みなさんこんにちは。
バーチャルPWの重寝 累花です。

先日サンダー・ジャンクションのブロール記事を書きましたが、こっそり入国していた統率者のパッケージ組について漏れていたため番外編として書き足すことにしました。

４枚だけなのでいつもより気持ちねっとりめに紹介します。
それでは見ていきましょう。

《抜け目ない取得者、ゴンティ》

カラデシュからやってきた無法者、ゴンティです。
自分がオーナーでない呪文（≒対戦相手から奪ったカード）が安くなる常在能力と、戦闘ダメージを与えたプレイヤーのデッキトップを盗んで唱える誘発能力を持っています。

多人数戦であれば複数の対戦相手を攻撃することで全員から１枚ずつ奪うことができますが、対戦相手が１人のブロールでは（二段攻撃でない限りは）１枚ずつしか奪えません。
５マナ＋戦闘ダメージ要求と立ち上がりが遅めなのが気になるところ。
《探索する獣》や《冷静なスフィンクス》など、ダメージを通しやすいクリーチャーを多めに入れておくとよいかも。
ゴンティ出さなくてもそのまま殴り勝てるぐらいの気概が欲しいです。

やや辛口に評価しましたが、そもそも優秀なスゥルタイカラー＋継続的なアドバンテージ確保能力持ちのためスペックは十分。
《眼識の収集》などゴンティの能力以外で対戦相手のカードを奪うことに特化した構築など、様々なバリエーションが考えられるでしょう。

《富裕な無法者、オリヴィア》

イニストラードからやってきた無法者、オリヴィアです。
前回エドガーおじいちゃんと一緒に失踪しましたが今回は一人旅のようです。おじいちゃん無法者って感じでもないし……。

ゴンティと同じく基本的に宝物・トークンは１つずつしか生成できません。
宝物を沢山出したければ二段攻撃が得意な赤混じりなのを上手く使いたいところ。
無法者で宝物を生成し、二段攻撃を付与できる《非凡なスワッシュバックラー》はオリカと言ってよいかもしれません。

全体強化は実質5マナ相当ですが、横並べが得意な色なのでそれなりのプレッシャーにはなりそうです。2個置くの偉すぎますね。

実は初のマルドゥカラー伝説の吸血鬼でもあります。
デザイン演説でも不満点に挙げられていたポイントであり、吸血鬼クラスタにとっては意外な朗報かもしれません。
吸血鬼、クレリックや騎士などお堅い職業についてるか無職の子が割と多いのが気がかりですが・・・。

《破天荒、ステラ・リー》

サンダージャンクション現地人（？）のステラさん。
もとは別次元の放浪の民らしいですが彼女たちのストーリーが明かされる日もくるのでしょうか？

同じターンに２つ唱えると衝動的ドローを行い、３つ唱えるとスタック上のインスタントかソーサリーをコピーすることができます。
コピーできるのはインスタントかソーサリーだけですがそれ以外にカードタイプの条件はなく、ステラを唱えて着地→すぐに何かを唱えて衝動的ドローを獲得することもできます。

クリーチャーをアンタップするインスタントやソーサリーとは無限コンボを成します。
《歪んだ忠義》なら無限ライフルーズ、それ以外でも付随する効果を無限に使ったり、無限魔技を誘発させることが出来ます。
イゼットカラー３マナ統率者らしい、一瞬の隙も許さない強力なシステム統率者に名を連ねることでしょう
イゼットカラーこんなやつばっかりですね

《誇らしい守護者、ユウマ》

ニューカペナからやってきたユウマさん。
可愛らしいカクタスフォークベイビーを連れています。

8マナと重いですが墓地にある土地1枚につき1マナ軽くなり、限界まで軽減すると3マナ6/6として唱えることが出来ます。
もちろん統率者税も軽くなります。
墓地に土地が貯まってさえいれば何度除去されようが3マナで出せます。
戦場に出るか攻撃するたび土地を墓地に落としつつ１ドローできるので、ユウマ自身はどんどん軽くなっていくといっても過言ではありません。

砂漠が墓地に落ちると４／２のカクタスフォークを生成します。
ナヤカラーで採用できる砂漠は17種。
自力で墓地にいけるものも多く、トークンを１～２体出す程度は簡単にやってのけるでしょう。
《ハシェプのオアシス》など、自力で戦場から墓地に行けるアモンケットのアンコモン砂漠サイクル＋《ラムナプの採掘者》など墓地から土地を出せるカードが揃えば盤面はたちまち植物まみれに。

単純にマナフラをドローに変換できる統率者でもあり、砂漠シナジーを減らしてナヤランプの顔として活躍することも期待できそうです。

おわりに

今回はサンダー・ジャンクションの無法者注目カード紹介番外編でした。

最後に、note以外の活動を紹介します。
noteのユーザーフォローともどもお願いいたします。
泣いて喜びます。

X（Twitter）はこちら

Youtubeはこちら

それでは良い無法者ライフを。