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CAMEDIA c1400lについて

今回は最近買った
OLYMPUSの初期デジカメ時代の
フラッグシップ機 CAMEDIA C1400lについて
少しだけ話します。
1990年代の製品を2020年代に記録することに
少しだけ意味があれば面白いかなと。

(00年代の個人ブログをやられてた方々が
もっともっと詳しく書かれてるし凄い濃いので
そこで見た方が絶対に面白いと思いますけど笑)


スペックについて


スペックとか諸々は
下のOLYMPUS公式ページが詳しく、
簡潔に纏められてるのでそちらを
参照していただいた方が良いので貼っておきます。

でも、一応僕も書いておきます。軽くね。
CAMEDIAc1400l スペック

・画素数 141万画素
・レンズ f2.8~3.9(焦点距離 9.2mm~28mm)
・記録メディア スマートメディア(2メガ?~※32メガ)
(一応8メガで動作確認済)
※ 32メガにするためには現在サービス終了の
公式アップデート対応を行っている必要アリ


・起動には単3電池4本
・おもさ わからん
    (結構軽い400g無いくらいじゃないかな...?)
・値段 12万8000円

ホントはもっとレンズ構成が何枚何群かとか
書くべきなんでしょうけどね…。わからんのでパス!

手に入れた経緯

今回僕はカメラやさんにジャンクで1000円で
転がっていたこの個体を手に入れました。

状態の確認はほぼ出来なかったので
外観がなんとかなりそうなこと。
純正ケースがついていることを確認し
購入しました。
なんとなくケースがついてたら
そこそこ大事にされてるかな?って感じするので…

家に持ち帰って見てみると
グリップは前の持ち主さんが
張り替えていただいたみたいで
べたつきは無く、
更に、電池室は綺麗であったので
まぁ大丈夫でしょと電池いれたら動いたので
第一関門はクリアです。ラッキー。
(古いカメラはゴムが分解でベタベタな事がまぁ多い)

(状態確認は出来るとこで買ってくださいね.…
ホントに終わってる個体もまぁまぁありますから)

記録メディアについて

しかし、ちょっと前の
OLYMPUSのデジタル機器を使用すると
なった際に最悪なのは、
記録メディアの貧弱さです。
タマがない…。

かつて世界では大記録メディア闘争があり、
 結果、記録メディアとしてシェアを取ったのは
今馴染みが深いSDカードや
マイクロSDであります。

ですがその影では、
PSPとかに使えたメモリースティック(全然まし)
富士、OLYMPUS連合軍の
XDピクチャカード
スマートメディア
など…(他にも色々ある)
数々の淘汰された記録メディアがいるのです。

そのため、1990年代~2000年代の
OLYMPUS、富士フイルムの製品を
使う際にはXDピクチャカードやら
スマートメディアとかいう
カメラで遊ばないと一生涯関わらない
マイナー記録メディアと
お友達になる必要があるのです。

(でも中にはCFカードで動かすものや、
2009年とかその辺のやつなら
マイクロsdを
XDの中に入れられるやつの場合あるんで
その場合はラッキーです)←μ9000、
CAMEDIAc8080wzで体験済

今まで僕は2台XD機を触ってきたので死角なし!
と考えていたのですが
今回は流石に厳しかったです。
XDも全然売ってないことありますけどね…。(小声)

何せスマメは販売してた期間が短すぎるのと
そもそも古い。
僕と同い年のカメラに入ってるわけですから
そりゃもう骨董品です.…。
血眼になって探してなんとか見つけました。

ただ、ここでも注意点があります。
現代では、
8MBのスマメは全然無い上にまぁまぁ割高です。
ニッチ層が買うものってのは基本高くなります。
本体が安いからと飛び付くとオールドレンズが
全然買える範囲になるので要注意!
あと、変換器はほぼ絶滅寸前なので
通販とかで買ってください。
まだギリギリ生きてますから…
ちなみに、スマメの変換器はデフォルトだと
フロッピーだったりします。

じゃあなんで買ったの?って話になりますけど
まぁなんか楽しそうだし…位ですね。
楽しかったらそれでいいんです。
趣味は道楽、
自己満足できたらそれでいいじゃない。

と、ようやく動かして遊ぶためには
準備が整いました。
ようやく作例と使い方です。

作例、あと撮るときの操作について

おーなんかいいね
まぁまぁ撮れてんじゃん
なんかいいね
なんか青がこの後のOLYMPUS機と
違って新鮮でありました。
いたい!

