか言えばかっこいいので、「バケツリスト」は変ではあるが、これからも使いそうだ。

foodie というのは、「グルメ通」みたいな感じで、最近ときどき見かける単語。ちなみにシンガポールにある、Foodie Market Place という店には、クオリティのいい、お得な値段のステーキ肉が売っているので、BBQやるときは必ず行って並んで買う。明らかに food がらみとわかるので覚えやすい単語。へたにフランス語のグルメ gourmet を英語で使おうとすると、恐らく日本語的発音のグルメがフランス語原語に近いんだろうけど、相手によってはフランス語発音がわからないアメリカ人ぽく発音しないといけなかったりして面倒(ゴウメットとか)。

以下の、自分の食い物についての死ぬまでにやってみたいリストは2年前に書いたものだが、まだまったく変わっていないので、再掲。死ぬまでに、特に「現地まで行って食してみたい」もの3つ。

1.冬の海の荒れているスコットランドのアイラ島に行って、生ガキにボウモアとかラフロイグとかスモーキーなシングルモルトをグラスから注いて、ずるっと全部喉に流し込む(かっこいいな)。古いおやじ友達数人だけで、真冬に行って、ウィンターストームで外では何もすることないような時に、ローカルなレストランとかパブとかに籠もって、ひたすら飲むなかで、これをやりたい。

2.スペイン南部のコスタデルソルのどこかの海岸の町に、日中の気温が45度とかの真夏に行って、暇そうなレストランを探す。そこで、冷野菜スープのガスパチョとグラスのウォッカを頼む。でてきたら、この2つをあわせたら夢にまで見た自分の人生での究極のブラディ・メリーになると思うと一応お店の人に説明した上で、大きめのグラスももらって、それらを混ぜて飲む。

3.北陸は福井の海岸で作っているという「いしる」(鯖にイカの発酵はらわた塗って干した干物)を買って、七輪で焼いて、福井の地酒を飲みながら食べる。いしるは浜松町の干物屋で食べたことがあるが、ぜひ福井の海に面した居酒屋で食べてみたい。

全部が酒がらみだなあ。

食べて飲んでいる自分を想像しながら、それを燃料に、また今日も生きていこう。

Postしたときの英語もおまけ:

My foodie bucket list

1.Go to the Islay Island during the winter and pour smoky single malt whisky into raw oysters in shells and swallow them all.

2. Go to a town in Southern Coastal Spain and find a small restaurant and order a cold gaspacho soup and a glass of vodka and after giving proper explanation to the restaurant staff, mix them together and drink it as the best Bloody Mary in my life.

3. Go to the seashore of the Fukui Prefecture where they make “Ishiru”, dried mackerel coated in squid guts and grill one in charcoal oven and eat it with local dry sake.

(タイトル画像は、Noteクリエーターの食べ物リストからとてもうまそうだったものを拝借。ああ、今年はまだサンマ食っていない)

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