日常が非日常に変わった時、狂喜が産まれる-渋谷ハロウィンを見て思った事-
■今年のハロウィンは質が下がった
今年もなんだかんだ渋谷のハロウィンが盛り上がってましたね。当日までの週末が全然盛り上がってる感がなかったので、今年でもうそろそろ終わりかなとは思ってたのですが。
ただ今年のハロウィンは例年と違うのが
・仮装してる人が減って観客が増えた
・(おそらく)外人の観光客が増えた
・田舎のヤンキーや輩が増えてマナーが悪くなった
・仮装のクオリティが低くなってきた
流行が少し過ぎて、マジョリティが増えてきた感がありますね。流行の最先端を走ってた人(仮装のクオリティが高い人)はもう参加してないイメージ。色々と話を聞くと、そういう人たちはもう仲間内で小グループでやってるとのこと。
友達の感度高い子たちもどこかを貸し切ってパーティやってましたね。クオリティの高い仮装で。
来年はどうなることやら。
■ハロウィンは街中がクラブ状態
知り合いがハロウィン当日に渋谷で、クラブを貸し切ってハロウィンイベントをしてるとのことだったので、少し顔を出すことにしました。面白い人なので、ちょっと変わったことするっぽかったので。
渋谷は街で溢れかえってるのになんとクラブ内はガラガラ・・・。ハコに対して、10%くらいしか埋まってなかったんじゃないでしょうか。
これは彼のイベントが良い悪いじゃなくて、ハロウィン当日だったのが悪かったんでしょうね。
だって、渋谷の街中のが騒いでて街中がそもそもクラブ感があるので、わざわざお金を払っていく必要ないですもの。
■祭りのハレとケ
クラブに行くより、街中がでワイワイしてるのがよっぽど楽しんでしょう。去年まで参加してましたが、2年前、3年前のハロウィンめっちゃ楽しかったですし。
なぜ、楽しいのか。
それは日常がハロウィンというイベントで非日常に変わるからでしょう。
渋谷の街という日常が、いつもより人が多く、仮装してる人がいる、メディアがいっぱいいる、警察もなんかいる、歩行者天国みたいになってるetc。
いつもの渋谷がいつもと違う。いつもできないことができる。いつも見ない人が見れる。
これはつまり、祭りのハレとケですね。
さっきのクラブの話だと、クラブは日常です。いつでもいける空間なのです。
某ネズミランドに入った時のみんなの異常なテンション。あれは非日常空間だからなのでしょう。
■日常が非日常に変わった時、狂喜が産まれる
非日常は日常と違う空間だから、人は狂喜する。何かから解放されたように。
狂喜すると人は次の通り、狂ったように喜び楽しみ、ハマっていく。
そうなるとイベントというのはいかに非日常空間を創るというのがポイントになってくるんでしょうね。
その辺はアフロマンスさんの祭りの記事が参考になります。
https://www.houdoukyoku.jp/posts/18856
こういった狂喜するイベントをいつかやってみたい。
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