上にあるのは今回お出掛けしてそこそこ良かったやつを上げてます。
記録メディア的にマジでフィルムよりも撮れません。仕方ねぇ.…。
(でも画像サイズは軽い。えらい)

(デフォだと12枚しかHQで行けないんだから
よく24枚撮れるわな…
それでもフィルムの方が多いけど笑)

で、撮る動作ですけど、
そこは存外簡単で普通のカメラと同じで
ボタン半押しafで焦点合わせて
長押しで撮る感じです。
f値やシャッター速度は弄れないので
やることがなく楽ですね。
ガチャガチャしたい時は寂しいですが、
パッと撮れるのは良いことです。

ただし、液晶は撮ったものを確認する際にしか
使えないので撮る際はファインダーを
覗かないと何にも解りません。

そのファインダーですが、
めっちゃ綺麗に見えます。
なんなら撮ったものの数倍綺麗です。面白いですね

このファインダーが味があって好きなんですが、
それを撮ってもね画質落ちちゃうし…
良さが伝わるかどうか笑。

afですが、まぁ当然ですが早くはないです。
でもこの機械及びちょっと前のカメラで遊ぶなら
覚悟できてると思いますので、
大丈夫かと思います。

一昔前のafは使うと解るんですが、
今の機材のようにパパッと
瞬時に合うわけでは無くて、ウィーンウィーン
て行き来し合わす感じなんで
少し待つってのが必要になります。
 味ですね。

(他社だけどa7000初代とか
どうだったんでしょうかね
いつか試してみたいものです
OM707もタマがそこそこのがあれば.…

夜は基本的に無理です。
afは迷い続けます。仕方ない。
(そもそも現代でもOM系製品は夜に.…)
 フラッシュありますけど、
部屋撮り位ですね出来るのは。
そもそも部屋撮りするのならフラッシュいらないかもです。
意外と暗黒にならず頑張ってくれます。

 あと焦点距離ですが、正確には解りませんが
近いとafが迷子で終わります。
なので使い方的には細かいモノを撮るよりは
広角レンズだしなんか風景を撮る方が
オススメですね。

当時のハイエンド機らしく、おおいいね
って絵は出してくれます。えらいぞ。

あ、記録メディアへの書き込みですが大体毎回
10秒くらいかかります。
その間は昔のpcとかでよくある書き込み中の
ランプが着くので懐かしさに耽りましょう。
とてもオモムキがあります。
オモムキを感じているうちに
書き込みは終わります。
なので実質待ち時間はゼロですね。すごい。

さいごに

と、こんな感じですね。
今の時代にわざわざやる人あんましいないとは
思うんですけど、撮れる絵は中々良いし、
単3で動くし、ヴァル・ヴァロの色違いみたいで
なんかかっこいいし、
もし安かったら遊んでみてもいいと思います。

今時100万画素台のカメラなんてあんま無いから
逆に良いと思うんですよね。
高画素なら目立つ粗が
意外と丁寧に処理されてるので、
当時の技術に関心すると共に、
画像自体も結構良い感じに見えますよ。
それが楽しいと思える人にはアリかなと。
まぁ、個人の感想なので人それぞれですがね。

p.s
意外と書いてると楽しくて書いてしまった…。
CAMEDIAc8080wzと
μ9000についても書いてみようかな
面白いかなどうだろ.…。自己満だしいっか!

じゃ!

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