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Two Mahler nine mono de Sugar

秘密は誰しもあります。

別に話して構わない「秘密」
単に相手が知らないことならば「秘密」と言えるかもしれない

「秘密」としながらも実は話したいこと
「秘密」にすることで
話に付加価値をつけてるみたいなw

そして「秘密」にしているわけじゃないけれど
人には話したくないこと。 話さなくても良しとしてたこと。
自ら秘密の扉を開けることは「告白」です。


ひとつの「秘密」を「告白」にします。

私の部屋は、ごく普通の6畳間。
くらいだと思うw

私自身の内にある恐るべしものを封印するため
壁の大部分を私の希望により猫呪文で埋め尽くした結界。
そして6畳と言いつつフローリングの
なんだかよく分からないプチ不条理な部屋。

南の窓に向かって左にベッド。
もともと兄と一緒の2段ベッドだったものを分割して使っています。
4角の柱にある2段にしていた時の固定金具が入っていた穴を利用して
天蓋付きベッドにできないかと目論見ましたが
いまだにアクションを起こしていませんw

このベッドの片割れは、主が家を出た隣の部屋で
シールだらけの学習机共々静かに冷えて
存在の意義と冥利を全うできずにいる。

そうそう
私は人や生きものだけではなく
「もの」の気持ちを考えてしまう癖があるのです。
だから「もの」に情が移りやすくて処分に躊躇する。

中学に上がるまでが特にその思いが深く
小学2〜3年くらいの頃、私の大好きだった人形を
兄が無茶なことをして首が取れてしまい元に戻せなくなった。
そのことに非常に人形の「死」を感じて
本気でお墓を作ったことがある。
お葬式みたいな真似事もしてたはず。
そういう気持ちは、お人形に限らず、その他の玩具や本ですらそうでした。

家から少し離れた落葉松の防風林の中が墓所で
それはもう、ペットセメタリーというくらいの数になってました。
松葉というのは、殺菌力があるそうで
刺し身といった和食に添えられることもあるそうです。
確かに松林の中は雑草が少なく歩きやすいのは、そのためかもしれない。
そのうえ、暴風目的の細長い林だから荒らされることなどはないから
お墓を作るには都合がいいと思いました。
いまだに供養し続けていたらドン引きですねw

でも、そのお墓、ずっと気になっていていた。

中学へ上がって間もなく
事情があって、うちは離農することになり、生まれ育った町から離れました。
そのとき暮らした家は
兄がいたずらして蜂に刺されまくったことのある一部の倉庫の他は
今では、すっかり畑になって跡形もありません。
変わらないのは、家の窓から見えていた東大雪の山並みだけ。
東西のヌプカウシヌプリ。
アイヌの言葉で「いつもそこにある山」という意味です。
通名として「夫婦山」とも呼ばれていましたが
「兄弟山」や「姉妹山」はないのかなぁ…

その完全無変と思っていた、その落葉松の防風林は
その後所有した農家によって耕作地拡張のため伐採・抜根されました。
集められた切株が一角に山に積まれていることだけが名残です。
だけど、そのことに失意は感じず
「これでホントに土に還ったんだなぁ…」と思いました。
やっていたことは不法投棄となんらありませんがw

おやおや
ベッドの話だったのにずいぶん飛びましたね。
計点超えですよw

ベッドの反対側の壁側は机とオーディオ棚にしているローチェスト
窓の反対側には部屋の入口とクローゼットがあり、クローゼットの扉の横に小振りな食器棚を置いてある。
出入口付近なので少しジャマな食器棚の上に電気ケトルがあり
金曜日の夜は、スカパー!のファミリー劇場で「オカルトフライデー」があり
「ほん呪」を見ながら紅茶をズーズー飲んでいます。

な の で
怖い思いをすると、紅茶が飲みたくなります。
これはもう「パブロンの…」
もとい「パブロフの犬」ですw
ホントは猫にしたいですが、それはワガママというものです。

あなたにもそんな条件反射みたいなことはありませんか?

例えば
カツ丼を食べたら勝つ気がしてきた とか
恵方巻きを食べたら、人生えー方に向かう気がしまっせ。 なんてことw

なに?
それはゲン担ぎで条件反射じゃないって?
ごもっとも おっしゃるとおりですw

話はまたも大きく振りかぶりながら牽制していましたw
ホントはベッドの脇においてある
私自身が封印したダンボールのお話をしようとしていたのですが…。
そのダンボールがあるために机が使いずらく部屋もせまくるしくなっている。
でもそこに置かざろうえないのです。

今回は
当初予定の150文字を若干オーバーしてしまったので
続きは次回ということにしたいと思います。

みなみな様が幸多きことをお祈りして
今宵はマウスを置かせていただききます。

平成の残り火を静かに愛でながら


ナランチャ家学芸員 兼 厨房取締役若女将  ナランチャ