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くだらないことばかり考えて、まとまらない

昨日からゴールデンウィークが終わるまで、病気療養のため仕事を休んでいる。

3月後半から仕事をずんずん前倒しして、休む準備をしてきた。
どうしても4月後半にならなければできない仕事を除いては、なんとか終えることができた。

「来週から4月いっぱいお休みをいただきます。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします」
先週の金曜は、こんな言葉をいろんな人にお伝えした。

同じ職場の人から「仕事のことは心配しないで、ゆっくり治して」と温かい言葉をいただいて、送り出してもらった。

親しい友人たちは「頑張って来なよ!」と何度も何度も励ましてくれた。

一緒にお仕事しているほかの部署の人にもお休みすること、別の人に仕事を引き継いだことをメールでお知らせした。
すると、そのうちの一人から、「実は私も同じ病気で手術しました。ゆっくり養生してください」という思わぬ励ましの返信をいただいた。
偶然、飲み会のお誘いの電話をくれた知り合いも、入院するので参加できないと伝えると、「本当に体、大丈夫なの!?」と心底心配した声で聞いてくれた。

いい言葉が見つからなくてもどかしいんだけど、自分はいい職場にいるんだなあって思った。
こんなにブラックな、残業ばっかり、無理難題ばっかり、沈没しかけのような会社なのに、働いている人はみんな一生懸命で、自分のことだけでも大変なのに、人を気遣える優しさにあふれた人たち。

こんないい人たちに囲まれて、仕事してたんだなと知っただけでも、今回、病気が見つかった甲斐があったかもしれないなんて思ったりして。

と、ここまでいい話を書いていたつもりだったのだけれど、ここから先が、全然まとまらないのだ。

なんだかんだ言って、今まで、すこぶる健康優良児だったので、病気になったことも晴天の霹靂で、もちろん病気で入院することも手術を受けることも初めてなものだから、「これから自分はどうなるんだろう」という全く経験したことのないことへの不安に、心がぐいぐいと引っ張られているようだ。

これまた、考えていることが相当くだらない。
入院・療養生活って退屈なんだろうかとか、手術の麻酔とは、どうなふうにかかるんだろうとか、麻酔が切れたら痛いんだろうかとか。
目が覚めたときの様子を経験した知人から、「『●●さん、聞こえますか?!』という声が遠くから聞こえてきて、目を開けると、家族や看護師さんが自分の顔を覗き込んで安堵した顔をしているのが、まるでテレビドラマで患者が意識を取り戻した様子とおんなじだよ」と聞いて、自分がその状態になると想像して、めちゃくちゃ恥ずかしくなったり。
下着は何枚持っていけばいいのかとか、100円ショップで買った歯ブラシが硬そうでもっといいのにしとけば良かったとか。
とにかく、くだらない。お前は、遠足に行く小学生か!

そんなくだらないことばっかり考えていて、おかげで頭がふわふわとしていて、浮かんでは消える考えやアイデアを全然、表に引っ張りだせないでいる。他の人のnoteもじっくり読めなくて、Twitterで読んだ記事にうまく感想を述べられない。

まあ、しかたないな。こんなくだらなくて、小心なところも自分だもの。

今日のところは、まとまらないけど、もうまとまらないままで終わりにしておこう。
皆さんに「こいつ、アホやなあ」と笑っていただけると幸いです。


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